東京競馬場（オークス観戦）

ゴースカの翌日でしたが、オークスを観に東京競馬場に行ってきました。好きなものには疲れを感じないもので？(笑)　　２日続けて発散しに行ったと思えば





８時２０分に府中本町駅に着いて西門に向かったら結構並んでましたね。すでにダービーに備えている方もおられました。お疲れさまです
いつもは回数券で少しでも早く入ってますが、この日女子は記念入場券を買うと１００円で入れるということで、左側からスルスルと専用売場の列に案内されました。
８時３０分開門。昨年より１０分遅かったみたい。最終的に入場者と売上が前年よりダウンしたらしいけど、もともと雨予報だったのと、昨年は２冠目を狙ったハープスターがいたしね。今年桜花賞をルージュバックが勝っていれば違ったと思う。
ゴール前スタンド（上のほう）はほぼ埋まっていたのでゴール過ぎの真ん中あたりの座席を確保。


まずは“馬のお出迎え”に。誘導馬をしている馬たちです。

キモンホワイト

馬のほうが慣れっこで首を差し出てくれてます。もみくちゃに乱されておりました。

けど動じない。


動じない(笑)

こちらは控えめ。

シリコンフォレスト


顔をなでて的中祈願させてもらいました。

横にいる係員さんに声を掛けると馬の名刺くれますよ。

彼らもJRA職員なのですね。馬の世界にも派閥があるらしい(笑)　　馬のお出迎えは開門から２０分程度なので、Ｇ１で開門時間が早まる場合はお出迎えも早まります。

正門前のローズガーデン



ダービーガーデンということで、この辺り一帯がブリティッシュ仕様になってました。





バスの中




不思議アートだそうです。飛び出てるように見えますかね。




馬車を曳いてるリッツくん。あごひげが特徴的（訂正：たてがみがアゴまで伸びてるだけでした）

微動だにしませんでした

イーストホールにて


ひつじさんターフィー


ダービー展やってました



息子がやりました






UMAJO SPOTへ。コーヒーはスティックに戻っていました（←しつこい）。種類は増えていたけど。さほど混んでもないけど３０分制限になってました。





競馬場では朝からお酒を飲んでもいいことにしています(笑)　　
内馬場で開催されているビアフェスへ。UMAJOコラボでスパークリングロゼがあったのでまずこちらをいただきました。

グラス（プラスチックだけど）もおしゃれで、コレすごく美味しかったです（ボトルをよく見ておけばよかった）。
　
ビール日和　　新緑の中で飲むお酒は５割増しで美味しい(笑)　

ビアフェスでは１４００円で好きな４種類のクラフトビールの飲み比べができるお試しセットなるものもありました（並ぶのは結構大変だった）。
週替わりイベントで、ご当地唐揚げ屋さんがたくさん出ていてビールが進みます(笑)　　内馬場はまさにビアガーデンといった感じで盛り上がっていましたよ。家族連れも多かったです。お子様イベントも結構やってました。
やはりこの時期の府中は一番気持ちいいですね　芝もキレイです。
前日までの天気予報が外れて競馬日和になったのは良かったのですが、念のためカッパを用意していったくらいなので日焼け対策を怠りました　鼻が焼けたー。


フジビュースタンドにある大穴ドーナツもおすすめです。

軽い生地のドーナツなので持ち帰りなどせずにこの場で食べたほうが絶対に美味しいです（同じ生地で作られた（と思われる）カレーパンも好きです）。大穴の中にもう一つ小ぶりのドーナツが入ってる本命ドーナツもあります◎　　三角型の単穴パン（黒糖蒸しパンとか？）も作ったらいいのに▲(笑)

この日お昼頃にジェノワーズというお店のケーキを買うつもりでいたんですけど（実際に売ってるのはロフトハウスという店舗でショーケースにケーキがある）、たまたま１０時ころにお店の前を通ったらすでフルーツタルトが最後の１つだった　　出てるだけで終わりということでシュークリームとともにその場で即購入（人気にしても売切がちょっと早すぎないですかね）。どちらもとっても美味しゅうございました　　シュークリームはクリームがかなりボリューミーでどこから食べても飛び出てきますが、気にせずいただきました。また食べよ。

