M's web Blog

~DOGHOUSE CLUB~

愛車選択 その1

2008-02-13 16:58:30 | 車全般

ネタ切れです。【爆】

と言う事で、私の歴代の愛車購入時の紆余曲折を綴ってみたいと思います。
購入候補に挙がった車、試乗した車、マジで商談した車etc、目の前を通り過ぎただけの車もあれば、ハンコ押す寸前まで行った車、ハンコ押しちゃった車・・・・
とにかく、当時を思い出しながら書いてみます。

学生&修行の身で車なんざ身分不相応だった私が、知人の女医さんの『車要らない?』の言葉で人生初のマイカーを所有する事になりました。
身分不相応は分かっていても、この頃は走れば何でも良いから車が欲しいってのが本音です。
聞けば、車の買い換えで下取りでも値段が付かないらしい。
7年落ちで、走行距離は4万キロ弱と、程度は抜群で素性もハッキリしてます。
有難く頂くことになり、真っ赤の『いすゞ・ピアッツァ XE』が私の元へやって来ました。

画像はイメージです。

前オーナーの女医さんは、デビュー直後のピアッツァを購入し、当時まだ解禁されてなかったドアミラーに変更していました。←当然と言えば当然ですね。
グレードも最上級のXEで、ベレGや117クーペの血統を引くDOHCエンジンを搭載していました。
そして、ドライブコンピューターやデジタルメーター、サテライトスイッチ等、先進性の高い装備が備わっていました。
個人的なモディファイは、シビエのフォグランプ、SONYのオーディオ、イタルボランテのステアリング等でした。←今から思えば、かわいいもんです。


学校を卒業し社会人となり、ピアッツァの車検が近付いて来ました。
当時からプジョーに非常に興味を持っていた私は『プジョー・309GTi』に興味を持つようになりました。

ディーラーへ足を運び何度も309GTiを試乗しました。
205GTiより一回り大きい309GTiですが、走りは205GTiと比べても遜色はありません。
ラゲッジも、当時ハマっていたスキューバダイビングの機材を積むにも、2人分くらいなら十分過ぎる程でした。
一気に欲しい度が上がりましたが、価格がネックです。
社会人1年生が、おいそれと買える値段ではありません。
結局、ピアッツァの車検を通す事になり、309GTiは夢と消えました。

そんな所へ、『プジョー405』の日本導入のニュースが入りました。
あれだけ309GTiに傾倒していた私ですが、405のスタイルを見て一目惚れ・・・・
特に、最上級ホットモデルの『プジョー・405Mi16』は、私の心臓をワシ掴み状態です。

ディーラーにMi16の試乗車があると言う事で、速攻で試乗に出掛けました。
しかし、価格は309以上に絶望的な物でした。

これを機に、今まで眼中にも無かったミドルクラスの車に興味を持った私は、同クラスのセダンを中心に見聞を広げる事になりました。
ベンツ、BMWと言った、メジャー所には興味は湧かないものの、反面シトロエンアルファロメオと言ったラテン系変態(?)車には興味津々な自分が居る事に気付きました。
特に『アルファ75』は、アルファ最後のFRだし、トランスアクスルのレイアウトは非常に魅力的でした。

しかし、20代前半の私には、当時の大阪のアルファロメオ・ディーラーは非常に敷居が高く感じられ、試乗もする事はありませんでした。

そして、生活の基盤を大阪から生まれ故郷へ移します。
相変わらず、405Mi16は頭から離れず、地元でもプジョーディーラーを訪れて、いざと言う時の地盤固めを行っていました。

そんな中、転機が訪れます。
当時、付き合ってた女性の弟が、アウトビアンキA112を中古で購入。←残念ながらアバルトじゃない。
これがキビキビ、チョコマカと良く走る。
405Mi16への憧れはあるものの、コンパクトカーでエンジンをブン回してキビキビ走るのもアリなんじゃないかと思う自分が居ました。

そしてひょんな事から、フィアットのディーラーへ行く機会があり、そこで目にしたのが『フィアット・パンダ』でした。

試乗をすると、エンジンも良く回るし、スペック以上にキビキビと良く走る。
デザインも造りもシンプルで私好み。
尚且つ、ディーラーがアットホームな感じでスタッフも明るく元気が良いのも好感度アップの要因です。
更に、ディーラー限定車だったと思いますが、黒のボディにアバルトのホイール、ステアリング、シフトノブ、赤のデコライン、エンブレムが付いたアバルト・スペシャルモデルがありました。
ピアッツァの車検が近付いている事もあり商談開始。
見積もりも取って、私自身マジで買い換えやな・・・・って思ってました。

両親と同居する身だし、黙って買い換える訳にも行かず、話したところ意外な展開に・・・・
ディーラー巡りして、そこら中に405のカタログを置いていたのと、本命が405と言うのを知ってる親父から、
『一番欲しい車を買え!どうしても足らずはワシが貸してやる!』 と・・・・
一気に話は振り出しに戻りました。

本命は405Mi16ですが、予算大幅増を取り付けたも同然の私は、MCでスタイルがよりスポーティーになった『シトロエンBX GTi16V』も候補に急浮上。
Mi16と同じエンジンを搭載した、シトロエンの中では一番のホットモデルでした。
スタイルも他のグレードと比べて、バンスポや巨大なリアウイング等が専用デザインで、ハイドロの乗り味も含めて非常に魅力的でした。

価格的にもほぼ同じなので、これには非常に悩みましたが、結局一目惚れの効力は絶対的で、念願のプジョー405Mi16に決まりました。


これが生涯初の新車購入でした。
ピアッツァは、数万円の下取りで引き取られましたが、この時点で次なるオーナーが決まってました。
他のお客さんが、大学へ入学する息子さんにと買われたそうです。
この時、もう1回車検を取ると言われていたそうです。
恐らく、卒業まで乗られたんじゃないでしょうか???
その後の消息は不明ですが、よく可愛がって貰ったのではないでしょうか。

ダラダラと長文失礼いたしました。
次回は3代目の愛車選択のお話です。

つづく・・・・・・



最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
いやあ面白い! (takotin)
2008-02-13 19:29:47
いやあ、yossym407さんの女性遍歴ではなく(笑)、クルマ遍歴が綴られて面白いです。小生とはまったく違って輸入車中心でワクワクします。初めてのクルマがピアッツァでしかも女医さんが関係しているとは、隅に置けませんネエ~(笑)。ピアッツァは当時のクルマの中ではデザインがずば抜けてましたね。さすがにおジウジアーロのデザインだと感心していましたよ。

その後、紆余曲折があってプジョー405Mi16との新婚生活が始まったというわけですね。お父さんも中々話の分かるお方で良かったですネエ~。

次回以降も期待してます!
返信する
Unknown (yossym407)
2008-02-14 08:58:17
>takotinさん
こんな事をやってる時が一番楽しい時だったので、記憶を辿るのも楽しかったですよ。(^_^;)
女医さんは、それこそ地元で昔からお付き合いのある方です。
ウチの嫁は、現在この女医さんの下で看護師として働いています。
親父は厳しい人でしたが、筋の通った話をすれば分かってくれる人でした。
この時の言葉は、有難かったですよ。
本人もビックリの展開でしたから。
これから後は、家族も出来て本人の思いとは違う方向への展開となります。
返信する