ヨッシーの道楽趣向-別冊【BLOOMING POLYP】

【趣味のMarineAquariumでの出来事を中心に記録を綴っていきます♪】

【Natural Seascapes ♪-5- 】

2012年03月04日 | Natural Seascapes

こんばんは。ヨッシーです♪

今回のヨッシーの道楽趣向-別冊-【BLOOMING POLYP】は
先回の日記【チョットしたもの♪】の文末にて
予告した通り【Natural Seascapes ♪ -5-】と題して
家の水槽の「Barometer」のお話し
(※Barometer:状態・程度を推し量る基準となるもの。指標。)

この生体を美しく維持する「Barometer」と言うお話しは
難しいテーマであると同時に
多くのアクアリストが最も知りたいと思う事なのではないでしょうか?
「ヨッシーさんの水槽は綺麗ですね」と言われる事があります。
とても有難く嬉しい事なのですが
サンゴを上手く飼育できない人の飼育systemを聞いても
次々とサンゴが白化して死んでゆく理由は分かりません
そう
オイラは「偶然上手く飼育できている」だけなのです…(・・;)マジ
「偶然」でもなんとか飼育できているのも事実ですので
その「偶然」に感謝し上手くそれに乗っかって
ある事だけには細心の注意を払って飼育を続けています

それが今回のテーマ「Barometer」なのです
以前より何度も繰り返し話していますが
オイラは「文系アクアリスト」ですので
難しい数値なんぞは持ち合わせていませんし
知りませんヾ(^▽^*おわはははっ!!
では
何をサンゴを美しく維持する「Barometer」としているのかと言うと…
換水の頻度です(゜m゜*)プッ
なぁーんだ水換えじゃねぇーかヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!
と怒らないで下さい(^^ゞ
では文系アクアリストらしく(笑)
チョイと文系なりの考え方をしてみましょう
それでは逆にお尋ねしますよ?
換水時期の「Barometer」とは何でしょうねぇー?
変なパラドックスにハマりそうですが(;´▽`A``
週/〇リットル・月/〇リットル…試薬で飼育水の数値を計測して…
色々あるでしょうね♪
どれも正解でしょう(*^^)vオイラモオナジダァー
しかしオイラは
それ以外にとても重要な「Barometer」としているものがあります♪
それが…

ショウガサンゴです

絶好調の時はこの様にポリプを美しく咲かせます
このサンゴ
Routineの飼育を続けていても時折調子を崩します…
(※換水等のRoutineの飼育作業は各水槽で違うものですので書きません)

どうですか?
ポリプは収縮し色合いも悪いですねぇー(/||| ̄▽)/ゲッ!!!
もう少し画像をアップで見てみましょう(「・・)ドレドレ..

この時点では
一般的に水質に神経質と言われるミドリイシ類は
調子は良いのですよ┐( -"-)┌ヤレヤレ...
(※調子が良いとは見た目での判断です)

この生体がこの様に調子を崩した時点で
家の水槽の水質は悪い(下り坂)と言うサインです
(※この時点での各試薬の数値は悪いものではありません)
ここでRoutineではない
換水作業を行いますオッケー☆⌒c( ̄▽ ̄)
すると…

約8時間も経てばポリプは元の状態に回復します(絶好調ではありませんが)
毎日、水槽の飼育水を全換水できれば良いのですが
そこまでの予算をサンゴに割いてあげることはできません
しかし
「趣味」ですので出来うる最高の事はしたい
最悪を免れ最高の状態を維持すること…
この微妙なさじ加減は
Routine化できるものではありませんヾ( ̄o ̄;)ダメダァー
「偶然」に乗っかている以上は
そこにある自分の水槽の中で
一番水質に神経質なサンゴに調子を聴くしかないのです・・・。
それが最高では無いにせよ
家の水槽の最善の水質を知る「Barometer」と信じて

ここでもう一つおまけ♪

ナガレハナサンゴなのですが
突然共肉に穴が開きましたド━━━(゜ロ゜;)━━ン!!
画像では分かりませんが大きい方の穴は
骨格マル見え状態でした(ノω・、) ウゥ・・・
LPSの共肉剥がれはなかなか回復しないものなので
このまま溶けていくようならこの生体を諦めようと思い
駄目モトで大量換水を行いました
すると…

約2週間程で奇跡の回復
(〃´o`)=3ホッ

この時もミドリイシ類は調子を崩してはいません。
ミドリイシ類が丈夫であると言う話しではないので誤解しないで下さいね。
各サンゴには個別に成長や生命維持に必要な
「何か」があるとも言えますしね(^_-)-☆
その「何か」のメカニズムを科学的/物理学的又は生物学的に
解き明かす作業はとても興味深く素晴らしい事であると感じますが
水槽の中の生体を美しく維持する「Barometer」は
案外ご自身の目の前にあるのかもしれませんよ ( ̄。 ̄)σホラソコッ!(笑)
その「Barometer」として一番信用できるのは
自分の水槽内で早く水質の変化に反応する
生体なのではないでしょうか。
しかし
そればかりに捉われていても
サンゴを上手く飼育できないのがこの「趣味」の
面白いところなのですがね(´0ノ`*)オーホッホッホ!!
【Natural Seascapes 】を維持するのは
並大抵の事ではないのでしょうから…

あぁ
Aquariumは奥が深い
だから趣味は面白い♪

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【補足】
自然の海は生体を維持するための
「Barometer」と言う物は持ち合わせてはいません。
全ての生体に平等に変化をもたらし
その変化に対応できない生物は死滅します。
全ては海の勝手都合です(笑)
しかし水槽は自然ではありません。
疑似自然なのです。
全ての生命は自然の上に「偶然」乗っかっているだけ
アレ!?なんだか…
気付きましたかねぇー?
とすると…疑似自然の中の自然とは?
分かりますか?
文系頭の考える事なんてこんな程度のことなんですよ( ̄∀ ̄*)イヒッ
(※答えは勝手に考えて下さい)