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365 photo diary

写真って、その瞬間の想いを伝えるもの。
見返したときに撮った瞬間が蘇るような、そんな写真を撮っていきたい

Samsung SSD 840 PROレビュー ~まとめ

2013-01-30 00:00:38 | テクノロジー
前回の「 Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSDとは 」に続き、
引き続き更新していきます!


本日はSamsung SSD PRO 256GBのレビューのまとめです。


一言で言えば、
SSD 840 PROは予想以上の圧倒的なパフォーマンス!

まさに、恐れ入りました。。
という言葉がふさわしいと思います。


Samsung自身が「史上最速」と行ってしまうだけの実力は、
確かに現時点ではあながち間違っていなそうで、
特にランダムアクセスは驚きのパフォーマンスでした。

文中にもチラッと書きましたが、
私はこのSSD 840 PROをデータ用(主に未編集のRAW現像用)
もしくはOSクリーンインストール用(システムドライブ用)として考えていました。

実験結果を見る限り、
M3Pとはシーケンシャルリードはほぼ変わらず、
逆にランダムアクセスが大きく差が付いていることからも、
データ用として使うより
システムドライブとして使った方が有意義な使い方
かもしれません。

今回はクリーンインストールについては触れませんが、
時間を見つけてシステムの大掃除をしたいと思っています。

一方で、史上最速過ぎて逆に心配になってくるのは、
SATA3.0の限界が既に近いんじゃないか、ということです。

Samsung自身、韓国で開催したSSD 840シリーズの発表会で、

『SATA 6Gbpsの理論データ転送速度は600MB/秒だが、
プロトコルオーバーヘッドを考慮すると550MB/秒前後が限界』

と強調していたことからもそれはうかがえます。

逆に言えばシーケンシャルリードはM3Pを見ても分かる通り、
前の世代でもほぼ限界まで近づけていましたが、
SSD 840 PROでシーケンシャルライト、及びランダムアクセスの性能をも
同じく限界まで近づけてきたSamsungのチャレンジは素晴らしいと思います。

今後、これ以上速度を出すためには、
PCI Expressの採用が必要になってくるでしょうが、
そのためには接続ポートが用意される必要があり、
すぐに切り替わることはないでしょう。

それにしても、
SATA3.0が標準化されてからまだそれほど経っていないのに、
すでに性能の限界とは…
本当に技術の進化とは恐ろしいものです…。


非常に長いレビューとなってしまいましたが、いかがでしょうか。


なるべくたくさんの情報を、私の主観も交えながら
なるべく自然体で書くことを意識してしまったため、
既に詳しい方には大分見づらい部分もあったかもしれませんが
笑って許していただければありがたいです。

ここで書いたことが少しでも読んだ人の役に立てれば…
この上ない喜びです。

最後に、このような貴重な機会をいただいた
日本サムスン株式会社様、ならびにITGマーケティング株式会社様
に改めて心よりお礼申し上げます。



本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。



■Samsung SSD 840 PROレビュー
Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀
Samsung SSD 840 PROレビュー ~スペック編
Samsung SSD 840 PROレビュー ~実測編
Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSD Magician Software
Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSDとは



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Windows8アップグレード(4)Windows8のハテナを徹底解説

2013-01-27 00:00:57 | テクノロジー
前回の「 Windows8アップグレード(3)UEFIインストール成功可否の確認 」で
無事にUEFIインストールができていることが確認できましたでしょうか。

本日はいよいよ、Windows8を快適に使いこなすためのポイントをまとめていきます!


まずはお勧め設定の前に、
今まで簡単にできていたことが、見た目ががらりと変わってしまったために、
ちょっとやり方が変わってしまって戸惑いそうな項目を挙げていきます。


(1)すべてのプログラムはどこ?

 →『「Windowsキー」+「c」』もしくはマウスを右上or右下に移動させて
  出てきたチャームの「スタート」をクリック
 →何もないところで右クリック→「すべてのアプリ」をクリック

(2)シャットダウンの仕方がわからない…
 →『「Windowsキー」+「c」』もしくはマウスを右上or右下に移動させて
  出てきたチャームの一番下「設定」をクリック
 →電源ボタンから「シャットダウン」を選択

(3)メトロUIのアプリが終了できない…
 →『「Alt」キーを押しながら「F4」』が一番簡単!

