かなりの数なので何回かに分けての回顧・懐古。
19891223 リカちゃんハウス INAX 大阪 これが最初に行った展覧会。とにかくリカちゃんハウスは子供の頃から大好きで、いろいろ買ってもらってたので、すごく嬉しい展覧会だった。
これは図録。ここに載っているうちの 四つを持っている。そう、持っているのですよ。ただしだいぶボロボロ。
「リカちゃんハウスの変遷」の字のところの「リカちゃんママのブティック」から左斜めにかかるハウスは全部ある。
パットちゃんの変身ハウスなどなど。壁紙というか家の奥の様子を紙で差し替えに出来たりして面白かった。
展示はどこかの大学の先生のコレクションのもので、学生がたくさん来ていた。
こちらは図録の裏
家族がそろったのは随分後。なにしろわたしたちが現役でリカちゃんと遊んでいた頃、パパのフランツは行方不明。ちなみにママの織江さんの愛読書は「アンナ・カレーニナ」…なかなか深いよな。亭主行方不明妻の愛読書…
小1だったが学校の図書館に「アンナ・カレーニナ」があったので読んだ。基本的に当時すでに漢字の大半は読めたし、辞書を引くこともしたので、わからないなりにきちんと読んだのだった。
この図録を再読するとすごい人たちの対談もあり、今も読みごたえ十分。ただしこれは研究書でもあるので、ハウスの写真は少ない。それがちょっと残念。
19910725 グリコおまけ INAX 大阪 わたしはリカちゃん人形のうち姉のリエちゃん人形や別バージョンのレディーリカを愛していた。そして遊ぶ時にはグリコのおまけも仲間入りさせて楽しく遊んだ。今もグリコのおまけの家具系は棚に設置して、小さなドールハウス状態にしている。
この展覧会の翌月、芦屋市立美術博物館でもグリコのおまけ展が開催され、そちらにもいそいそと出向いたが、遠かったなあ。
19920604 上方の細工見世物 INAX 大阪
19920613 上方の細工見世物 INAX 大阪 これはあまりに良くて、良すぎて二度見に行った。もっと行ってもよかった。
わたしの見世物好き・見立てもの好き・生人形好きなのはかの展覧会からだと思う。元から好きだったものを形にしてもらえた感じ。
中でも松本喜三郎の美人な観音様の生人形(谷汲観音像)、幕末の浅草奥山での細工見世物のチラシに浮世絵、干物で拵えた細工物、陶器人形、菊人形。本当に魅力的他だった。
ああ…このチラシが今行方不明なのが無念。
わたしはこの展覧会から信濃橋の「せともの市」を知ったのだ。早速翌月信濃橋に出かけ有田焼の佳いのを買ったり、陶器人形を見たりした。
何もかも皆懐かしい…
19921219 金鯱 INAX 大阪
19930116 金鯱 INAX 大阪 何故これを大阪でしたのかよくわからないのだが、面白いのは面白かった。つまり名古屋人がいかにシャチホコを自慢にしているかを熱く語る内容だったのだ。妙な迫力があったわ。
19930624 立版古 INAX 東京 これ元々は大阪だけでの展示だったのが面白いからと先に東京へ横取りされたという展覧会なのよね。すごい面白くて楽しかったわ。肥田先生のコレクション。10/10分のと内容は一緒。
19930913 遊牧民の暮らし-ゲルのコスモロジー INAX 東京 この当時モンゴルの草原暮らしの人々の住居は中国語での通称「パオ」が主流で、この展覧会で初めて「ゲル」というモンゴル語の名を知ったわけだ。しかしなかなかわたしの周囲には知られず…
今この絵ハガキ見たら、けっこう情報量の多い絵が描かれているな。
19931010 立版古 INAX 大阪 もちろん楽しみました。
19931127 夢の軌跡 INAX 大阪 詩人・倉橋健さんの詩と共にモノクロで近代建築写真が並ぶ。とても幻想的でありかつ情緒的な展示。これは大阪オリジナルの展示で、だから建築も関西のに限られていた。この展示から近代建築へのときめきが本当に始まったと思う。
