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365 photo diary

写真って、その瞬間の想いを伝えるもの。
見返したときに撮った瞬間が蘇るような、そんな写真を撮っていきたい

Windows8アップグレードの注意点(2)ローカルアカウントの勧め

2013-01-14 00:00:41 | テクノロジー
前回の「 Windows8アップグレードの注意点(1)UEFIインストール 」に続き、
本日はインストール中の注意点を紹介していきます。


なお、前提として、こういうニーズがある人もいるかと思います。

「きちんと正規のライセンスを持っているが、
HDD(SSD)を新規で買ったので、そちらにクリーンインストールを行いたい」


この場合、Windows7などのインストールを先に行うことなく、
アップグレード版のみを使ってクリーンインストールすることも可能です。

私が試して実際に成功した方法は以下の通り!


◆アップグレード対象のOS(Windows7など)を違う物理ディスク上にインストール◆
→今のHDD(SSD)とは別に新しく買ったHDD(SSD)をパソコンに接続すればOKです。
 もし1台しかHDD(SSD)がセットできない場合、今までのHDD(SSD)を一旦取り出し、新しいHDD(SSD)を取り付け、既存のHDD(SSD)はUSB-SATA変換ケーブルなどを使って外部ディスクとして接続しましょう。
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物理的に別のディスクにOSが入っていたとしても、
アップグレード版を使って新しいディスクにクリーンインストールが可能です♪

もし既存のディスクにクリーンインストールしたい場合、
20GBくらいある外部ディスクが用意できれば、
そこにWindows7などをインストールしたうえで、
上と同じような手順を踏むことで同じことができるはずです。



では、本題に移りましょう。

とりあえず分かりやすくするため、
インストールを最初から順を追っていきます。


(1)UEFI対応のUSBメモリから、Windows8のセットアッププログラムを実行

(2)言語とキーボードレイアウトの設定
→日本語で使う場合は特に変更の必要なし

(3)プロダクトキーの入力

(4)ライセンス条項への同意

(5)インストールの種類を選択
→クリーンインストールの場合、「カスタム」を、設定を引き継ぐ場合「アップグレード」を選択。
 ここではUEFIインストールを行うためにも、クリーンインストールがお勧めです。

(6)インストール場所の選択
→新規ディスクにインストールする場合でも、既存ディスクにインストールする場合でも、
一旦フォーマットを行った後、GPTドライブにした上で次に進みましょう。

(7)再起動が数回行われたのち、個人設定画面へ

(8)パーソナル設定で、配色とコンピューター名を決定する
→後で変えられるので適当でかまいません

※なお、無線LAN機能を備えたノートパソコンなどの場合、
ここで無線LANの設定も行います。
もちろん、後回しにすることも可能です。

(9)個人設定で細かいWindowsの設定を行う
→よくわからない人は「簡単設定を使う」を選択すれば大丈夫です。
 もし一部の個人情報をMicrosoftに送信したくない人は「自分で設定する」を選択し、「Windowsとアプリの機能向上のために、情報をMicrosoftに送る」の項目をすべて「オフ」に設定しましょう。


(10)PCへのサインインでは必ず下部にある「Microsoftアカウントを使わずにサインインする」を選択します

→ここが今日のブログの最大のポイントです!!
 Microsoftはもちろんマイクロソフトアカウントの使用を推奨していますが、仮にマイクロソフトアカウントに日本語名を使用していた場合、ユーザーフォルダが日本語名になってしまいます。マイクロソフトアカウントなんて持ってないよ!という方でも、次の指名入力欄で日本語の名前を入力すると、やはりユーザーフォルダが日本語名になってしまいます…
 しかし、パソコンとは英語圏の国で生まれただけあって、内部では当然漢字などというものは使われておりません。そのため、ユーザーフォルダが日本語名になってしまうと、変な不具合が出る可能性が急激にアップしてしまいます…

 回避する方法は主に3点!

 1.マイクロソフトアカウントを持っている方の場合、事前にマイクロソフトアカウント丹路不インし、氏名を英語名に変えておく

 2.マイクロソフトアカウントを持っていない人の場合、次に設定する指名の乱を英語名で設定する

 3.今はマイクロソフトアカウントを作らずローカルアカウントを作り、後ほど改めてマイクロソフトアカウントに切り替える


 おそらく3番が一番簡単なのでこのブログでは3を前提に進めていきます。


(11)マイクロソフトアカウントとローカルアカウントの違いの説明画面が出るので、右の「ローカルアカウント」を選択する


(12)ユーザー名(絶対に半角英数字で!)、パスワード、パスワードのヒントを決める

→ここが重要ポイントです!!

