goo blog サービス終了のお知らせ 

ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

絶叫!

2009-12-02 22:10:31 | 自宅介護

昼前に母ちゃんはショートスティに出かけました。

簡単に掃除を済ませ、午後にくるはずの仕事のメールを待ちながら読書・・・

メールが届かないうちに夕方が近づいています。

『どうせまた、メールは夜になるだろうな・・・いつものことさ』と、ばあちゃんの様子を見に行くことにしました。

病院に着くと、丁度ばあちゃんの点滴を持った看護士さんがナースステーションから出るところです。

『〇〇さん、また点滴を抜いちゃったんですよぉ。これから先生がラインを入れますので、廊下で待っててください』とのこと・・・。

廊下で待っていると、ばあちゃんの絶叫が聞こえてきます。

『いでぇーいでぇじゃやめろぉ・・・』

耳を塞ぎたくなるほどの絶叫に、胸が締め付けられます

早く終わって欲しいと思っていると、

おおげさだなぁ、〇〇さん』と先生の声。

・・・痛いって言ってるじゃない

・・・なんで笑っていられるの

その時点ですでに10分ほど絶叫が続いています。

すると・・・

〇〇さーん、まだ刺してないよぉー。痛くないよー』

・・・まだ刺してないって

『いくよー・・・ほうら終わったぁ』

・・・今、刺したの

後から看護士さんに様子を聞くと、ミトンで顔を覆ってイヤイヤをしながら暴れていたんですって

やれやれ・・・注射も耳かきも大嫌いなばあちゃん。まるで幼子のようだねぇ・・・。

点滴の針が嫌なら、ラインを抜かなきゃいいのにねぇ

同室の皆様、お騒がせいたしました

その後、放射線技師さんがラインの確認の写真を撮りに来たようですが・・・

同じような出来事が繰り返された模様です。

----------

病院にある『ピンクのミトン』は一番小さいサイズなのだそうですが、それでもばあちゃんにとっては『巨大』です。

看護士さん達も万策が尽きたようです。

でも両手を抑制するのはカワイソウ・・・

そこで、100均の『鍋つかみ』を使ってみることになりました。

早速100均までひとっぱしり

買ったのはいいけれど、やはり巨大です。

手首のところをカットしてバイアステープで縁取りしました。

そしてマジックテープを加工して、キュッとすぼまる構造に作り変えてみました。

あとは看護士さんに工夫してもらうしかありません。

明日はばあちゃんのところに行けないので、明後日持っていこうと思います。

----------

と、ミシンで遊んでいるうちにお仕事のメールがやってきました。

金曜日から取り掛かり、月曜日に納品の突貫工事になりそうです。

こんなことなら、母ちゃんのショートスティを2泊ではなく4泊にしてもらえば良かったなぁ・・・