ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

『鷹の目』ばあちゃん

2007-10-25 23:48:14 | 自宅介護

ばあちゃんの口癖は、『耳ーぃ、遠くてーぇ』と『さっぱり見えねーぇ』です。

ところが、オカズにひそかに入れたひき肉は良く見えるらしく、黒のMy塗り箸ですべてを撤去してしまいます。

このところ、ばあちゃんの胃袋に納まった『肉類』は皆無です。食べて欲しいのに・・・。

仕方が無いので、毎日の蛋白源は『納豆』と『卵』『豆腐』『カレイ等の魚』で補うしかありません。メニューが単調になるんですよねぇ・・・。

ですが・・・今日の夕食は『ひっつみ』です。強力粉をこねて手で薄く延ばしながら、ちぎっては茹でちぎっては茹で・・・冷蔵庫にある材料(にんじん、大根、ゴボウ、きのこ類、鶏肉、ネギ)を切って放り込み、カツオ出汁の顆粒を適宜入れて醤油で味付け。田舎の味ってやつです。

『つまんで鍋に投げ入れる』→『ひっつみ』

『取って鍋に投げ入れる』→『とってなげ』

俗に言う『すいとん』のことです。県内だけでもいろんな言い方があるようですが・・・。

ばあちゃんは『ひっつみ』大好きです。が・・・『鷹の目』ばあちゃんはゴボウと鶏肉は見逃しません。お盆の端っこに追いやられていました。あーもったいない・・・。