 絶対にここでのユーザー名は半角英数字で設定してください。


(13)これにて設定は完了です。
→操作説明のアニメーションが流れながら、裏でセットアップを行っています。
 操作方法がWindows7までとは結構違うので、見てみると面白いかもです。

(14)これにてWindows8のインストールがは完了です。
→後は、いつものOSインストールと同様、チップセットやドライバなど必要なソフトをインストールしていきましょう。
 この時のポイントは、必ず最新版を各マザーボードメーカーからゲットの上インストールすることです。
 せっかくのクリーンインストールのタイミングなので、すっきり最新版でまとめたいところです^^


無事にインストール完了できましたでしょうか?
この後もチップセットやドライバのインストールが残っていますので、
もう少しだけがんばってみてください!


最後に、参考までに私のエクスペリエンスインデックスを!

深澤裕から始まるブライダル革命-エクスペリエンスインデックス


最新のCPUとメモリ16GBを使い、さらに最新のSSDにインストールしているだけあって、
プロセッサとハードディスクのスコアは抜群です!
グラフィックスはオンダイのHD4000を使っているので低スコアでもしょうがないですね(^^;


次回は、
無事にUEFIインストールが成功したのか!?
を確認する方法を紹介したいと思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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Samsung SSD 840 PROレビュー ~実測編

2013-01-10 00:00:53 | テクノロジー
前回の「 Samsung SSD 840 PROレビュー ~スペック編 」に続き、
引き続き更新していきます!

本日は、SSD 840 PRO 256GBの速度を、
ベンチマークソフトを使いながら実際に計測していきましょう。
比較対象はおなじみの「Plextor M3P 128GB」です。


まずは定番、「CrystalDiskInfo 4.6.2」で
SSD 840 PRO 256GBの情報を見てみましょう。

深澤裕から始まるブライダル革命-Crystal Disk Info


特に変わったことはありませんね(笑)


なお、今回、ベンチマークテストを行うPCの環境は以下の通りです。

【ベンチマークテスト環境】
CPU :Core i7-3770(無印)
マザーボード :ASUS P8H77-M PRO
メモリ :(CORSAIR)DDR3 PC3-12800 4GB×4
グラフィックカード :HD4000(内蔵GPU)
HDD :M3PにOSをインストール済み。データは別HDD
OS :Windows 7 Home Premium 64bit SP1

なお、M3Pには既にWindows 7が入ってしまっておりますのでご注意ください。
実験結果を見る限り大きな速度の低下は見られないので、気にせず行っています。



それではお待ちかねの測定タイム!
使用したベンチマークソフトは以下の3つです。

(1)CrystalDiskMark 3.0.1 x64
HDD、SSD、USBメモリ、SDカード、NASなどの
記憶メディアの読み書き速度を計測できるベンチマークソフトです。

(2)HD Tune 2.55
HDDのパフォーマンスをベンチマーク測定できる他、
HDD内の破損クラスタを手軽にチェックできるソフトです。
ベンチマークでは、データ転送速度の最小値・最大値・平均値の他、
アクセス速度やバースト速度なども計測出来るのが特徴です。

(3)AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508
4種類の異なった読み書き速度(転送速度テスト)、
コピーしたデータの転送速度(コピーテスト)、
読み書き速度と圧縮率の関係(圧縮テスト)、
と3つのテストが行えるSSD専用のベンチマークソフトです。