19940130 ゲルのコスモロジー INAX 大阪 行きましたよ。
19940211 電話ーコミュニケートジャングル INAX 名古屋
たどり着くのに手間取った。電線とかまあ色々とやね…しかしそうしたものよりも、むしろ現代アート的なアプローチの展覧会でした。
電信電話業界に生きているので、そうした意味でも興味があって見に行った。これは名古屋オンリー展。
この日は徳川美―愛知県美―松坂屋―INAX―ヒマラヤ美を巡った。
19940417 階段の物語 INAX 大阪 この展覧会がまたとても素晴らしくて…
出雲大社の復元模型のミニチュアもあり、何か神様な感じがした。
当時の新聞や雑誌の紹介の切り抜き。
19940503 大阪松竹座-なつかしのデザイン INAX 大阪 これはもうサヨナラへの追悼ものでもある。
97年に映画館から劇場へかわり、ファサードだけ残したというか…まあ踏襲したわけです。
参考
「亜細亜の嵐」なんていう古い映画のポスターもあり♪桜咲く道 なんて松竹少女歌劇団の歌も流れていた。
この辺りの資料は今の大阪歴博が持っているのも嬉しい。
19940514 耳の建築 INAX 東京 水琴窟の再現は良かった。
19940522 大阪松竹座-なつかしのデザイン INAX 大阪 前掲。
19940805 見立百景 INAX 東京
19940924 見立百景 INAX 大阪
19941113 見立百景 INAX 大阪 三回も見たが実はよくわからない意図だった。
19950225 INAX大阪・10年の歩み INAX 大阪
本来この時西宮戎の展覧会をする予定だった。しかしこの時、阪神大震災が起こり、急遽差し替えでこの展示。
チラシぺたぺた。
この日、三世猿之助の「天下茶屋聚」をみて特に「かまぼこ小屋」の場に惹かれた。
猿之助さんが地震見舞いを懸命に話していたのが忘れられない。
ちなみにこちらは東京での開催の絵ハガキ
続く。
19891223 リカちゃんハウス INAX 大阪 これが最初に行った展覧会。とにかくリカちゃんハウスは子供の頃から大好きで、いろいろ買ってもらってたので、すごく嬉しい展覧会だった。
これは図録。ここに載っているうちの 四つを持っている。そう、持っているのですよ。ただしだいぶボロボロ。
「リカちゃんハウスの変遷」の字のところの「リカちゃんママのブティック」から左斜めにかかるハウスは全部ある。
パットちゃんの変身ハウスなどなど。壁紙というか家の奥の様子を紙で差し替えに出来たりして面白かった。
展示はどこかの大学の先生のコレクションのもので、学生がたくさん来ていた。
こちらは図録の裏
家族がそろったのは随分後。なにしろわたしたちが現役でリカちゃんと遊んでいた頃、パパのフランツは行方不明。ちなみにママの織江さんの愛読書は「アンナ・カレーニナ」…なかなか深いよな。亭主行方不明妻の愛読書…
小1だったが学校の図書館に「アンナ・カレーニナ」があったので読んだ。基本的に当時すでに漢字の大半は読めたし、辞書を引くこともしたので、わからないなりにきちんと読んだのだった。
この図録を再読するとすごい人たちの対談もあり、今も読みごたえ十分。ただしこれは研究書でもあるので、ハウスの写真は少ない。それがちょっと残念。
19910725 グリコおまけ INAX 大阪 わたしはリカちゃん人形のうち姉のリエちゃん人形や別バージョンのレディーリカを愛していた。そして遊ぶ時にはグリコのおまけも仲間入りさせて楽しく遊んだ。今もグリコのおまけの家具系は棚に設置して、小さなドールハウス状態にしている。
この展覧会の翌月、芦屋市立美術博物館でもグリコのおまけ展が開催され、そちらにもいそいそと出向いたが、遠かったなあ。
19920604 上方の細工見世物 INAX 大阪
19920613 上方の細工見世物 INAX 大阪 これはあまりに良くて、良すぎて二度見に行った。もっと行ってもよかった。
