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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第18話 「翼、ふたたび」

2007年08月04日 21時44分21秒 | 『リリカルなのは』
 
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第18話 「翼、ふたたび」


【プロローグ 語り:ティアナ】

ガジェットと戦闘機人による、地上本部への攻撃。
わずか十数分で本部の機能を停止させたその手際は、まるで施設や警備を全て知っていたかのようで・・・。
戦闘機人戦でギンガさんはさらわれ、スバルは大怪我。
主力が出動していて無防備に近かった機動六課は破壊され、残っていたメンバーも重傷。
エリオとキャロも墜落。
ヴィヴィオもさらわれた。
最悪の状況・・・。
私達はどうなるんだろう。
それにスバルは・・・。





①今回の主なキーポイント

OPが変わった事により読み取れる、今後の機動六課。
隊員一人一人が重く感じている自己責任。
浮き彫りになって来たレジアスの本性とスカリエッティとの繋がり。
明かされたギンガ、スバルの出生とナカジマ家。
本局と地上本部、水面下の戦い。




②自己の責任を悔やむ隊員、励ます隊員





地上本部への襲撃、機動六課への襲撃に対し、その悔しさと自己責任を各々感じている隊員達。
表情に出す隊員もいれば気丈に振る舞う隊員、そしてなだめる隊員。
特に機動六課への襲撃に対応した隊員達がとても心を痛めてしまっていた。
みんなが帰る場所、そしてヴィヴィオを守れなかった事。
自分の無力を嘆くシャリオはただ泣く事しか出来なかった。
そして側にいたアルトもヴィヴィオがさらわれた事に対して責任を感じてしまっている。
誰が悪いとかじゃないのは解っている。
大きな痛手を被れば自分が役に立たなかったからだと嘆くのは人間誰しも思うだろう。
しかし全員が責任を感じていたら何も進まない。
なのはやフェイトを始めとするベテラン隊員達はそれを行動で示している。
なのはは平静を装っているが、大好きな人が傷ついたりすればとても悲しむ。
それが六課の隊舎の瓦礫から見つかった、ヴィヴィオへプレゼントした焼けたウサギの縫いぐるみがなのはを失意のどん底へと追いやってしまった。




③スバルの最高のパートナー





目の前で負傷したギンガがさらわれ、自分も重傷を負ったスバルも失意のどん底にいる。
六課内で秘密にしていた自分の身体の事も表に出た。
ティアナは何気ない態度でスバルの事を励ます。
それは誰よりもスバルの事を理解しているティアナだからこそ。
ティアナはスバルとパートナーになった時から、スバルとギンガが普通の人間ではない事をきちんと理解していた。
こういう時こそティアナの存在がものを言う。
落ち込んで悔しい思いをしているのはスバルだけじゃない、みんな同じ思いなのだと。
だから今度は失敗もしないし、奪われたものは奪い返せばいいんだと。
ギンガが無事ならきっと助け出せる。
ティアナ自身もなのはに励まされた身であるから、こうしてスバルを励ます事が出来たのだろう。
なのはの存在がフォワード達にとっていかに大きいかが解る。




④あのチビダヌキ



ゲンヤ・ナカジマは戦闘機人事件とナカジマ家の経緯を六課の隊員達に語る。
そもそも戦闘機人は人型の兵器から発展したもの。
とある時点でそれは劇的に変化をとげ、機械を人間に合わせるのではなく、機械に適合出来る人間を遺伝子操作で作る技術が生まれた。
その技術を編み出したのがジェイル・スカリエッティ。
11年前、ゲンヤの妻であるクイント・ナカジマは戦闘機人に関する事件を担当していた。
事件を追跡中にクイントは実験体であったギンガとスバルを救出。
子供がいなかった事もあり、ゲンヤとクイントは2人を子供として迎え入れ、人間として育てて行った。
スバルとギンガが物心が付き始めた頃、クイントは非業の死を遂げてしまう。
ギンガやスバルには母は戦闘機人によって殺されたとゲンヤは説明していたのだろう。
だがその死の原因については一切不明。
ゲンヤはクイントと2人を立派に育てるよう約束していた事から、表立って事件の真相を追いかけずに地道に捜査を続けていたという。
そしてはやてがゲンヤに捜査協力を依頼して来たのは、戦闘機人事件とレリック事件、そしてクイントの死の真相が繋がっていたからだった。
ゲンヤ曰くチビダヌキと称されたはやては、その推測を先ずオーリスにぶつけた。




《アイキャッチ》



《アイキャッチ》




⑤あの男とレジアス、八神はやての捜査の手



地上本部が襲われた。
犯行声明を宣言したスカリエッティにレジアスは見覚えがあった。
レジアスとスカリエッティ。
その繋がりを八神はやては以前から目を見張っていたのだ。
はやては二者の繋がりについての推測をオーリスにぶつける。

レジアスは戦闘機人、人造魔道師を地上本部の戦力として採用しようと欲していた技術だった。
それは安定して数を揃えられる量産可能の力。
倫理的問題さえ無ければコストダウンが可能な計画だった。
レジアスはその計画をある者に依頼していた。
その依頼先がスカリエッティであると。
司法取引を持ちかけ、スカリエッティが戦闘機人・人造魔道師を大量に生産するのを待つ。
大量に生産された事を見計らって地上本部は動き、確保した戦闘機人や人造魔道師をそのまま試験運用させようとしているのではと・・・。
もしそれを管理局の捜査員が見つけてしまったら、事故死に見せかける等して葬る事もいとわない。
それだけレジアスは戦闘機人・人造魔道師の動員へ執念を抱いていたのではと。
あくまでそれはやはての長年に渡る捜査から導いた推測。
当然オーリスは言いがかりだと反論した。
もしそれが本当なら、クイント・ナカジマは戦闘機人に対する極秘事項に触れてしまったばかりに葬られてしまった事にもなる。