今開催の名馬カクテル

見づらい・・・　

ダービー祈願でもちろんキンカメをいただきました。マンゴーとオレンジで爽やか。美味しいです。


・・・というわけで午前中はほとんど飲んで食ってました(笑)



ホースプレビュー。検量室前です（ちなみにずっとホースビューだと思ってた　別の記事はしれっと直してます）。　　




勝ち馬が戻ってきました。





オークスのパドック


本馬場入場。女の子のレースということで、誘導馬の真ん中はピンクのドレスを着た女性が乗ってました。


まもなく発走です。


レース中


ウイニングラン。場内から温かい拍手で迎えられます。これも府中の良さですな。ダービーになると地鳴りのような歓声になりますよ。




表彰式


オークス後、前に座っていたおじさんに急に「惜しかったんだよー」って馬券を見せつつ話しかけられました。10番じゃなくて1番が来てたら三連単が当たってたっていうさほど惜しいわけでもないんだけども(笑)基本話したがりの人が多いので話しかけられるのは割とあるあるです(一方的に楽しそうに話して去っていくパターン(笑))。「まだ最終があるよー」って馬券を買いに行ったまま戻ってこなかったけど、おじさん当たったかな？

オークスの場内実況は「世界のロォーーードカナロア！」でお馴染み(笑)小林アナでした。この日もゴールのときに一段とトーンが上がってましたね（ミッキークイィーーーンです！）。小林さんのときはいつも名前に“ー”（伸ばすやつ）が入った馬に、大ぉーーー外から追い込んで勝ってほしいと思います。聞いてるとのけ反りたくなる(笑)　　
さらに最終レース後には「さぁいよいよダービーです。盛り上がってまいりましょうー！」って言ってておもしろかった。自由だ（ＪＲＡの偉い人に何か言われないのだろうか。。）　　ダービー当日も１Ｒからハイテンションにアナウンスしてたらしいですね。そんなおちゃめなところが好きです。

パドックでのレース回顧も見てきました。オークスのプレゼンターを務めた浅尾美和さんも参加されてました（とても半年前に出産されたとは思えないほどスラッとしていて、雰囲気もとても可愛らしいかたでした）。
浜中が登場してすぐに細江さんに「黒木瞳かと思った」と言う掴みで始まる(笑)(実年齢より下の人を出したほうがいいと思うけど)
直線は池添（クルミナル）がなんか叫んでたらしいので、自分が邪魔したんじゃないかと思ってガッツポーズは控えめにしてすぐに謝りに行ったのだそう。けどパトロール見たら大したことなかったらしいです。
昨年ＮＨＫマイルＣをミッキーアイルで勝ったあとは、（ミッキーつながりで）そのままディズニーランドへ行ったそうで、今回もこのあとに行くのだとか。
浜中が引き返していくときに、娘さんと親戚のお子さん？３人が花束持って走って来て、浜中パパに駆け寄ってきたのがとても微笑ましかったです。最後にほっこりしました

安田記念結果

１着　モーリス（川田）
２着　ヴァンセンヌ（福永）
３着　クラレント（田辺）

モーリスが４連勝でＧ１初制覇となりましたね。スタートは早くないけど行き脚がつくのが早かったし、中山と違ってスタートしてから直線が続くコース形態もよかった。けどまさか好位からの競馬するとはね。
４歳馬が勝ったというのもよかった。混沌としてたマイル路線も主軸となる馬が出てきました。
もともと賞金的に出られるかもわからなかった馬であって（よって先約のフィエロに乗った戸崎が気の毒だった）、皐月賞のドゥラメンテ同様“もってる”馬だと思った（いや、もってる厩舎なのかな？）。
秋は誰が乗るんだろう。川田で続投か戸崎に戻すのか。何となく短期免許の外国人が乗ってそうな気もするけど
この馬は社台ではなく日高の生産馬なんですね。こういった小さな牧場からＧ１馬が誕生するのは応援したくなりますね（戸川牧場の息子さんがは今年プロ野球西武に育成ドラフト１位で入団した戸川大輔選手だそうです）。
　　
ヴァンセンヌは確かに直線は詰まっているんだけど、距離が延びていいタイプとも思えないので、逆に脚が溜まってより切れた、結果オーライだった気もする。あえて言うならクラレントの内を通ればもっと際どかったっぽいけど、首差が鼻差になるだけかも(笑)
と思ってたら、宝塚記念の出走プランがあるのだとか。エピファネイアの回避で鞍上の調整がついたのもあるかもしれないけど、もともと大きな怪我で長期休養してた馬だし、中ニ週で大丈夫なのかな。クラブの馬というのもあるんだろか（ゴルシと同い年なんだね。。）。

