道後の女(ひと)
昭和42年
作曲 吉田正
作詞 佐伯孝夫
唄 フランク永井
さっきグリルで見かけた女(ひと)が
またも一人でバールーム
甘くやるせぬ 紫まつ毛
濡れているのは湯上がりか
何が悲しい道後の女(ひと)よ
せせらぎさえも 恋の歌
二人黙って座っていても
恋になりそなロープウェイ
ごらん瀬戸内島々さえも
肩を寄せてる いとしそに
湯の香優しい道後の女(ひと)よ
逢えたは縁で夢じゃない
お茶を飲んだら 散歩にでよか
金のお寺へ願かけに
お湯の情けで咲かせておくれ
愛のこの花 いつまでも
今度来るときゃ 道後の女(ひと)よ
どんな顔して泣くのやら