(4)メトロUIのアプリを切り替えるには?
 →左上or左下にマウスを移動させると出てくる小窓内にて。
 →ここで対象のアプリを右クリックすれば「閉じる」ことも可能。

(5)「コンピュータ」や「コントロールパネル」はどこ?
 →『「Windowsキー」+「c」』もしくはマウスを右上or右下に移動させて
  出てきたチャームの「スタート」をクリック
 →何もないところで右クリック→「すべてのアプリ」をクリック
 →右の方に「コンピュータ」や「コントロールパネル」や
  「アプリを指定して実行」や「コマンドプロンプト」などよく使いそうな項目があります。
 →よく使うアイコンは「右クリック→スタート画面にピン留めする」ことで
  スタート画面から一発で行けるようになるので、少し楽になります。

(6)やっぱりデスクトップ上から色々行きたい!
 →デスクトップ上で「右クリック→個人設定→デスクトップアイコンの変更」
 →「デスクトップアイコン」内の表示させたい項目にチェックを入れて「OK」

(7)ファイルを削除するとき、確認メッセージが出ないのは不安…
 →デスクトップ上の「ごみ箱」を「右クリック→プロパティ」
 →「削除の確認メッセージを表示する」にチェックを入れて「OK」

(8)写真は「Windowsフォトビューアー」で、動画は「WMP」で開きたい!
 →開きたいファイルを「右クリック→プログラムから開く→既定のプログラムを選択」
 →「Windowsフォトビューアー」や「Windows Media Player」など、今後使いたいプログラムを選択

(9)メトロUIのスタート画面を使いやすく整理したい!
メトロUIのスタート画面に並んだアイコンを整理することで、
従来のデスクトップのように意外と使いやすくなるかもしれません。

 →大きなタイル(モダンアプリ)であまり使わないものは「右クリック→(下部メニュー内)小さくする」
 →よく使うタイルをドラッグして左に移動し、使わないものは右へ移動
 →そもそもほとんど使わないタイルは「右クリック→(下部メニュー内)スタート画面からピン留めを外す」
 →逆に、よく使うアプリは「右クリック→(下部メニュー内)スタート画面からピン留めする」

(10)IMEをアプリごとに手動で切り替えられるようにする
Windows7まではアプリごとにIMEは自分で切り替えながら使っていました。

(例えば言語入力の初期設定は「半角英数字」、
アプリAでは「全角」に切り替えても、アプリBでは「半角英数字」のまま)

ただ、Windows8からは仕様が変わってしまったようで、
IMEの初期設定は「全角」で、アプリが切り替わってもすべて統一の入力方法になってしまいます。

どちらが良いかは個々人の使い方次第なので何とも言えませんが、
私の場合、アプリごとに入力状態を保持したいタイプなので、
Windows7までの仕様に戻しました。

手順は以下の通り。
 →コントロールパネル
 →時計、言語、および地域
 →「言語」内の「入力方法の変更
 →左カラムの「詳細設定」
 →「入力方式の切り替え」内の
  「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れて、「OK」



こんな感じでとりあえずまともには使えるかも…?

もしこれ以外にもわからない点あればコメントください!




次回はいよいよお勧めの設定編へ!

ちょっとずつマニアックになっていきます(笑)
が、お勧め設定を行えば、さらに快適にWindows8が使えること間違いなしです^^


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



■Windows8インストールにおけるポイント
Windows8アップグレードの注意点(1)UEFIインストール
Windows8アップグレードの注意点(2)ローカルアカウントの勧め
Windows8アップグレード(3)UEFIインストール成功可否の確認



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Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSDとは

2013-01-26 00:00:41 | テクノロジー
前回の「 Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSD Magician Software 」に続き、
引き続き更新していきます!

パソコンに興味のある人にとってはもはやあたりまえのSSDですが、
普通の人にはまだまだ馴染みのない製品であることは間違いありません。

そこで、今回は少し毛色を変えて、
そもそも、「SSD」とは何なのか?という点についてまとめてみました。


パソコンに詳しくない方も想定し、
なるべく専門用語を使わないように心掛けつつ書いてみたいと思います。

もちろん、ここはSSDの基礎知識をおさらいする場所なので、
すでにご存じの方は華麗に読み飛ばしてください。



(1)SSDとは

まず、最初に書いておかないといけないのが、
SSD(Solid State Drive)」についてです。

パソコンに詳しい人なら当たり前のこの単語も、
普通の人にとってはあまり知られていない単語のはずです。
事実、私の同僚も、私の家族も、誰も知りませんでした(^^;

SSDについて、誤解を恐れずざっくり言い切ってしまうと、
ものすごく大容量なUSBメモリ
です!

少し視点を変えていえば、
ものすごく速くて静かなHDD(ハードディスクドライブ)
です!