(1)CrystalDiskMark 3.0.1 x64の結果

まずはテストデータとして、「All 0x00(0 Fill)」(1,000MB)を使ったテストを行いました。


・SSD 840 PRO 256GB

深澤裕から始まるブライダル革命-CDM_840P_1000MB_0Fill


・PX-128M3P 128GB

深澤裕から始まるブライダル革命-CDM_m3p_1000MB_0Fill



結果はスペック表での優劣と同様、SSD 840 PRO 256GBの圧勝

シーケンシャルリードのみ、そこまで大きな差が付いていない状況ですが、
その他は1.5倍ほどパフォーマンスが高いようです…

発売時期はわずか8か月ほどしか変わらないのにここまで差が開くとは…恐るべし。。


次はテストデータとして「ランダムデータ」(1,000MB)を使ってみます。

ランダムデータの場合、原理的に圧縮するのが難しいデータなので、
もし圧縮率によって転送速度が変わるコントローラの場合、
転送速度が遅くなるはずです。

一方、先に行った「All 0x00(0 Fill)」の場合、
すべて0のデータでテストを行うため、圧縮が容易となり、
圧縮型のコントローラの場合有利になります。

そのためここでは、数値の変化も注目してみてください。


・SSD 840 PRO 256GB

深澤裕から始まるブライダル革命-CDM_840P_1000MB


・PX-128M3P 128GB

深澤裕から始まるブライダル革命-CDM_m3p_1000MB



多少の前後はあるものの、誤差は大きくても1%程度であり、
確かに圧縮率には影響を受けないコントローラであるといえそうです。

そしてやはりここでもシーケンシャルリード以外はほぼ1.5倍の差…がついてしまいました。



(2)HD Tune 2.55の結果

次は「HD Tune 2.55」を使ったテストです。

なお、縦軸は転送速度(単位:MB/秒)、
横軸は容量ベースの位置
(HDDで言えばヘッドの位置で、0%:最外周(外側)、100%:最内周(中央))
です。


まずはSamsung SSD 840 PRO 256GBから。

深澤裕から始まるブライダル革命-HDTune_840P


次はPlextor PX-128M3P 128GBです。

深澤裕から始まるブライダル革命-HDTune_m3p



ここで注目すべきは「ディスク領域ごとの転送速度のばらつきの有無」、
つまりどれくらい綺麗に横一直線になっているか、です。

一見するとSSD 840 PROの方がばらつきが少ないようにも見えますが、
最大値と最小値の差を取って、平均から除することで
簡易的にばらつき具合を見てみると、
以下の表のようになります。

 

SSD 840 PRO 256GB

PX-128M3P 128GB

最大転送速度-最小転送速度

54.7MB

31.5MB

ばらつき度合い

13.4

9.8



この通り、どの領域でも安定した転送速度が出せる、
という意味ではM3Pに軍配が上がりました。

ただ、いずれにせよ、M3Pの最大転送速度(333.9MB/秒)ですら、
840 PROの最小転送速度(391.6MB/秒)に全く及ばないため、
実質的には840 PROの方が明らかに優れているということが分かります。



(3)AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508の結果

次は「AS SSD Benchmark」を使って、
転送速度、コピー速度、圧縮率との関係について詳細なデータをとってみます。


(a)転送速度テスト

最初に行うのは転送速度テストです。
趣旨としては「CrystalDiskMark」と同じです。


・SSD 840 PRO 256GB

深澤裕から始まるブライダル革命-ASSSD_840p_ベンチ


・PX-128M3P 128GB

深澤裕から始まるブライダル革命-ASSSD_m3p_ベンチ



全体的に、特に書き込み速度の低下が著しいですが、
全体的な傾向としてはどの項目でも840 PROの優位性が際立っています。

スコアを見ても、30%ほど優れていることが分かり、
史上最速」の名に恥じない結果になっていることが分かります。


(b)コピーテスト

次に行うのはコピーテストです。
各データの意味は以下の通りです。

・ISO:巨大な単体ファイルを想定
・Program:
多くの小さなファイルからなるフォルダのコピーを想定
・Game:
大きなファイルと小さなファイルの双方を含んだフォルダのコピーを想定


・SSD 840 PRO 256GB

深澤裕から始まるブライダル革命-ASSSD_840P_copy



・PX-128M3P 128GB
深澤裕から始まるブライダル革命-ASSSD_m3p_copy


ファイルコピーにかかる時間ということで、より実使用に近いベンチマークとなるはずです。

ここでも全体的には同様の傾向です。

特徴的なのはProgramで、最も大きな約2秒もの差がついてしまいました。
多数の細かなファイルをコピーするProgramにおいて
ここまで大きな差が付いたということで、
やはりランダムアクセスの性能差の違い
がここでも如実に表れているということでしょう。


