昨日購入した『尿取パット』を車に積んで、ばあちゃんの所に行ってきました。
大きなソファにちっちゃいばあちゃん。
やっぱカワイイです。
部屋に荷物を置いて共有部分の居間に戻ると、ばあちゃんが両手を差し伸べて私を向い入れてくれました。
・・・私のこと、ちゃんと憶えていてくれたんだねぇ・・・
するとばあちゃん、ニコニコ顔で意味不明なことを語りかけてきました。
『そうがぁ・・・くっつかねがったがぁ・・・しかたねぇんだなぁ・・・いいんだいいんだ・・・』
『・・・・・・はぁ・・・・・・』
ヘルパーさんに助けを求めるも、ヘルパーさんにも分らないみたい。
つまりは、私のことは分らない状態で、なにか午前中に起きた出来事を話してくれていたみたい。
・・・やっぱ、忘れられちゃってたんだぁねぇ・・・
なるべく沢山、足を運ばねばと思った次第です。
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父ちゃんの病院に行くと、丁度おむつ交換の時間でした。
各ベッドすべてカーテンで仕切っていたので、終わるのを待っていました。
順繰りにおむつ交換が終わり部屋に踏み込むと、なんか雰囲気がいつもと違います。
・・・へ・・・父ちゃんが居ない
・・・すみませーん、うちの父ちゃんどこに移りました?
病室の一番奥にお引越しをしていました。
ここはあの『デカイ声のじい様』の定位置だったよね・・・。
『あのデカイ声のじい様はどこに行ったの』とは、なんとなく恐くて聞けませんでした・・・。
入院して73日・・・まだまだ長い入院になりそうです。