Decremented Blog

プログラミング、釣り、工作など、ジャンルを特に定めず、適当に書かれたブログです。

[計画停電] 自動車用バッテリを使った照明装置の製作方法

2011-03-16 22:00:35 | 趣味・その他
3/15より、震災による電力不足から、関東地方での計画停電が始まりました。
夜間の停電では、何らかの照明が必要になりますが、懐中電灯では十分な明るさがなく、また、災害時に重要な物資である乾電池を無駄に消費してしまいます。

そこで、自動車用のバッテリ、照明、充電器を使って停電用の電源装置を作ってみました。
自動車向けの携帯充電器や、ポータブルTVなども利用可能ですし、インバータを使えば普通の家電もある程度使えます。


この照明は、8Wの蛍光灯2本使っていますので、一般的なデスクライトくらいの明るさがあります。
懐中電灯なんて比較にならない明るさです。


■準備するもの
・車のバッテリ(私はドンキで売っていた40B19Rを使っています)
・バッテリの充電器(これとか
・照明装置(これとか
・シガーライタ分配アダプタ(これとか
・ビニールテープ(配線保護用)
・テスター(コードの極性確認)
・半田ごて(無くても可)

■充電器と分配アダプタの改造
分配アダプタは車のシガーライタソケットに繋ぐようになっているので、そのままバッテリに繋ぐことはできません。
逆に充電器は直接バッテリに繋げられるように、バッテリの端子を挟むクリップが付いています。
分配アダプタを改造して、この充電器のクリップを付ければ、分配アダプタをバッテリに直接つなぐことができます。

・分配アダプタの改造
まず、充電器のクリップを20cm位コードを残して切断してしまいます。
同じように分配アダプタのシガーライタプラグも20cm位コードを残して切断してしまいます。
切断した充電器のクリップを、分配アダプタに繋ぎ直します。
極性があるので、注意してください。ソケットは真中が+(赤クリップ)で、外が―(黒クリップ)です。
接続が正しければ、バッテリに接続すると分配アダプタのLEDが点灯します。
車のバッテリはかなりの電力がありますので、必ずコードの接合部はビニールテープで保護してください。


・充電器の改造
分配アダプタに付いていたシガーライタプラグを、今度は充電器に繋ぎます。
今度も極性に気を付けてください。
接続が正しければ、シガーライタプラグを分配アダプタに差し込むと、分配アダプタのLEDが点灯します(バッテリを接続していなくても)。


・ケースに詰める
邪魔にならないように、何らかのケースに入れると便利です。
私は、荷物整理用のコンテナに入れて使っています。

■使い方
・充電する。
分配アダプタをバッテリに接続し、充電器を分配アダプタに接続します。
充電器をコンセントに接続すれば充電されます。
充電の仕方は、充電器のマニュアルに従ってください。過充電に注意。

・照明を使う
分配アダプタから充電器を取り外し、代わりに蛍光灯を接続します。
今回用意した蛍光灯とバッテリだと、30時間くらい連続点灯できる計算になります。

・使わない
使わない時は、分配アダプタのクリップをバッテリから外しておきます。
無駄にバッテリを消耗しますし、ショートさせると火事の危険もあります。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
共感しました! (ヌプン)
2011-03-23 16:03:36
下のページの作者です。同じようなことを同時期に考えていて共感しました。分配アダプタの改造はなるほどと思いました。これからも新しいアイデアありましたら載せてください。楽しみにしています。

http://nupun.lolipop.jp/ke/