ミッキーアイルは絶対に控えるという指示だったということで。。注文を付けて逃げるというのはあるけど、注文を付けて控えるというのはＧ１ではあまり見かけないね　　あんなに嫌がってる馬の姿を見るとなんだか切なくなった（まだ行く行く言って絶対に行けないスピリッツミノルのほうがかわいげがある(笑)）。
武とか典さんだったら絶対無視してそうだけど(笑)浜中ではまだ立場的にできないよなあとも思う。人馬ともに気の毒だった。


なお、この日の朝はアメリカで３７年ぶりの三冠馬誕生のニュースが入ってきましたね。アメリカンファラオという馬だそうです。さて日本はどうなりますかね。

祝！キンカメ産駒ダービー初制覇(日本ダービー結果)

１着　ドゥラメンテ（Ｍ・デムーロ）
２着　サトノラーゼン（岩田）
３着　サトノクラウン（Ｃ・ルメール）

ドゥラメンテ来た―！！ついにキンカメ産駒がダービー獲ったどー(笑)

おめでとう＆ありがとう！ドゥラメンテ＆デムーロ　　　直線抜け出したときは感動して泣きそうになった

枠順見たときはドゥラの外に逃げ馬がいたので擦られるのがちょっと心配だったんだけど、皐月賞同様やっぱりスピリッツミノルが行けずにまたも典さん（ミュゼエイリアン）が逃げていた(笑)
デムーロは本当は自信があったんだろうけど、戦前しきりに最初のコーナーの入りを気にしていたとおり、ここを丁寧に乗って切り抜けた。外を通り過ぎずスムーズに落ち着いた位置が中団やや前目。向こう正面ではとても折り合って外に馬もなくいつでも動ける態勢になってた。その後ろにリアルスティールがいる展開は予想外だったけど（リアル陣営は作戦通りだったらしい）。
ドゥラはいわゆるダービーポジション（←久々に聞いた）から王道競馬で差し切りましたね。正直仕掛けが早いとも思ったんだけど、４角でコスモナインボールにぶつけられて追い出さざるを得なくなったのかな。どっちにしても、こういうフツーの競馬もできるんだってことにビックリした(笑)　　私もそうだけど大半の人は外から豪快に追い込んでくると思ってたと思うし、期待もしてたと思う。逆に言えばあまりに優等生過ぎるレースで拍子抜けした印象？(笑)　　終わってみれば父とディープが持っていたタイムを0.1秒更新するダービーレコード。

タイムもそうだけど、レースっぷりも父とすごく似てたと思いましたね　　カメのときは蛯名が真っ向勝負を挑んできたから早く動かざるをえなかったんだけど（今回なら福永がすべき対抗馬に乗ってたけどそういうタイプではないとは思ってたし実は馬は抜けた２番手でもなかった気がする）、
４角で“コスモ”に外に振られることまで一緒だし(笑)（しかもハイア―ゲーム産駒とな)　　自ら動いていって勝ちとった勝利だった。たまたま気づいたけど、テン乗りの京都新聞杯の勝ち馬を連れてきたことも、1→5→3人気で決まったことも同じだった(2番人気の皐月賞2着馬が飛んだことも。。)。
（１枠は本当になぜか来るね。内枠の岩田ならなおさら買いでしたかね（by買えてない人））
ただ、カメのときは故障馬が続出したのでそこだけは似ないでほしい。ゴール後下馬したミュゼスルタンは異常なくてホッとしたけど、リアルは骨折が判明したようですね。


