訪問看護ステーションジョジョ(株式会社THS&EK)のご案内

ジョジョは医療ニーズの高い人の訪問看護、療養通所(デイ)老人ホームをしています

娘に

2018-09-16 08:21:49 | 日記
ゴメンね

子供には直接言えない
だけどどこかに我が気持ちを残したい
彼らは決してこのブログは見ないだろうから
エンディング準備として





私は独身時代
手術室勤務したてのころ
まだ2~3回しか会ってない医師が
私のユニホーム姿を見て
「お前・・・子供出来んぞ」と言われた
自分で言うのもおかしいが
それなりに豊満なナイスバディだったんだけど・・・

すごい・・・
何も話していないし
まだ名前すら知らない先生が
症状を言われたが・・・当たっている
「でも、たまに出来る事あるから」と

その通り
姉も・・・私たちは子供の出来にくい体質だった

やがて
違う医師にも
「結婚したら直ぐに治療に来なさい」と言われ
そして不妊治療をして3人の子供に恵まれた

娘一人
でも彼女は男尊女卑の家で生まれ
私に、そっくりの顔だったから
かなり姑に虐められていた


子供たちが小さいから中々出てこれなかったのだが
やがて離婚を決意して出て来るとき
それまで何も言わなかった娘が
小学生の娘が「ありがとう・・・」って言った


だからかな
彼女はとっても正義感が強くて
彼女は小学生の時、学校でいじめられている同級生を
見て見ぬふりは出来ず友達になり
そのうち、みんなの仲間にしていった


彼女が高校生の頃だったと思うけど
友達が彼氏からもらったネックレスかなんかを
自分が排尿したトイレに落として拾えないと泣いている
周りには何もなくて
娘が「手を入れて拾った。そのあと無茶苦茶手を洗った」と
話していた事がある

親ばかだけど
本当に良い子だと思っている
でも神様は多くの試練を彼女に与えた

彼女は笑い話しとして話すが
本当に親が知る限りでも多くの試練があった

娘が結婚した時
早めに婦人科受診するようには言っていたのだが
ある時から言わない事にした


「癌じゃないけど癌センターに行っているの。そこでしか治療は出来ないんだって」と
どんなに辛かっただろうと
だから何も言えなくなってしまった

私の知る限り
2度手術して・・・やがて「妊娠しても良い」と言われたと言うが
もともと出来ない体質で治療中に見つかった病気・・・
病気が再発したら・・・

子供なんて出来なくても良い
自分の人生を楽しんでほしいと思った


ゴメンね
多くの試練の中に生んでしまって





・・・続く