栄養失調が疑われる児童に、校長がこっそり牛乳を飲ませている小学校がある・・・
という毎日新聞の記事を読みました。
記事の内容は、体が痩せ細り、授業中にきちんとした姿勢を保てず、
ぼんやりしている児童に気付き、話を聞いたところ、
コンビニ販売のおにぎりや菓子パンを与えられているということ。
校長は栄養を補うため、給食の牛乳を冷蔵庫に保管し、
他児童に見つからぬように校長室で毎日飲ませたという。
その後、児童の食生活に改善はなく、賞味期限切れの食品を与えられていることも・・・
児童には好き嫌いがあり、栄養失調も疑われたため、見かねた校長が
保護者を呼び出し食生活について諭したが、母親は食事を作っても食べないと
戸惑い両親は互いに責任をなすり合い、喧嘩まではじめたそうである。
過去には、1日の食事はおにぎり1個という児童がいたりと
校長は家庭の機能低下は現場で実感している。
状況は悪化の一途だ・・・家庭のしつけまで学校が引き受けるのはどうかと思うが
劣悪な食事の限度を超えている・・・と嘆き、憂えている。
国は食育推進基本計画をスタートさせ、2010年度までに朝食を取らない
小学生をゼロにするとの数値目標を盛り込んだが法の理念とかけ離れた
現実に学校現場からは悲鳴が上がっているという。
都教委の調査によると「朝食を必ず取る」小学生は79.7%、中学生は70.2%
「食べない」「食べないことが多い」という小学生は5.1%、中学生は11%・・・
というような記事内容でした。
国がこうした朝食に関する数値目標を設置することには賛成しています。
ただ今回、記事にあったような場合、学校はどこまで踏み込んで
指導する権限が与えられ、保障されているのか・・・?
学校とすれば、難しい問題だろうと思われます。
ただ朝食を食べさせればいいということで、毎朝、菓子パンやケーキ、コーンフレーク
お菓子を与えればいいというものでもないでしょうし、子供たちに朝食に何を食べたのか
毎日調査し栄養面で好ましくない食事を与えてる家庭に対し、学校は保護者に
指導することも必要になるということでしょうか?・・・
そうだとすれば、本来は学校教育外の範疇だと思います。
子供へ食事に関する指導・教育を行なった結果、高学年となれば自分で改善し
用意も出来るでしょうが、低学年の児童に対しては保護者が用意する以上
国が望み理想とする食事のあり方を子供のために、実践させようとするならば
それが出来ない、分からない保護者への指導も視野に入れる必要があるように思うのですが。
今回記事になったケースは稀であると思いたいのですが、実態はどうなのでしょう・・・
食事に限らず、例えば、小学生にパーマをかける、髪の毛を染める・・・
その他の生活習慣において、信じられないことが私が知る限り、幾つもあります。
こうした事例は、保護者の価値観が多様化している・・・
ということで済まされることではないと思いますし、
学校がそこまで関わり、指導することには限界があると思います。
子供の教育全体を考えたとき、親が悪い・・・
で片付けることは出来ない問題でしょうし、だからといって何が出来るのか、何をすべきか・・・
これこそが現在の子育てにおいて公教育とは別の大きな問題であるように思われます。
学校という集団で学び遊ぶ場において、数名の社会生活に馴染めずルールを守れない
子供がいるために学校の機能が麻痺し、混乱してしまうケースはよく聞く話でもあります。
決して他人だけの問題ではなく、その他の子供にも直接影響する問題であることを
認識する必要があるだけに、単純に割切ることが出来ない切実で深刻な思いがします。
http://tokkun.net/jump.htm
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という毎日新聞の記事を読みました。
記事の内容は、体が痩せ細り、授業中にきちんとした姿勢を保てず、
ぼんやりしている児童に気付き、話を聞いたところ、
コンビニ販売のおにぎりや菓子パンを与えられているということ。
校長は栄養を補うため、給食の牛乳を冷蔵庫に保管し、
他児童に見つからぬように校長室で毎日飲ませたという。
その後、児童の食生活に改善はなく、賞味期限切れの食品を与えられていることも・・・
児童には好き嫌いがあり、栄養失調も疑われたため、見かねた校長が
保護者を呼び出し食生活について諭したが、母親は食事を作っても食べないと
戸惑い両親は互いに責任をなすり合い、喧嘩まではじめたそうである。
過去には、1日の食事はおにぎり1個という児童がいたりと
校長は家庭の機能低下は現場で実感している。
状況は悪化の一途だ・・・家庭のしつけまで学校が引き受けるのはどうかと思うが
劣悪な食事の限度を超えている・・・と嘆き、憂えている。
国は食育推進基本計画をスタートさせ、2010年度までに朝食を取らない
小学生をゼロにするとの数値目標を盛り込んだが法の理念とかけ離れた
現実に学校現場からは悲鳴が上がっているという。
都教委の調査によると「朝食を必ず取る」小学生は79.7%、中学生は70.2%
「食べない」「食べないことが多い」という小学生は5.1%、中学生は11%・・・
というような記事内容でした。
国がこうした朝食に関する数値目標を設置することには賛成しています。
ただ今回、記事にあったような場合、学校はどこまで踏み込んで
指導する権限が与えられ、保障されているのか・・・?
