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アニメ感想 D.C.Ⅱ S.S.(~ダ・カーポⅡ セカンドシーズン~) 3話&4話&5話

2008年05月07日 01時05分18秒 | 『D.C. ダ・カーポ』
 
アニメ感想 D.C.Ⅱ S.S.(~ダ・カーポⅡ セカンドシーズン~)


セカンドシーズンでは朝倉姉妹を中心に話が展開してます。
内容も原作(ゲーム)をしっかり意識しているようですし、作画のクオリティも高め。
さすがにゲームCGとアニメの作画には温度差がありますが、そこは割り切って見た方が賢明でしょう。
アニメはアニメでの萌えがあって、D.C.Ⅱワールドを堪能出来ます。
この記事は3話~5話をまとめて更新です。


3話「正義の魔法使い」

【義之の生い立ち】

さくらと義之の関係はストーリー上最大の秘密。
判っているのは義之はさくらに連れられて朝倉家にやって来たという事実。
EDに出てくるカットシーンの冒頭には幼い義之に向かってしゃがんでいるさくらの姿が。
実は既に義之の生い立ちの秘密が隠されてもいる。
幼少の義之の声は伊藤静さんが担当。
これはゲームと同じキャスティング。
ゲームと言えば・・・まあゲーム。(謎


【当時の朝倉姉妹】

3話は義之の幼少時の記憶がメインで、当時の音姫と由夢がどんな子供だったのかが描かれる。
音姫と由夢の幼少時代は今の2人とは正反対な態度。
義之が朝倉家の世話になる時、由夢は明るく歓迎し、音姫は何故か機嫌が悪かった。
音姫は純一の魔法使いの資質を継いでいた訳で、その事について他人とは違う自分にコンプレックスを抱いていたらしい。
自分の魔法使いとしての使命を幼いながらも理解していたであろう音姫。
義之を何も知らない部外者と思い込んだのか、冷淡な態度をとっていたのだろう。
しかし義之も魔法を使える事が判り、音姫は義之に心を開き、音姫は義之と大切な約束を交わす事に。
「一心同体」という合言葉が2人に絆を結ばせていく。
そして現在、義之は音姫の与えられた使命を共有する事を誓う。
初音島に起こる様々な異変に音姫は解決すべく立ち上がる。
それが具体的に動き始めるのはもう少し先。



4話「幸せの形」

【音姫の緊張】

人形劇を披露する当日になって小恋が風邪で倒れてしまう。
その穴を義之と一緒に練習していた音姫が人形劇の代役を務める事に。
ゲームで繰り広げられた音姫シナリオを追随している。
いざ開始前になってとても緊張する音姫は、胸の鼓動を義之に確認してと言い出す。
エッチな事が嫌いな音姫の性格だが、その事も考えられない程の緊張であった事が窺える。
義之が渉のような性格なら確かめていたかもしれないが・・・。
後で音姫に説教されるのが見え見えで、胸を触る勇気ががあなたにはあるだろうか??


【由夢の気持ち】

朝、義之が家を出るのを待ち構えていた由夢。
あんなにウロウロしていたのにも関わらず、義之が現れた時には“たまたま”という言葉を発する。
朝倉音夢の表裏がある性格を譲り受けた由夢の行動や仕草はとても素直ではない。
本当はクリパを一緒に回りたいくせに素直に切り出せない。
昔の由夢は義之にベッタリだっただけに、この変わり様は血筋なのだろうか。
由夢は義之を“兄さん”以上の想いを寄せているように見える。
由夢が義之に対して抱いている想い。
その正体が5話で見え始めて行く。


【由夢のロシアンたこ焼】

遠まわしにクリパの事を義之に言い寄る由夢。
義之もそこまで言われたものなら由夢の気持ちに気付く。
実際に由夢は義之と一緒にクリパを回り、とても楽しく過ごした。
途中で見られた、義之と一緒に食べたロシアンたこ焼。
おそらく激辛なたこ焼が1~2個混じっていたのだろう。
見事アタリを引いた由夢は・・・。
由夢の表情の描き方に力が入っており、とても味に対する表情だけには見られないとだけ言っておこう。
元が美少女PCゲームである事を意識しての作画かもしれない。


【音姫の涙の理由】

自分が演じる人形劇の登場人物シャルルに感情移入してしまい、涙を浮かべてしまった音姫。
エトの『消えてしまいたい』という表現に、音姫が涙を浮かべながら応える。
エト=義之である事に対し『消える』という表現に涙する。
音姫は無意識に義之に台詞を通じて気持ちをぶつけていた。
義之に対して“消えてしまわないで”と強く思う音姫。
正義の魔法使いという使命を背負った音姫が思う義之への本当の気持ちとは?
義之が消える???
魔法と関わりのある義之なだけに、それが音姫には見えているかのような態度にも見えた。


