今年も2018年という年を十干と十二支を通じ
どのような年回りになりそうか、見てみたいと思います。
2018年は十干では「戊(つちのえ)」、十二支では「戌(いぬ)」です。
併せて戊戌(ぼじゅつ)ですね。
戊(つちのえ)は陽の土、
戌(いぬ)は陽の土と、まったく同じ気となっています。
これは、比和といい、同じ気が重なると、その気は盛んになっていきます。
つまりその結果が良い場合にはますます良く、悪い場合にはますます悪くなるということです。
では戊戌のそれぞれの字義を見てみましょう。
- 戊(ぼ、つちのえ):植物の成長が絶頂期にあるという意味。
- 戌(じゅつ、いぬ):草木が枯れる状態。
つまり、2017年にの丁酉(ひのととり/ていゆう)であったような、
これまでの豊かさや幸せが燃え尽き、
その灰の中から芽生えた新たな意味や価値が、
2018年にはしっかりと成長し、
これまでの人生を包み込めるほどに成長しそうです。
ただし、しっかりと芽吹くことが出来なかったり、
過去の囚われが混同するような中途半端さが残ってしまうと、
自分の心の動きの足を引っ張るネックとなってきます。
活かすものと枯らすもの。
その区別をハッキリとさせることが出来るほどの地道な努力の蓄積が、
この一年の勝負どころとなりそうです。
2017年は「変化の深化」というキーワードを掲げさせていただきましたが、
2018年は進化の定着。
進化から得たものをしっかりと自分の中で消化し
腹落ちさせていくことで、その真価を自らの血肉とし
それをもって豊かな人生を歩んでいける礎にしていければな、
と思います。
皆さんにとっても2018年が素晴らしい年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします♪