(c)圧縮テスト

最後に行うのは圧縮テストです。
縦軸は転送速度(MB/秒)横軸は圧縮度を表しているため、
グラフの折れ線が右肩上がりになった場合、
圧縮機能とデータの転送速度との間に正の相関があることが分かります。


・SSD 840 PRO 256GB

深澤裕から始まるブライダル革命-ASSSD_840P_comp


・PX-128M3P 128GB

深澤裕から始まるブライダル革命-ASSSD_m3p_comp



M3Pがやけに上下に波打っているのが気になりますが、
どちらもほぼ横一直線で、予想通り
圧縮率によって転送速度が影響されないコントローラ
を採用しているのが分かります。

また、
SSD 840 PROはリードとライトの転送速度にあまり差が付いていない
ことも分かります。


いかがでしたでしょうか。

全体的にはやはりSamsung SSD 840 PROの圧勝、といったところでしょうか。
さすが、最新のSSDは訳が違いますね!



次回は、付属ソフトの
Samsung SSD Magician Software Ver.3.2
について見ていきたいと思います。

特に、このソフトはまだ英語版と中国語版しかないようなので、
日本語訳的な意味でもこのブログがお役にたてれば・・・
と思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


■Samsung SSD 840 PROレビュー
Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀
Samsung SSD 840 PROレビュー ~スペック編



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Windows8アップグレードの注意点(1)UEFIインストール

2013-01-06 00:00:17 | テクノロジー
Windows8にアップグレードする際のポイントを
今日から2点ほど書いていきたいと思います。

もちろん新規インストールの場合も同じ問題が出てきますので、
いずれにせよWindows8の導入を検討している方は、
ぜひ意識してインストールしてみてください!

ちなみに、巷ではWindows8の評判がとても悪いようですが、
普通に良いOSだと思います。
評判が悪い理由はおそらく、
自分なりにカスタマイズしないとまともに使えるようにならないからでしょう…

とはいえ、この点は今までのWindowsでも一緒でしたが(^^;


ただ、今回の8は、カスタマイズしないと使えない具合が、
7よりも多いのは間違いありません。
その意味で、とにかく何もいじらないで使いたい!
みたいな方は7を使い続けたほうが良いかも?です。

さて、Windows8の性能を遺憾なく発揮させるためには、
UEFIインストールをする必要があります。


(1)UEFIとは?
「Unified Extensible Firmware Interface」の略で。
従来、OS起動時にはマザーボードが用意したBIOSというプログラムを使っていましたが、
これはとても古い規格で、現在のPCシステムには即さなくなってきました。
(例えば、ハードディスクを2.2TBまでしか認識できません)

そのため、従来のBIOSを置き換える新しい仕組みの導入が必要となり、
そこで出てきたのがUEFIというわけです。


(2)UEFIインストールとは
現在のマザーボードはBIOSとUEFIの両方に対応しています。
しかし、OSが起動時に実行するプログラム(ブートローダー)が
EFIに対応している必要があります。
そのためには、WindowsのインストールをEFIから起動して行う必要があり、
そうすることで初めてEFIブートローダーが導入され、
UEFIの恩恵がWindows起動時に受けられることになります。


(3)UEFIインストールに必要な条件
Windows8のインストール前に、やることが結構あります(^^;
順不同でまとめてみました。

 1.マザーボードがUEFI2.0以降に対応していること
  →BIOS設定画面がグラフィカルなら対応しています。
   一部、グラフィカルでない場合も対応していることがあるので、
   説明書に記載されている仕様を確認してみましょう。

   または英語サイトにはなってしまいますが、
   Windowsに正式対応した製品のリストが以下に記載されています。
    ⇒ Windows Certified Products List

   なお、一番確実なのは「Windows 8 Ready」のマザーボードを使うことです。
   買った時の箱か、もしくはそのマザーボードの公式サイトに行けばわかります。
   そうすることで、Fast Bootという機能が使えるようになります。
   これは電源オンからわずか数秒でWindowsが起動出来る恐ろしい機能です…

   が、私は理由があって、敢えてこの機能は使っていません。
   それも後ほど書ければ、と思います。

 2.Windows 8 の64bit版を用意する
  →32bit版はそもそも対応していません。
   最近はメモリも安くなってきましたし、どうせ導入するなら64bit版がお勧めです。

 3.BIOSを最新版に更新
  →お使いのBIOSを最新版に更新しておきましょう。
   特に、Windows8発売後には、8専用の機能が追加されている可能性高いです。

   なお、BIOS更新時は、必ず説明書を見て行ってください!
   変なことやっちゃうと、とっても面倒くさいことになります(^^;

   また、BIOSアップデート後は、設定が初期状態にリセットされています。
   最低でも、SATAモードがAHCIになっていること、
   また、メーカーによってはPCI ROMをEFIに変えておくこと、を忘れずに!

