桜はハーブ！

日本人は何故桜が好きなのでしょう？

前に知り合いのカナダ人の女性は 「この時期、何処へ行っても桜ばかりであきる」と言っていました。 国民性の違いでしょうか？

まあ彼女は枯れ葉の舞う音も「ノイジー」と言っていましたから、なんとも言えませんが(笑) 桜はバラ科のれっきとしたハーブです！

樹皮を染料や痰・咳止めにしたり、花を桜湯に葉を桜餅に使います。 花は八重桜を 葉は《オオシマザクラ》で桜餅用に栽培しているそうです。 花を見た後に採るのかと思ったら、株の根元で伐って脇芽の蘖（ひこばえ）をいっぱい出させて葉っぱを摘むのだそうです。

少し可哀想ですよねぇ。桜の樹は生きているのに根元で切られて、必死に大きくなろうと脇芽を出しているのに　それも摘まれてしまうなんて。葉っぱは４倍の量の塩で漬け込むと翌年迄に芳香が強くなるとの事です。 その芳香成分が《クマリン》です。

私は桜餅の葉は一緒に食べる様にしていますが、勿体ない事にクルリと剥いで中だけ食べる人が多くいます。桜餅の餡の甘さを引き立てる為に塩漬けの葉は一緒に
食べるのが正式だと思います。あなたはどちらですか？

桜 開花

暑かったり寒かったり、三寒四温で 春はやって来る といっても同じ３月に雪が降ったり半袖の日があったり、激し過ぎですよねぇ

でも確実に春がそこまで来ています。 日本人の大好きな桜の開花宣言　出ましたよ！

花見ですよねぇ (笑)

今年は花見にちょっと優雅にワインなど いかがですか？

前に書きました マロウの色をつけた 白ワインをロゼに変えた物もお薦めですが、容器が面白いワイン見つけました！

ペットボトルにキャップがグラスになるオーストラリアのワインです。 一人用で赤・白があります。 ちょっと出先の桜の下で落ちてくる花びらを浮かべて良いんじゃないですか？ それとズバリ《さくらワイン》と言う 中に八重桜が２りん入っているワインです！


さあ　　美味しいチーズと一緒に 何処の桜に会いに行きましょうか？

初島はハーブの島！

熱海から船で２５分、船に弱い私でも大丈夫でした。

《初島に行く》と言うのは去年の100の希望・目標に入っていたもので、年を越して叶った件でした。初島は首都圏に一番近い離島、常春の楽園と言うキャッチコピーで晴れた日は富士山を海から望めると言う所です。かの与謝野晶子も大正１０年に訪れたそうです。１時間もあれば一周出来ます。


野生の明日葉が道端にたくさん生えていたり、ゼラニウムも花盛りでした。明日葉もゼラニウムもハーブです。 美味しい《岩のりサザエ丼》を食べ、岩のりをお土産にしました。岩のりは《出世草》と言うんだそうです。 桜と菜の花のコントラストが綺麗でした。

天気も良く青い空と海から元気をもらって帰って来ました。海の青は副交感神経に作用し、心身にリラックスをもたらす色で水の揺らめきを眺める事により緊張感が緩和されるそうです。たまに海辺に行ってみましょう。