学校とすれば、難しい問題だろうと思われます。
ただ朝食を食べさせればいいということで、毎朝、菓子パンやケーキ、コーンフレーク
お菓子を与えればいいというものでもないでしょうし、子供たちに朝食に何を食べたのか
毎日調査し栄養面で好ましくない食事を与えてる家庭に対し、学校は保護者に
指導することも必要になるということでしょうか?・・・
そうだとすれば、本来は学校教育外の範疇だと思います。
子供へ食事に関する指導・教育を行なった結果、高学年となれば自分で改善し
用意も出来るでしょうが、低学年の児童に対しては保護者が用意する以上
国が望み理想とする食事のあり方を子供のために、実践させようとするならば
それが出来ない、分からない保護者への指導も視野に入れる必要があるように思うのですが。
今回記事になったケースは稀であると思いたいのですが、実態はどうなのでしょう・・・
食事に限らず、例えば、小学生にパーマをかける、髪の毛を染める・・・
その他の生活習慣において、信じられないことが私が知る限り、幾つもあります。
こうした事例は、保護者の価値観が多様化している・・・
ということで済まされることではないと思いますし、
学校がそこまで関わり、指導することには限界があると思います。
子供の教育全体を考えたとき、親が悪い・・・
で片付けることは出来ない問題でしょうし、だからといって何が出来るのか、何をすべきか・・・
これこそが現在の子育てにおいて公教育とは別の大きな問題であるように思われます。
学校という集団で学び遊ぶ場において、数名の社会生活に馴染めずルールを守れない
子供がいるために学校の機能が麻痺し、混乱してしまうケースはよく聞く話でもあります。
決して他人だけの問題ではなく、その他の子供にも直接影響する問題であることを
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中学生の母&子育て支援活動のお手伝いなどしています。
このニュースは、驚き・・・。これも虐待ですよね。
実際、色んな環境下のお子さんがいて、その中でこの校長先生のような「人」との出会い、「転機」との出会いで、どうか元気に成長することを願うばかりです。
私自身、身近な子どもたちに、目配り、気配りのできる人であるよう心がけたいものです。
ただ感じられるのは、戦前の教育を受けた人にはブレない芯のようなものがあったけど。戦後の民主教育を受けた人は他の意見を聞きいれ過ぎて、不必要に物分りがよくなった人々と、自分のわがままをどのような理屈をつけてでも押し通そうとする人々に分かれているということです。
この後者の人々が問題を起こしています。結局は「バカは死ななきゃなおらない」なのだとすれば、日本の未来にはこの先も長く、暗雲が垂れ込めているということになのでしょうか。
そして、社会通念上の行き過ぎた形が児童虐待だと思います。
いかに生意気な子供であれ、子供は子供。社会的に自立できない者が保護者に裏切られて保護されず、大人の都合に振り回されたら、子供はいったい何を信じて誰を頼れば良いものでしょうか?
私もさせてくださいね。
一方では手作りお弁当、もう一方では満足に食事できない子供。両極端ですね。
こちらもTBさせてくださいね。
その学校において友達の恵まれた環境を知り、
また、自分の置かれた不遇な環境を知る・・・
残酷ですね。
先生が出来る事って昔に比べてかなり制限されていて
それでも話題になるであろう内緒で牛乳を飲ませてあげた
校長には、拍手を贈りたいです。
先日も新学期の役員選出のPTA会議があり、
中には本当に和を考えずに個人的な考えを押し付けて
会議を操作しようとする御父兄も見えました。
先生のモラルより親のモラル。
子育ての熟練者である祖父祖母と離れた家庭を営む事に
色んな問題の核心があるのかも?と思ってます。
学校(というか行政)が何でもかんでも指導し統制すればよいというわけでは、もちろんないとは思うのですが、保護者がいるのだからと悠長なことを言っていられない現実(保護者どころか親が害悪の場合だってある)だってあるわけです。
みんな平等にしないと、えこひいきはいけないというのですが、そもそもがその子その家庭それぞれに平等じゃないのだから、もっと臨機応変にならないのかなぁと良く思うのですが・・・。
コンビニの食べ物がマズイ。って思える生活に感謝をしてます。
(遅まきながら、こちらからもTBさせて下さいね)
将来は、医者よ、弁護士よ、と 進学校に行かせる事が最高の進路であると 子供に自分の夢を押し付けている、過干渉な親。
良く学び良く遊んだ上で、自ら医者や弁護士を志した若者なら、将来お世話にもなりたいものだが、教育ママにあおられながら小学校からの詰め込み教育でしばられ、気がつけばママに作られた頭オバケの医者なら、私は死んでも世話にはなりたくないものだ。
生きるのに投げやりな気力無しの人間に育てるのも、自分で考えて行く事も出来ず世間知らずの勉強バカに育てるのも親なんだと自覚してもらいたい。