 4.記憶媒体をGPT(GUID Partition Table)で初期化する
  →インストール時にGPT化することもできるので、
   その場合、空のディスクかデータを削除しても良いディスクを用意します。
   アップグレード前にディスクをGPT化する場合は以下の手順でどうぞ!

   a) 「コンピュータ」を右クリックし「管理」を選択
   b) 「記憶域」の下の「ディスクの管理」をクリック
   c-1) データが入っている場合は、「フォーマット」を。

深澤裕から始まるブライダル革命-フォーマット


   c-2) フォーマット後、もしくはデータが入っていない空の場合「GPTディスクに変換

深澤裕から始まるブライダル革命-GPTディスクに変換


   選択肢が「MBRディスクに変換」となっている場合、すでにGPTなのでOKです!



(4)起動ディスク用のUSBメモリの作成
後で書きますが、DVDメディアを作ってインストールする場合、
なんと、光学ドライブがUEFIに対応してようがいまいが、
なぜかUEFIインストールできない仕様になっています…

おそらくアップグレードデータのバグでしょうが、
未だに直っていないようで…

しょうがないので、USBメモリを使ってインストールすることにしましょう。

まず、中身が空っぽ、もしくは消しても良い、
3GB以上あるUSBメモリを用意してください。
 ※Windows8のアップグレードデータが2.5GBくらいあります。


そのUSBをパソコンに差し込んだうえで、
「コマンドプロンプト」を管理者権限で立ち上げましょう。

 ※スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト
  →右クリック→「管理者として実行」


その後、以下のようにコマンドを打っていってください。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

C:\Users\xxxxx>diskpart <diskpartを起動します>
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナミックGPT
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン xxx GB xxx KB
ディスク 1 オンライン xxx GB xxx KB
ディスク 2 オンライン xxx GB xxx KB
ディスク 3 オンライン xxx GB 0 B

  →USBメモリが挿さっているディスク番号を確認します。
   容量で確認しましょう。

DISKPART> select disk 3</diskpartを起動します>
<diskpartを起動します>ディスク 3 が選択されました。

  →確実にUSBメモリのディスク番号を入れてください。
   他の番号を入れると…恐ろしや…
<usbメモリを選択>

DISKPART> clean <usbメモリのパーティション解除>
DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。
DISKPART> create partition primary
DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。
DISKPART> select partition 1
パーティション 1 が選択されました。
DISKPART> active
DiskPart は現在のパーティションをアクティブとしてマークしました。
DISKPART> format fs=fat32 quick <fat32でクイックフォーマット>
100% 完了しました
DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。
DISKPART> assign <usbメモリを接続>
DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。
</usbメモリを接続></fat32でクイックフォーマット></usbメモリのパーティション解除></usbメモリを選択></diskpartを起動します>
<diskpartを起動します><usbメモリを選択><usbメモリのパーティション解除><fat32でクイックフォーマット><usbメモリを接続>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これで一通り準備は完了です♪
このUSBは後で使うので、挿したままで大丈夫です。


(5)Windows8インストールメディアの作成
準備が整ったら、いよいよWindows8へのアップグレードです!

と、その前にもうひと作業が(^^;

普通に店頭でインストール用のCDを買った方は不要ですが、
インターネット経由でアップグレード版を購入した方の場合、
インストールメディアがありません。。

ので、まずはインストールメディアを作る必要があります!