当日は新宿高島屋で開催してたダービーイベントのパブリックビューイングで見てました。発走時刻には結構人が集まってましたね。

つか、映像ってグリーンチャンネルじゃなくてフジなのね。ならば、ゲストの岡部さんとアンカツ（ギックリ腰は治ったんだろうか？）のコメントも聞きたかったのに、イベントの進行をしている方が話し始めちゃうから全然聞き取れなかったのがちょっと。。
会場ではやや大きめなテレビが3か所に設置されて街頭テレビみたいな。
スタートしたら、まさかの“空から競馬場を見てみよう”？　　お金が掛かっているのは分かったけど、あまりに上空すぎて何が前に行って何が出遅れたのかもさっぱりわからなかった（空から映したウイニングランは良い画だと思うんだけど）。1000m通過タイムを４角に入る直前に言うとかも遅すぎる。だったらタイムの表示を出してほしい。
画面は少し見づらかったけど、それでも直線抜け出たのがオレンジの染め分け帽だというのはわかった。実況が突然「タンタアレグリア、蛯名!」と言ったのでその時は後ろから来てるのかーと思っただけだったんだけど、後で見直したら全然馬群にいるじゃん　　馬券でも買ってたのかと思ったけど(笑)、先頭にでも踊り出たようなトーンだったし、タイミングからしてドゥラメンテと間違えたんだろうね(確かに勝負服は似てるけども)。その後すぐに、追い込んでたのがドゥラと気づいて一瞬言葉に詰まったんじゃなかろうか。ついでに言うとコメートとグァンチャーレも間違えてるみたいだし（レース前に塗り絵してるはずだけど。。）、最後猛然と追い込んで２着争いをしたサトノクラウンにいたっては全く名前が出てこないという。。映像と実況が一致してないしグダグダではないですか。。(ちなみにNHKは直線抜け出た1番人気の名前が出てこず、論外)　　ツッコミどころ満載の実況でした。

ウイニングランは「ミルココール」だったみたいですね。ああいうクシャクシャにした顔を見ると勝って良かったなってすごく思う。そしてデムーロは相変わらず馬上で両手を広げる「キーン」てやつ（アラレちゃんポーズ？）が好きだね
勝利騎手インタビューではどんどん日本語が上手くなっているよね(笑)　途中で「（ドゥラは）アホっぽいけどすごい脚色」って言ってるように聞こえたんだけども合ってる？栗東所属のデムーロ的には「とぼけたところがある」とかそういうことを言いたかったのかな。
ＪＲＡ初の外国人騎手が誕生した年にその新人(？)２人が馬券に絡むとは、今年を象徴するダービーだった気がします。

さて、気になるのは今後のローテですね。オーナーサイドはすでに海外に目を向けているみたいだけど、堀先生はまだ途上の馬だということで慎重姿勢の様子。カメ産駒は成長力がありそうだし、岡部さんもこの牝系は奥手だと言ってましたね。
母と言えばアドマイヤグルーヴの最後の忘れ形見というのも感慨深いです。私が間近で馬を見て感動したのが、別格のスカーレットのほかに、ビリーヴ、アドマイヤグルーヴ、ウオッカだったんだけど、アドグルはすごく雰囲気のいい馬だったのを覚えてます。なぜか桜花賞のステップに若葉Ｓを使うとか、かなり期待された馬で、牝馬三冠レースは全部１番人気だったのに気性の悪さからうまくレースできずにスティルインラブに全部持ってかれちゃったんだよね(後にエリ女で雪辱を果たす)。そういう意味でも息子がクラシック制覇できてよかったね。

でもって、私は菊花賞でいいと思うけど（もしくは秋天で変則三冠でも）。デムーロだってネオユニで三冠を獲り損ねてるし。凱旋門賞は斤量がどうとかいうけど、３歳で行く負担のほうが気になる。晩成ならなおさら完成されてから行けばいいと思う。
でもまあ、どの方向性になるにしろ一番近くで馬を見ている厩舎サイドの意見が尊重されたローテならなんでもいいです（馬主主導すぎると良いことない気がするので）。正直スローのときどうなるのかまだ気になるところだし、ひと夏を越して成長した姿が楽しみですね　とにかく無事に行ってほしいです。

なお、この日は目黒記念もカメ産駒のヒットザターゲットが勝ってまさにキンカメ祭りでした