「Scool Days」「スクールデイズ」「スクイズ」 ぶちまけ！？記事

　
放送中止に・・・ブチまけろっ！！


２００７年９月１９日　ＡＭ２：１５　ｔｖｋ

自動車保険のＣＭの終わりから録画再生が始まる。
始まる・・・始まる・・・。
最初からイタい話ばかりの鬱アニメ「スクールデイズ」がとうとう最終回を迎える。
誠に抱かれて我を取り戻した桂言葉。
もしかしたら唯一のハッピーエンド到来か？
しかし世界の妊娠も事実。
どうなっちまうんだろう？？
何人ものヒロインにツバを付けた誠には天罰は降りないのか！？
それがすべてココに・・・。





※特別ゲスト　遠山の翠さん（ゴメンみどりん・・・）※



「……って、なんじゃこりゃーっ！！」



そして・・・






※特別ゲスト　遠山の翠さん（ホントにホントにゴメンみどりん・・・）※

「おのれらは、人の楽しみを踏みにじって何しとるんじゃーーっ！！」


特別ゲストのみどりん、ホントに有難う・・・。



こんな事態、昭和時代の最後の頃のＴＶを思い起こさせてくれました。
２枚目の船のように船舶のシーンもあったのか、２ｃｈとかの掲示板やブログではこの船と誠の女癖の悪さを揶揄してある隠語が爆裂状態でした。

放送中止の理由はhttp://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/09/schooldays.htmlで掲載してます。
実際に起きた事件と最終回の内容が似通っていたからとの事。
ｔｖｋを筆頭にチバテレビ等も放送を取り止める予定。
年齢制限のあるＡＴ―Ｘも検討中だとか。
火曜深夜はゼロ使いとスクイズだけ録画して見てますが、スクイズの展開が気になっていたのでいつもスクイズから見てたんです。
話数の前半ではいつも澤永の静止画で終ってましたしね。
ホント、見苦しかった・・・。



ここで作品について書こうと思います。
先ずは言いたいのが伊藤誠。

言葉が好きだぁ～、けど付き合ったら疲れたから世界がイイ～。
かと思いきや幼馴染の乙女のアプローチには乗るわ、世界の為ならと自分の身体を差し出した刹那のアプローチには乗るわ・・・。
成行きで澤永が好きだった光とも関わるし、乙女の友人トリオ（性格悪っ！！）にも手をつける。
その間にも世界とはしょっちゅうで、結果はつわり・・・。
言葉は結局誠とはキス止まりで、その先は澤永に奪われたという、あまりにも不憫なヒロインでした。
とにかく言葉が可哀想過ぎでした。
乙女達にイジメられるわ、避けられてもストーカーのようになってまで好いているわ、世界を引っ叩くわ・・・。
ＥＤのキャスティング順番が世界の次の２番目だったのが気になっていて、やはり誠はメインヒロイン？の世界とくっつくのかと思ってました。

原作を知らないで見てたので、誠の女子生徒ハシゴはホントギャルゲの主人公の風上に置けないヤツだとストレートに思ってました。
七海は誠とは最後まで無かったけど、言葉への責めの報いがああいう形で降りたのかも？
今考えれば、誠は心にも？？？（それじゃ犯罪だろうが）

関わったキャラ達が行くところまで行き着いたので、誠はいつまでも誠を信じていた言葉の元に戻り、そのまま言葉と誠が・・・ではないかという気持ちでいました。
今になって考えれば、最終回は言葉に復讐される展開が濃厚でしょうね。
実際に台所で包丁がキラリ☆だったので、言葉はきっと独り占めしたいが為に誠を脅す事も含めて行動を起こそうとしてたんじゃないでしょうかね。
世界はもう身ごもったので、別れたいという気持ちも無いでしょうし。
女子高生と刃物というキーワードが今回の放送休止に繋がったのは確か。
それが誰なのかが気になる所。
アニメは原作を知っている人でも予想がつきにくかったらしいので、かなり注目されていました。
ここ最近のギャルゲアニメは主人公と本命（メインヒロイン）のカップルが幸せになって最終回がパターンです。
私としてはそれが自然だと思ってましたが、このスクイズはこの常念を見事覆してくれた「問題作」でした。
性交した（シーンはキス止まりや服を着るに留まったケド）、しかも複数の女の子と・・・を「スクールデイズ」として全面に押し出していました。
何気ない学園の日常とは違った、ケータイを媒介にした現実社会の性の実態を意識したような作品には何かと驚かされていました。
よくこの内容をアニメに出来たものだと感心してます。
このラストをＰＣゲームメーカの公式ＨＰでは「感動のグランドフィナーレ」と銘打っていただけに、放送休止が悔やまれるばかりです。
本当に「感動のグランドフィナーレ」かは今の段階ではスタッフやＴＶ局員以外は知る由も無いでしょう。

最終話が収録されたスクイズのＤＶＤが発売されれば、ＹｏｕＴｕｂｅ等で見られるのかもしれないですね。
またここに有難くない伝説（放送事故）が誕生してしまいました。
作画的にも中々頑張っていただけに・・・。


・・・悔しいっ！！