 1.以下にアクセスし、「Pro を ¥3,300 でダウンロードする」ボタンをクリック
  → Windows8を購入する

   1月31日までは3,300円で購入できるようです。
   一定の条件を満たした場合、1,200円で購入することも可能です。

 2.「Windows8-UpgradeAssistant」のダウンロードが始まります
  →ダウンロード完了後、実行しましょう

 3.互換性の確認後問題なければ、引き継ぐ項目を選択します

   a) Windowsの設定、個人用ファイル、アプリ
   b) 個人用ファイルのみ
   c) 何も引き継がない

   何かを引き継ぐと、変な部分まで引き継いでしまうのが嫌なので、
   私の場合、こういう際には必ずクリーンインストールをするようにしています。
   なので、私は「何も引き継がない」をチェックしました。

 4.注文画面で、必要に応じてプロモーションコードを入力します
  →その後、クレジットカード情報などを入れていくと、ダウンロード開始です。

 5.ダウンロードが完了すると、以下の選択肢が出ます

   a) 今すぐインストール
   b) メディアを作ってインストール
   c) 後でデスクトップからインストール

   ここではbの「メディアを作ってインストール」を選びましょう。

 6.使うメディアとして、「USBフラッシュドライブ」を選択します

  →ISOをDVDに焼くことも可能ですが、バグでUEFIインストールができません…

 7.挿入済みのUSBを選択し、プログラムをコピーしたら、いったん終了します。



(6)Windows8のインストール
ここまで来たらあと1歩です。

Windowsを再起動し、F8を連打します。

そうすると、ブートメニューが出てくるはずなので、
UEFI: xxxxx」(xxxxxの部分はUSBメモリの名前)を選択しましょう。

頭に「UEFI」と付いているものを選ぶのがポイントです。


これで、いつものようにWindows8のセットアップ画面が表示されます。

めでたしめでたし^^


ちなみに、きちんとUEFIインストールができたのか、
それとも、実は失敗しちゃったのか…
それの見分け方も次々回くらいに確認方法をまとめておきます。


次回は、インストール時の注意点をまとめてみます。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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</usbメモリを接続></fat32でクイックフォーマット></usbメモリのパーティション解除></usbメモリを選択></diskpartを起動します>


Samsung SSD 840 PROレビュー ~スペック編

2013-01-02 00:00:52 | テクノロジー
昨年の「 Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀 」に続き、
今年も引き続き更新していきます!

本日は、実測に入る前に、SSD 840 PRO 256GBのスペック編です。


詳しい技術的なバックグラウンドを見る前に、
まずは「SSD 840 PRO 256GB」のスペックを確認しておきましょう。

今回、ちょうど手元に「Plextor M3P」があるため、それとの比較もしていきます。

Plextor M3P」は今でこそ後継の「M5P」が出ていますが、
いずれにしても同じ世代では頭一つ抜けた
速さと安定性を提供してくれていたSSDですので、
SSD 840 PROと比べてどの程度差が付くのか、もしくは付かないのか、
私自身、ドキドキわくわくです。

こちらも後々検証していきますので、お楽しみに!

それでは容量が違うという問題はありますが、両者の比較表が下記になります。


  SSD 840 PRO256GB Plextor M3P128GB
                 読み書き速度
シーケンシャルリード 540MB/sec 535MB/sec
シーケンシャルライト 520MB/sec 350MB/sec
4Kランダムリード
(4K QD32)
100,000IOPS
(≒391MB/sec
75,000IOPS
(≒293MB/sec
4Kランダムライト
(4K QD32)
90,000IOPS
(≒352MB/sec
69,000IOPS
(≒270MB/sec
4Kランダムリード
(QD1)
9,900IOPS
(≒38.7MB/sec
4Kランダムライト
(QD1)
31,000IOPS
(≒121MB/sec
                 その他の仕様
コントローラ MDX Marvell 88SS9174
フラッシュメモリ Samsung 20nm MLC NAND TOSHIBA 24nm MLC NAND
キャッシュメモリ LPDDR2 SDRAM 512MB DDR3 256MB
厚さ 7mm 7mm
同梱ソフトウェア ・Norton Ghost
(データ移行用)
・Magician Software
(SSD管理用)
Acronis True Image 2010 OEM HD
(データ移行用)
消費電力(動作時) 0.069W 2.8W
保証期間 5 5



数字を見ていただければわかる通り、
シーケンシャルリード(意訳:大きめのファイルの読み込み速度)以外は、
SSD 840 PRO 256GB」の圧勝です(@_@;)!

なお、ランダムリード/ライト(意訳:通常のファイルを読み書きする速度)では
IOPS(Input Output Per Second)という単位を使っていて分かりづらいため、
データが4KBと仮定した際の転送速度も併せて併記しておきました。

このスペック上の差が、実測でどの程度「差」として実現してしまうのか…
興味津々です。

実測値の計測まで、もう少しお待ちください!