レジアスの地上の正義を守るには手段なぞ選ばないというやり方への歪。
それがスカリエッティを増長させ地上本部へのテロを引き起こしたのだろう。
オーリスはそれは妄想だと反論し、レジアスのキャリアとはやての罪について言及した。
しかしはやては自分の仕事は隠された真実を日の当たる場所に持っていく事だと力強く言う。
それが管理局の中であろうと同じ。
はやてを睨み付けたオーリスだが、こうも言っている。
捜査がしたいのなら調査許可証や特別礼状を持って来いと。
オーリスはレジアスを大して庇わず、はやての事を一切否定しなかった。
それはまるで暴走するレジアスを止めるくれるのを待っているかのよう。




⑥ゼストとは何者



地上本部が襲われながらも陳述会を続行したレジアス。
あの惨状ではレジアスが喚問されるのも当然。
そうすればアインヘリアルの導入もお蔵入りになってしまう。
自身の臨時査問に苛立ちを露にして当り散らすレジアスは、側近に引き伸ばしをさせるよう命じた。
あの男の掌とはスカリエッティに対してなのだろう。
しかしゼストの映像を見たレジアスは今までの強気を一変させる。
レジアスはゼストを非常に恐れており、そのプレッシャーは平静でいられない程。
ゼストは一度死んだ身をかりそめの命で生き長らえていると言う。
ゼストは管理局の元捜査員で、レジアスの持つ触れてはならない気密に触れたから消されたからでは?
自身が人造魔道師という事もあり、成すべき事の1つとしてレジアスの首を狙っているのではないだろうか。




⑦ラボ



スバルの振動破砕により基礎フレームの破損が酷く、戦列復帰が程遠いチンク。
程度は別問題として、痛手を負ったのはナンバーズも同じ。
ノーヴェも腕を酷くやられていた。
慕っている姉のチンクが自分を庇って重傷を負った。
そこまでチンクを追いやったスバル、そして幻術で痛い目に遭わされたティアナにノーヴェは復讐心を燃やす。
今のノーヴェにはナンバーズのオリジナルであるギンガには全く興味を示さない。
今度こそはという気持ちは機動六課もナンバーズも同じ。
ギンガの奪還と、スバルへの復讐。
スバルとノーヴェのさらなる激しい戦いが待ち受けている。
ルーテシアはラボにあるとあるカプセルの前に立っていた。
その中には自身には見覚えの無い、母親(ルーテシアの素体?)だと言われている女性の姿があった。
レリック11が見つかればその女性が目覚め、その女性がルーテシアの母親になれば心が生まれるという・・・。
ルーテシアの母と呼ばれる人物の隣にはもう1人の女性がおり、その女性をオットーとディードが見つめていた。
恐らく2人の素体なのだろうが、髪の色を考えるとルーテシアの母親はセッテの母親の可能性もあるかもしれない。
ルーテシアに言われている事は真実なのか?
信憑性は疑問だらけ。




⑧機動六課の翼



OPで見られた通り、機動六課は廃艦予定だったアースラを修復し、住居面と移動手段を一挙に得た。
思い出が詰まったアースラに最後の花道を作りたいという、はやての気持ちもあったのだろう。
これにより機動六課は文字通り機動力がアップする。
スカリエッティのラボの位置が特定出来ればアースラで乗り込める。
アースラを動かすのはルキノ。
そしてストームレイダーの操縦桿をヴァイスに代わりアルトが。
スバルVSノーヴェ、ティアナVSウェンディ&ディード。
エリオVSガリュー、キャロVSルーテシア、シグナムVSゼスト。
という今後は衝突必至な主なライバルの構図。
そして大量のガジェットを迎え撃つなのは、フェイト、ヴィータ。
クライマックスに向けての戦いの行方はより激しさが増すこと間違いなし。




⑨ママの手は届くのか



奪われたら奪い返せばいい。
そういう雰囲気へと動いて行く機動六課。
それを先導していたなのはは心の中ではもう耐え切れなかった。
ヴィヴィオとの約束を守れなかった。
あの子、今頃はきっととても辛い思いをしている。
今すぐ助けに行きたい。
その辛い気持ちは親友であるフェイトだからこそ打ち明けられた。
なのはの弱い部分をフェイトは幾度も見てきた事だろう。
心を通わせた親友だからこそ互いに思いを受け止められる。
大丈夫だから・・・。
だから2人で頑張ろうとフェイトはなのはと誓い合う。
OPで表されたなのはとヴィヴィオの関係。
追いつきそうで追いつかない。
届きそうで届かない手。
諦めない限り、ママの手はきっとヴィヴィオの小さい手を握る事が出来るだろう。
だが、聖王の器であるヴィヴィオに王の印であるレリックが移植されようとする。
ヴィヴィオはどのような姿でなのはの目の前に現れてしまうのだろうか。





【次回予告 語り:なのは・フェイト】

新たな翼を得て、再び立ち上がった機動六課。
決意を胸に立ち向かう空に表れた者は?
次回魔法少女リリカルなのはStrikerS
第19話「ゆりかご」
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