わたしの見世物好き・見立てもの好き・生人形好きなのはかの展覧会からだと思う。元から好きだったものを形にしてもらえた感じ。
中でも松本喜三郎の美人な観音様の生人形(谷汲観音像)、幕末の浅草奥山での細工見世物のチラシに浮世絵、干物で拵えた細工物、陶器人形、菊人形。本当に魅力的他だった。
ああ…このチラシが今行方不明なのが無念。
わたしはこの展覧会から信濃橋の「せともの市」を知ったのだ。早速翌月信濃橋に出かけ有田焼の佳いのを買ったり、陶器人形を見たりした。
何もかも皆懐かしい…
19921219 金鯱 INAX 大阪
19930116 金鯱 INAX 大阪 何故これを大阪でしたのかよくわからないのだが、面白いのは面白かった。つまり名古屋人がいかにシャチホコを自慢にしているかを熱く語る内容だったのだ。妙な迫力があったわ。
19930624 立版古 INAX 東京 これ元々は大阪だけでの展示だったのが面白いからと先に東京へ横取りされたという展覧会なのよね。すごい面白くて楽しかったわ。肥田先生のコレクション。10/10分のと内容は一緒。
19930913 遊牧民の暮らし-ゲルのコスモロジー INAX 東京 この当時モンゴルの草原暮らしの人々の住居は中国語での通称「パオ」が主流で、この展覧会で初めて「ゲル」というモンゴル語の名を知ったわけだ。しかしなかなかわたしの周囲には知られず…
今この絵ハガキ見たら、けっこう情報量の多い絵が描かれているな。
19931010 立版古 INAX 大阪 もちろん楽しみました。
19931127 夢の軌跡 INAX 大阪 詩人・倉橋健さんの詩と共にモノクロで近代建築写真が並ぶ。とても幻想的でありかつ情緒的な展示。これは大阪オリジナルの展示で、だから建築も関西のに限られていた。この展示から近代建築へのときめきが本当に始まったと思う。
19940130 ゲルのコスモロジー INAX 大阪 行きましたよ。
19940211 電話ーコミュニケートジャングル INAX 名古屋
たどり着くのに手間取った。電線とかまあ色々とやね…しかしそうしたものよりも、むしろ現代アート的なアプローチの展覧会でした。
電信電話業界に生きているので、そうした意味でも興味があって見に行った。これは名古屋オンリー展。
この日は徳川美―愛知県美―松坂屋―INAX―ヒマラヤ美を巡った。
19940417 階段の物語 INAX 大阪 この展覧会がまたとても素晴らしくて…
出雲大社の復元模型のミニチュアもあり、何か神様な感じがした。
当時の新聞や雑誌の紹介の切り抜き。
19940503 大阪松竹座-なつかしのデザイン INAX 大阪 これはもうサヨナラへの追悼ものでもある。
97年に映画館から劇場へかわり、ファサードだけ残したというか…まあ踏襲したわけです。
参考
「亜細亜の嵐」なんていう古い映画のポスターもあり♪桜咲く道 なんて松竹少女歌劇団の歌も流れていた。
この辺りの資料は今の大阪歴博が持っているのも嬉しい。
19940514 耳の建築 INAX 東京 水琴窟の再現は良かった。
19940522 大阪松竹座-なつかしのデザイン INAX 大阪 前掲。
19940805 見立百景 INAX 東京
19940924 見立百景 INAX 大阪
19941113 見立百景 INAX 大阪 三回も見たが実はよくわからない意図だった。
19950225 INAX大阪・10年の歩み INAX 大阪
本来この時西宮戎の展覧会をする予定だった。しかしこの時、阪神大震災が起こり、急遽差し替えでこの展示。
チラシぺたぺた。
この日、三世猿之助の「天下茶屋聚」をみて特に「かまぼこ小屋」の場に惹かれた。
猿之助さんが地震見舞いを懸命に話していたのが忘れられない。
ちなみにこちらは東京での開催の絵ハガキ
続く。