セネガル便り-42-

ある日の出来事-1-
いよいよ、日本で言う "春場所" (セネガル相撲) の始まりです。セネガルには日本と違う相撲 (バッレ) と言う競技が有ります。ルールも背中、頭部等を地面に付いたら負けです。娯楽の少ない (日本に比べると) 所なので、人々は熱狂します。大人も子供も男も女も・・・。一応囲ってはありますが、土俵は有りません。しかも砂地で、グーパンチ あり

　　　戦士紹介

アントワン・ファール 21歳　 彼はCayar地区の チャンピオンです。	ビラーマ・ジャンメ 21歳

見よ！この肉体、半分野生化していますよね。普段、優しい奴達なんですけど、試合になると近寄れなくなります。(殺気)　この肉体は、日本のスポーツ選手などは 器具、食事、監督、親方、等が考慮するのですが、全然鍛えてないんです。日常の生活習慣と DNA (多分遺伝子）のみ。セネガルの食事事情を知っている私にはとても信じられません。 (栄養学、ビタミン等考えてない)　何を食べたらこんなになるんだろうと不思議です。彼達はプロではありません。仕事を持っています(漁師)。しかしセネガルには プロ？もいます。頂点の試合になると　何千万CFAのお金が動きます。この国で！。本当にセネガルはお金持ちが沢山います。村と都会の格差でしょうけど。続く