かんクマのブログ

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祝!キンカメ産駒ダービー初制覇(日本ダービー結果)

2015-06-04 01:59:12 | 競馬
1着 ドゥラメンテ(M・デムーロ)
2着 サトノラーゼン(岩田)
3着 サトノクラウン(C・ルメール)

ドゥラメンテ来た―!!ついにキンカメ産駒がダービー獲ったどー(笑)

おめでとう&ありがとう!ドゥラメンテ&デムーロ   直線抜け出したときは感動して泣きそうになった

枠順見たときはドゥラの外に逃げ馬がいたので擦られるのがちょっと心配だったんだけど、皐月賞同様やっぱりスピリッツミノルが行けずにまたも典さん(ミュゼエイリアン)が逃げていた(笑)
デムーロは本当は自信があったんだろうけど、戦前しきりに最初のコーナーの入りを気にしていたとおり、ここを丁寧に乗って切り抜けた。外を通り過ぎずスムーズに落ち着いた位置が中団やや前目。向こう正面ではとても折り合って外に馬もなくいつでも動ける態勢になってた。その後ろにリアルスティールがいる展開は予想外だったけど(リアル陣営は作戦通りだったらしい)。
ドゥラはいわゆるダービーポジション(←久々に聞いた)から王道競馬で差し切りましたね。正直仕掛けが早いとも思ったんだけど、4角でコスモナインボールにぶつけられて追い出さざるを得なくなったのかな。どっちにしても、こういうフツーの競馬もできるんだってことにビックリした(笑)  私もそうだけど大半の人は外から豪快に追い込んでくると思ってたと思うし、期待もしてたと思う。逆に言えばあまりに優等生過ぎるレースで拍子抜けした印象?(笑)  終わってみれば父とディープが持っていたタイムを0.1秒更新するダービーレコード。

タイムもそうだけど、レースっぷりも父とすごく似てたと思いましたね  カメのときは蛯名が真っ向勝負を挑んできたから早く動かざるをえなかったんだけど(今回なら福永がすべき対抗馬に乗ってたけどそういうタイプではないとは思ってたし実は馬は抜けた2番手でもなかった気がする)、
4角で“コスモ”に外に振られることまで一緒だし(笑)(しかもハイア―ゲーム産駒とな)  自ら動いていって勝ちとった勝利だった。たまたま気づいたけど、テン乗りの京都新聞杯の勝ち馬を連れてきたことも、1→5→3人気で決まったことも同じだった(2番人気の皐月賞2着馬が飛んだことも。。)。
(1枠は本当になぜか来るね。内枠の岩田ならなおさら買いでしたかね(by買えてない人))
ただ、カメのときは故障馬が続出したのでそこだけは似ないでほしい。ゴール後下馬したミュゼスルタンは異常なくてホッとしたけど、リアルは骨折が判明したようですね。


当日は新宿高島屋で開催してたダービーイベントのパブリックビューイングで見てました。発走時刻には結構人が集まってましたね。

つか、映像ってグリーンチャンネルじゃなくてフジなのね。ならば、ゲストの岡部さんとアンカツ(ギックリ腰は治ったんだろうか?)のコメントも聞きたかったのに、イベントの進行をしている方が話し始めちゃうから全然聞き取れなかったのがちょっと。。
会場ではやや大きめなテレビが3か所に設置されて街頭テレビみたいな。
スタートしたら、まさかの“空から競馬場を見てみよう”?  お金が掛かっているのは分かったけど、あまりに上空すぎて何が前に行って何が出遅れたのかもさっぱりわからなかった(空から映したウイニングランは良い画だと思うんだけど)。1000m通過タイムを4角に入る直前に言うとかも遅すぎる。だったらタイムの表示を出してほしい。
画面は少し見づらかったけど、それでも直線抜け出たのがオレンジの染め分け帽だというのはわかった。実況が突然「タンタアレグリア、蛯名!」と言ったのでその時は後ろから来てるのかーと思っただけだったんだけど、後で見直したら全然馬群にいるじゃん  馬券でも買ってたのかと思ったけど(笑)、先頭にでも踊り出たようなトーンだったし、タイミングからしてドゥラメンテと間違えたんだろうね(確かに勝負服は似てるけども)。その後すぐに、追い込んでたのがドゥラと気づいて一瞬言葉に詰まったんじゃなかろうか。ついでに言うとコメートとグァンチャーレも間違えてるみたいだし(レース前に塗り絵してるはずだけど。。)、最後猛然と追い込んで2着争いをしたサトノクラウンにいたっては全く名前が出てこないという。。映像と実況が一致してないしグダグダではないですか。。(ちなみにNHKは直線抜け出た1番人気の名前が出てこず、論外)  ツッコミどころ満載の実況でした。

ウイニングランは「ミルココール」だったみたいですね。ああいうクシャクシャにした顔を見ると勝って良かったなってすごく思う。そしてデムーロは相変わらず馬上で両手を広げる「キーン」てやつ(アラレちゃんポーズ?)が好きだね
勝利騎手インタビューではどんどん日本語が上手くなっているよね(笑) 途中で「(ドゥラは)アホっぽいけどすごい脚色」って言ってるように聞こえたんだけども合ってる?栗東所属のデムーロ的には「とぼけたところがある」とかそういうことを言いたかったのかな。
JRA初の外国人騎手が誕生した年にその新人(?)2人が馬券に絡むとは、今年を象徴するダービーだった気がします。

さて、気になるのは今後のローテですね。オーナーサイドはすでに海外に目を向けているみたいだけど、堀先生はまだ途上の馬だということで慎重姿勢の様子。カメ産駒は成長力がありそうだし、岡部さんもこの牝系は奥手だと言ってましたね。
母と言えばアドマイヤグルーヴの最後の忘れ形見というのも感慨深いです。私が間近で馬を見て感動したのが、別格のスカーレットのほかに、ビリーヴ、アドマイヤグルーヴ、ウオッカだったんだけど、アドグルはすごく雰囲気のいい馬だったのを覚えてます。なぜか桜花賞のステップに若葉Sを使うとか、かなり期待された馬で、牝馬三冠レースは全部1番人気だったのに気性の悪さからうまくレースできずにスティルインラブに全部持ってかれちゃったんだよね(後にエリ女で雪辱を果たす)。そういう意味でも息子がクラシック制覇できてよかったね。

でもって、私は菊花賞でいいと思うけど(もしくは秋天で変則三冠でも)。デムーロだってネオユニで三冠を獲り損ねてるし。凱旋門賞は斤量がどうとかいうけど、3歳で行く負担のほうが気になる。晩成ならなおさら完成されてから行けばいいと思う。
でもまあ、どの方向性になるにしろ一番近くで馬を見ている厩舎サイドの意見が尊重されたローテならなんでもいいです(馬主主導すぎると良いことない気がするので)。正直スローのときどうなるのかまだ気になるところだし、ひと夏を越して成長した姿が楽しみですね とにかく無事に行ってほしいです。

なお、この日は目黒記念もカメ産駒のヒットザターゲットが勝ってまさにキンカメ祭りでした

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