その他の仕様も結構な違いがあります。
果たして、MDXとは何者で、どんな特性を持っているのか…
こちらも後程明らかにしていくのでお楽しみに!


それ以外でも、

・ キャッシュメモリの容量が2倍も違っていたり、
・ LPDDR(低消費電力版DRAM)を使っているためか、消費電力が桁違いに小さかったり、
・ SSD管理用のソフトウェアが付属していたり…

スペックだけ単純に見てしまうとSSD 840 PROの優位性が際立っています。



それではSSD 840 PROについて、
中身をもう少し深堀してみていきましょう。

先ほどのパンフレットに加え、
個人的にウェブなどを使って調べた結果も加味しまとめてみました。


まず、SSDを語るにあたって欠かせないのが、コントローラの出来具合です。

SSDの性能は、実装するフラッシュメモリやキャッシュメモリの容量より、
搭載されるコントローラの出来で決まる、といっても過言ではないからです。

昨今のSSDコントローラの流行は、
Intelも採用しているSandForce社製コントローラのように、
データを圧縮しながら保存していくタイプです。

しかし圧縮タイプのコントローラの場合、
既に圧縮してあるファイル(MPEG系の動画、JPEG画像、ZIPなど)や
暗号化されたファイルではほとんど効果がないなど、
ファイルの種類によって大きく能力が左右されてしまうという欠点があります。

そのため、私もSSDを選ぶときは圧縮率に影響を受けず、
かつ実績もあるMarcell製コントローラ、
およびそれを採用したPlextorの使用にこだわってきた経緯があります。


そんな中、
10月24日にSamsungからSATA 3.0対応の2.5インチSSD
Samsung SSD 840」ファミリー9製品が発売されました!

ラインナップは以下の2種類です。

① ITプロフェッショナル向けの「Samsung SSD 840 PRO」
② メインストリーム向けの「Samsung SSD 840」

SSD 840 PROは128G/256G/512Gバイト、
SSD 840は120G/250G/500Gバイト
のモデルが用意されています。


肝心のコントローラは、なんと、自社製!

先代のMCXをさらに進化させた、
新世代のSamsung MDXコントローラとなっているようです。

先代と比べARM 9(220MHz)からARM Cortex-R4(300MHz)
強化されたこのプロセッサは、
なんと3つあるコア(脳みそみたいな部分です)の内、
1つをまるごとランダムアクセス専用に割り振っているようです。

よほどランダムアクセスに力を入れていることが分かります。

そのおかげもあり、SSD 840 PROでは
単体のSSDとして世界初となる
10万IOPS(Input Output Per Second)のランダムアクセス
を達成した、とのこと。

これは期待せざるを得ませんね…!


ちなみに、840(無印)の840 PROとの最大の違いは、
NANDフラッシュにTLC(Triple Level Cell)が採用されている点です。
(840 PROはMLC)

MLCの保存データは1セル当たり2bitですが、
TLCでは3bitの保存が可能なため
MLCより安価に大容量化が可能な点がメリットです。

しかし一方で、書き換え可能回数はMLCより少なくなり、
SSDの寿命が短くなるデメリットもあります。

そのデメリットを相殺するため、
840(無印)では容量の一部を
オーバープロビジョニング(予備)領域に使用することに加え、
ファームウェアをチューニングし、
同一セルへの書込回数を減らすことで耐久性を確保しているようです。

これは840(無印)が840 PROに比べて記録容量が小さく、
保証期間も3年と短くなっていることからも分かります。


なお、個人的にもう一つ驚いたのが、消費電力の低さです。

キャッシュメモリに省電力なLPDDR2 SDRAMを採用しているせいか、
840 PROの動作時電力は旧モデルとなるSSD 830の待機時電力さえをも下回り、
動作時で45%、待機時で30%もの消費電力低減を果たしたということです。

これはモバイルPCの強い味方になることは間違いないでしょう!