今までパソコンを使う人にとってデータを保存する場所と言ったら、
パソコンの中に入っているHDD(ハードディスク)の中
というのが当たり前だったと思いますが、
ハードディスクには以下のような幾つかの欠点がありました。

・読み書きの速度が遅い
・ガリガリ音がするのでうるさい
・落としたら壊れやすい(耐衝撃性が弱い)


これが改善されるとしたらどうでしょう!?
少し嬉しい気がしますよね♪

まさにその願いをかなえたのがSSDという製品です!



(2)SSDのメリット

上で書いたHDDの欠点の裏返しなので、
主に3つのメリットがあります。

そのメリットの中身を少しだけおさらいしていきます。


(a)読み書きの速度が速い
HDDではデータを円盤状のディスクに記録し、
ヘッドやアームを使ってデータを読み出しています。

例えば、昔のレコードを思い出してもらうと分かりやすいかもしれません。
レコード上の凹凸を針がなぞっていくことで音が出る、アレです。

HDDもレコードと原理は似ていて、
ディスク上の凸凹をヘッドでなぞる作業が必要なため
データの読み書きには時間がかかります。

一方、SSDの場合はその作業が一切不要で、
データのある場所に一気に到達し、一気に取り出してくるので、
比較にならないくらい読み書きが速いのが特徴です。

その差、なんと、260倍!?

小さいデータを大量に処理する場合、
私の使っている最新のHDD
(SEAGATE ST3000DM001:3TB SATA600 7200)と、
今回レビューさせていただいたSSD 840 PROとは
約260倍の差がありました。。

ちなみに普通のファイルを読み書きする場合はだいぶ差が縮まりますが、
それでも約5倍の速度の開きがあります。

では読み書きが速いとどんなメリットがあるのか!?
ざっくり挙げるだけでもこんなメリットがあります。


・OSの起動が速くなる
 →環境によっても異なりますが、私の環境では約2倍速く(約60秒→約30秒)なりました

・ファイルの読み書きが速くなる
 →大きなファイルでもあっという間にコピーが終了します

・ブラウザの挙動がスムーズになる
 →インターネットがサクサク快適になります

これだけ見てもだいぶ魅力的ですね!


(b)音が静か(ほぼ無音)
前述したとおり、HDDはデータの読み書きの際、
ディスク上を高速でなぞりまくる必要があるため、音が出ます。。

これが気になる人には気になる、HDDのガリガリ音です。

最近の新しいHDDはずいぶん音が小さくなりましたが、
昔のHDDはすごい音がする製品が結構ありました(^^;

一方、SSDは可動部分が存在しないため、無音です。

USBメモリを使ったことがある人ならわかるかもしれませんが、
基本的に音が出ていないはずです!

ビバ、無音!


やはり静かな場所で集中して作業したいときは音が気になるものです。
意外とガリガリ音は(個人的には)耳につくため、
私にとって、SSDはとってもありがたい製品なのです。


(c)衝撃に強い
前述したとおり、HDDはディスク、ヘッド、アームなど
稼動部分がたくさんある上に、それらが高速で動いているため、
動作中に強い衝撃がかかったりしたものなら、ひとたまりもありません。

それに比べSSDは可動部分が存在しないため、
振動や衝撃への耐性がHDDよりも強いです。

必然的に、持ち運びの多いノートパソコンには適しているのもSSDとなります。



(3)SSDのデメリット

なんと言っても、「値段が高い」ことに尽きます。

以前と比べれば驚きを隠しきれないほど
値段が下がってきている状況ではありますが、
それでも容量辺りの単価を比べるとHDDの方が圧倒的に安いです。

→ざっくり比較すると、2TB=3,000GBのHDDと128GBのSSDが同じくらいの値段です

そのため、
「OSやアプリケーションなど、高速稼動が重要で普段良く使うものはSSD」に保存し、
「写真や動画など、容量が大きく、かつ常に使うわけではないものはHDD」に保存する
人が多いようです。

私もOSとアプリケーションはSSDへ、それ以外のデータはHDDに保存しています。


長くなってしまいましたが、
以上でSSDについての説明は終わろうと思います。

これでもまだ分かりづらい部分があるかもしれませんが、
困ったときはGoogle先生にちょろっと尋ねてみてください^^



次回はSamsung SSD PRO 256GBの
レビューを通してわかったことを改めてまとめていきたいと思います。



本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


■Samsung SSD 840 PROレビュー
Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀
Samsung SSD 840 PROレビュー ~スペック編
Samsung SSD 840 PROレビュー ~実測編
Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSD Magician Software



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Windows8アップグレード(3)UEFIインストール成功可否の確認

2013-01-22 00:00:35 | テクノロジー
前回の「 Windows8アップグレードの注意点(2)ローカルアカウントの勧め 」で
無事にWindows8のインストールが完了したはずです。

では、無事に(1)で説明したUEFIインストールが完了しているか、
確認してみましょう!