【芳乃さくら】

この幸せがずっと続けばいいのに・・・。
クリスマス一色の初音島に雪が舞う。
明るい笑顔に隠された、さくらの思いつめた表情。
さくらの祖母が植えたあの枯れない桜の樹。
その樹をさくらは険しい表情で見つめていた。
学園長という肩書きもあり、しばしば家を空けるさくら。
仕事以外の時は枯れない桜の樹の様子を見ているらしい。
再び枯れない桜の樹に異変が。
この作品の核心にはいつもこの桜の樹が関わっている。



5話「失望の雪原」

【アニメオリジナル脚本】

スキー旅行のイベントはゲームでもメインイベントだったが、旅行メンバーに違いがあった。
天枷美夏の不参加。
ファーストシーズンの後半でロボットと社会の関わりがメインだっただけに、アニメとしての美夏は研究所に戻っている事になっている。
ゲームでの朝倉姉妹はスキー旅行に参加しておらず、家族水入らずで年末を過ごしていた。
アニメの話数が限られる事もあり、セカンドシーズンでスポットが当たった朝倉姉妹のスキー旅行の参加が必要になったのだろう。
朝倉姉妹はスキーが上手だったというのはアニメで初披露。
(PC版D.C.Ⅱとでしか比較していない)
この5話はスキー旅行イベントと由夢シナリオを上手くマッチングさせたもの。
よって白河ななかによる、小悪魔な覗き騒動が再現されなかった。
このイベントはゲームで数人のヒロインシナリオで堪能出来る筈。


【由夢の予知夢】

音姫の方が魔法使いのイメージが強いが、由夢もきちんと魔法使いの血筋を引き継いでいる。
それが予知夢。
朝倉純一も予知夢をよく見ていた事から、当時の純一と同じ年頃を迎えた由夢は予知夢をよく見るようになったらしい。
由夢の見た予知夢は自分がスキーをしている最中に遭難してしまう事。
自分が落ちていく中、視線の先には義之の姿が。
それを避けようと、由夢は義之を避けてしまう。
しかし予知夢に出てくるシーンの前後は由夢には判らない。
それは朝倉純一も同じで、その予知夢に振り回されて様々なドタバタ劇が繰り広げられたりもした。
義之もファーストシーズンの時は小恋との出来事に予知夢を見ていたが、セカンドジーズンになってからは見ていないよう様子。


【由夢が義之に笑顔を見せなくなった理由】

由夢がとある時期を境に義之に笑顔を見せなくなった。
昔は義之と一緒にいるだけでとても楽しそうにしていた由夢。
それが今はいつも角が立つような態度を取ってしまう。
態度の変化は心境の変化が原因であるのは間違い無い。
由夢が予知夢を見るようになったのと、由夢の義之に対する見方が変わって行った事が関係していたのかもしれない。
由夢にとって義之は兄(のようなもの)に見え、姉の他に兄も出来たという事で楽しく過ごしていたのだろう。
しかし成長するに従い、義之を兄だけではない見方をするようになっていた。
この流れは朝倉音夢の血筋を紛れも無く継いでいる証。
想う相手に真っ直ぐ見られなくなってしまった事による、由夢なりの意思表示でもあった。


【未来は変わらない】

由夢の予知夢は当たったが、遭難する事は彼女の思い込みに終わった。
しかし予知夢に出て来る場面は必ず遭遇する事を由夢は悟った。
最後に由夢が呟いた「未来は変わらない」。
義之に対して最悪な予知夢を由夢は見ていたに違いない。
4話で音姫が涙した事と密接な関係があるのかもしれない。



総括

ストーリーの核心部分に早くも触れ始めていた事もあり、コメディ部分は早くも控えめ傾向になり始めたようです。
ゲームではいくつものシナリオが存在するだけに、話をアニメに凝縮させる難しさはギャルゲの宿命でしょう。
D.C.の時と違い、D.C.Ⅱのアニメは放送話数が少ない(比べて半分)ので遊びの部分(お笑いシーンとか)が減ってしまうのは仕方のない事です。
それをフォローするかのように5月29日にコンシューマ版(PS2)ゲームが発売されます。
D.C.Ⅱもゲームとしてならば、かなり楽しめます。
アニメに限ると、D.C.のファーストシーズンがかなり独創的でした。
作画面としてはD.C.Ⅱの方が力が入っているように見えます。


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