いかがでしたでしょうか。
少しマニアックな用語が多くなってしまい反省です(^^;

最後に、「そもそもSSDってなんだ!?」という、
パソコンにあまり詳しくない人でもSSDのメリットが分かるような
記事を書きたいと思いますので、そちらもお楽しみに^^

次回はお待たせしました!
ついにSamsung SSD 840 PROの実際のベンチマークを見ていきたいと思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


■Samsung SSD 840 PROレビュー
Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀



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Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀

2012-12-30 00:00:33 | テクノロジー
結構前のことになりますが、
Samsungから発売された、当時では孤高の圧倒的パフォーマンスを誇り、
今でもその牙城は崩されていない最強のSSD
SSD 840 PRO (256GB)」
のレビューをさせていただく機会をいただきました。

今後、数回に渡って、この商品の圧倒的パフォーマンスを含め、
様々な観点からレビューを行ってまいりたいと思います。

まずは、貴重な体験となる製品レビューの機会を賜りまして、
日本サムスン株式会社様、ならびに
ITGマーケティング株式会社様に心よりお礼申し上げます。

また、今回はちょうど手元に「Plextor M3P」がありますので、
速度などではM3Pとの比較も併せて見ていければと思います。

Plextorといえば速度と耐久性(長期間使っても性能が低下しにくい)では
頭一つ抜けたSSDとして私も信頼している製品ですので、
その差が意外と開くのか、もしくはほとんど差がないのか、
そんなところもご注目ください。

また、正規品を買われた方(型番の最後が『/IT』の物)であれば、
以下のページで型番とシリアルナンバーを入力すれば、
マニュアルや付属のソフトウェア、そしてサポートディスクの電話番号
などの問い合わせ先が手に入ります。
http://www.itgm.co.jp/support/index.html

併せてご活用ください。


それではいつものごとく、開封の儀に参りましょう!!!


発送完了メールが来て、ドキドキしていたのも束の間、
次の日の午前中には商品が届き、日本の流通網の底力を改めて実感。
袋の中には、SSD 840シリーズの広報用のパンフレットと、
ITGマーケティング様からのA4の挨拶状、
そしてお待ちかねの「SSD 840 PRO 256GB」!

もちろん丁寧にプチプチに包まれてやってきました。

深澤裕から始まるブライダル革命-到着品


パッケージはこんな感じです。

深澤裕から始まるブライダル革命-箱の表


深澤裕から始まるブライダル革命-箱の裏


早速中を見てみましょう!
中に入っていたのは、以下の5点でした。

深澤裕から始まるブライダル革命-到着品_パッケージ内


① SSD本体
② Magician Software 3.2 CD-ROM
③ 保証規定
④ 取り付けガイド
⑤ Samsung SSD activatedシール


取り付けガイドは、まさかの英語!保障規定は多言語仕様で、日本語部分もありました。


次に同梱されていたパンフレットを見ていきましょう。


まず、表紙です。
イメージ写真が強烈かつ格好良いですね!
新しい車として使われているのはポルシェのカレラGTでしょうか。

深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット1


表紙を開けると、観音開きの外側にSSD840シリーズの3つの主な特徴が書かれています。
SSD 840シリーズの売りは以下の3つのようです。

(a)シーケンシャルアクセス(連続した領域への読み書き)が速い
(b)ランダムアクセス(ばらばらの領域への読み書き)が速い
(c)モバイル端末にとって最高のパートナー(起動時間の短縮、低消費電力、耐衝撃性)


深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット2深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット3



観音開きの表紙をめくった、左側の扉の裏がこちら。

パソコンのタイプ別に、従来のシステムからの移行手順が書かれています。
私の場合、今回はデータ格納用か、
もしくはクリーンインストールをしようと思っているので、
あまり関係のないページでした。

深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット4


観音開きの内側中央2段にはSSD840シリーズの技術的な強みが事細かに書かれています。
男性はきっとこういうページ、好きなんじゃないでしょうか(笑)
私もじっくりと読みふけってしまいました。

後ほどここに書かれた情報と合わせ、
もう少し補足も加えながらSSD840シリーズの強みをまとめます。

深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット5深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット6


右側の扉の裏には「6つのOnly」が書かれています。
中央ページの続きみたいなものですね。

深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット7


最後、裏表紙にはスペック表とSamsungの紹介です。

深澤裕から始まるブライダル革命-SSD 840パンフレット8


いかがでしたでしょうか。

次回はSumsung SSD 840 PROのスペックを見ていきたいと思います。


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