確認方法は大きく3つです。

これらすべてが「OK」であればばっちり、大成功です^^


(1)ディスクの種類が「GPT」になっているか!?

以下の手順で「デバイスマネージャー」を開きます。

コントロールパネル
→システムとセキュリティ
→システム
デバイスマネージャー

ディスクドライブ」の左側の矢印をクリックします。

出てきたディスクドライブの中から、OSをインストールしたディスクを選択し、
「右クリック」→「プロパティ」を選択します。

左から3番目の「ボリューム」タブをクリックします。
もし何も表示されていない場合、下部の「表示」をクリックしましょう。

「パーティションのスタイル」が
GUID パーティション テーブル(GPT)
になっていればOKです!


深澤裕から始まるブライダル革命-ディスクの種類



(2)BIOSモードが「UEFI」になっているか!?

以下の手順で「システム情報」を開きます。

コントロールパネル
→システムとセキュリティ
→管理ツール
システム情報

表示されたシステム情報の右側の窓内、
BIOSモード」の項目が「UEFI」になっていればOKです!


深澤裕から始まるブライダル革命-システム情報



(3)ブート構成データのパスがEFI経由になっているか!?

以下の手順で、管理者権限コマンドプロンプトを開きます。
いくつか方法があるので、簡単だと思われる順にいくつか書いておきます。

a) 『「Windowsキー」+「x」』もしくはマウスを左下に移動させて出てきた小窓を右クリック
 →「コマンドプロンプト(管理者)」を選択

b) 『「Windowsキー」+「c」』もしくはマウスを右上or右下に移動させて出てきたチャームの「スタート」をクリック
 →何もないところで右クリック→「すべてのアプリ」をクリック
 →右のほうにある「コマンドプロンプト」を右クリック
 →下部に出てきたメニューから「管理者として実行」をクリック

c) デスクトップ画面から左下のフォルダアイコンクリック
 →「コンピュータ」→「Cドライブ」→「ファイル」
 →「コマンドプロンプト」→「コマンドプロンプトを管理者として開く


無事に管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げられたら、
「bcdedit」と打ってEnterキーを押しましょう。

色々謎の文字が出てきますが、
その中の2つの「path」という項目を探してください。

その最後が以下のどちらかになっていればOKです!

・ bootmgfw.efi
・ winload.efi



深澤裕から始まるブライダル革命-bcdedit



いかがでしたでしょうか!?

無事にUEFIインストールは成功しましたでしょうか^^


次は、Windows8を使うにあたっての
お勧めの設定方法をまとめておきたいと思います。



■Windows8インストールにおけるポイント
Windows8アップグレードの注意点(1)UEFIインストール
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Samsung SSD 840 PROレビュー ~SSD Magician Software

2013-01-18 00:00:00 | テクノロジー
前回の「 Samsung SSD 840 PROレビュー ~実測編 」に続き、
引き続き更新していきます!


本日は、付属ソフトである
SSD Magician Software Ver.3.2」について
簡単に各機能を見ていきたいと思います。

インストール自体は同梱のCDから簡単に可能です。


なお、インストール時には英語と韓国語しか選べない仕様のようです。。

こんなに力を入れてプロモーションを行っているなら、
是非、日本語での実装も検討してほしいものです(^^;
というわけでここでは、日本語訳的な意味も込めて書いていきます。


その他の注意点として、以下が挙げられています。

・Windows8で使用する場合、Windows7互換モードでインストールする必要があり、かつ2012年12月(予定)のアップデートまでは「OS Optimaization」および「SecureErase 機能」が使用できない。

  →Windows8を使ったインストール方法はこちらを参照
   http://www.itgm.co.jp/support/manual/ssd840/SamsungSSDMagician3.2Win8.pdf

・RAID環境では一部機能もしくはアプリケーション自体が使用不可能な場合もあり。



無事にインストールが完了し、ソフトを立ち上げるとこんなトップメニューが表示されます。

深澤裕から始まるブライダル革命-Samsung SSD Magician


左上から順にみていきましょう。


(1)System Information

深澤裕から始まるブライダル革命-1.System Information


ここでは、
OSおよび主要ハードウェア・部品に関する簡単な情報
が表示されます。

なお、「Disk Summary」では、
モデル名・Part No.・メーカー・ファームウェアVersion・Diskの容量、S.M.A.R.T
などのディスク情報を見ることができます。


(2)Performance Benchmark

深澤裕から始まるブライダル革命-3.Performance Benchmark


ここでは
シーケンシャルリード/ライト、ランダムリード/ライトに関する
SSDのベンチマークテストが行えます。

また、右下のアイコンをクリックすることで、
過去にテストした結果との比較や
ベンチマークテストのスケジューリング(予約実行)
も出来ます。

なお、頻繁な性能ベンチマークテストは、
SSDの寿命を縮める原因
になりかねないので、
むやみやたら行わないようにしましょう!


(3)OS Optimization

深澤裕から始まるブライダル革命-4.OS Optimization


ここでは、Samsungがお勧めするOSの設定に関し、
現在の状況を表示してくれます。

自分で全部設定しようとすると面倒ですが、
この画面を使えばチェックを入れて「Tune」を押すだけ

もし右の「Tuned」の中で「N」となっている項目があれば、是非Tuneしてみましょう。

この設定を行うことで、
SSDの寿命が最大化するようにOSを最適化してくれます。


(4)F/W Update

深澤裕から始まるブライダル革命-5.F/W Update


ここでは、その名の通り
ファームウェアのアップデートを簡単に行うことができます。

Windows上で簡単にアップデートが出来るのは魅力的ですね♪


(5)Secure Erase


深澤裕から始まるブライダル革命-6.Secure Erase


ここでは、SSDの初期化を行うことができます。
初期化を行うことは以下の2つのメリットがあります。

・中のデータを完全に削除することが可能(復元不可能)
・SSDの性能を、購入当初の状態に復活させることが可能


実際Secure Eraseを行う際、
特にOSがそのSSDにインストールされている場合は
手順を踏む必要があるので、
説明書を読んでから行うようにしましょう。

システムドライブではなく、
データドライブとして使っている場合は結構簡単にできそうです。


(6)Over Provisioning

深澤裕から始まるブライダル革命-7.Over Provisioning


ここでは、予備領域の確保を行うことができます。

予備領域を確保することで、
バックグラウンドで行われるSSDの性能維持のための管理が
余裕を持って行えるようになります。

その結果、データの信頼性の向上、
つまり、パフォーマンスの低下やランダムライトに対する寿命の延命効果
を得ることが出来るとされています。

ただし、当然その分使用できる容量が減ってしまいますので、
サーバー用途など、少し特殊な状況で使用する場合以外は
特に気にしなくても良い項目かと思われます。


(7)Disk Clone

深澤裕から始まるブライダル革命-8.DiskClone


ここでは、新しく購入したSSD 840 PROに
既存のHDD(SSD)からデータを移行する
場合
などに使用します。

その場合、「Norton Ghost 15.0」というソフトを使用するようで、
事前にインストールしておけば、
この画面から簡単に環境の移行ができるようです。

なお、「Norton Ghost 15.0」は
次の「Site Link」からダウンロードすることが出来ます。


(8)Site Link

深澤裕から始まるブライダル革命-9.Site Link


ここでは、「Norton Ghost 15.0」のダウンロードやマニュアルの入手をはじめ、
SSD 840 PROを使いこなすために役に立つ情報へのリンクが張られています。

なお、「Symantec Norton Ghost」内の「Software Download」に飛べば、
日本語版の「Norton Ghost 15.0」が手に入ります。



■まとめ
これで「SSD Magician Software Ver.3.2」の機能の紹介は終わりです。

これまで紹介してきたように、
SSD Magician Software Ver.3.2」はかなり便利なSSD管理ソフトですが、
最大の欠点が実はあります…

それは、Samsung製のSSDでないとこれらの機能がフル活用出来ないこと!!

ユーザーの囲い込みのためにしょうがないのかもしれませんが、
この辺り、汎用的に使えるソフトが出てくれたら嬉しいなぁ…
と一ユーザーとしては願ってやみません。。


次回は、SSDについて改めて振り返ってみたいと思います。

ここまでのレビューでは、
少し専門用語が多すぎたことに加え
そもそもSSDという製品自体の認知度が低いと思われるため、
少し原点に立ち返ります。

というわけで次回は、
そもそもSSDとは何なんだろう?という点から、
あまりパソコンに詳しくない人でも分かりやすいように、
SSDについて書いていきたいと思います。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


■Samsung SSD 840 PROレビュー
Samsung SSD 840 PROレビュー ~開封の儀
Samsung SSD 840 PROレビュー ~スペック編
Samsung SSD 840 PROレビュー ~実測編



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