盆栽ブログ

寄居町在住、吉田政修が、毎日の盆栽ライフを、ネットで公開。

名前は知らないのですが

2008-12-16 10:25:17 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は、晴れてまたまた冷え込みが強かったです。
盆栽のビニールハウスも、きのうはシートをすべて閉めました。
朝、日が昇って気温が上がるとまた開きます。

今日のせた写真は、昨年四月にいただいた鉢を花壇に植えたもの。
長年勤めた仕事をやめて、今の店を開いたわけですが、
その時いくつか花をもらい、鉢花は植えてみました。
この花は、夏の間に這うように広がりみずみずしい葉を広げています。
そして、今二輪咲きだしました。白に青みがかった清楚な色の花です。
キク科の草でしょうが、なんという名かわかりません。
どなたか教えてもらえませんか。

冬のチリメンカヅラ

2008-12-15 09:08:58 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は、晴れましたが寒い朝になりました。昼間も気温は上がらないようです。
ギャラリー大樹は、私の都合で、1月まで定休日に加えて月曜日もお休みになります。あしからずよろしくお願いします。

さて、冬も本格的になって凍えるような気温です。
そんななか、健気に草木は寒さに耐えています。
葉を落とすものが多いなか、チリメンカヅラは、なんとか葉を残して頑張っているようです。
写真の樹は、半懸崖で三幹の株立ちですが、多く葉を残しています。
木によっては、もうずいぶん落葉しているものもあります。
この辺も、木の個性があるものです。でも、葉を残した方が、木に力が出て、春からも勢いがあるものです。
縮緬は、鉢での持ち込みもきき、丈夫で枯れにくいことから、近年人気が高いものです。
もっぱら小品盆栽が多いですが、葉が小さく、枝が細かく出るので、好いのでしょう。
ちなみに、チリメンカヅラにも花が咲きます。
良く花はつかないと、盆栽の本に書いてあったりしますが、枝を伸ばして勢いをつければ、もともとの親木であるテイカカヅラと同じような花がつきます。
しかし、盆栽ではもっぱら雑木として作られています。

以前紹介したニシキギ

2008-12-14 10:18:45 | Weblog
おはようごさいます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は雨。予報より早く降りだしました。
そのせいで、早めに降りやみそうです。

今日は、以前紅葉を紹介したニシキギです。
しばらくいい色をとどめていましたが、葉を取り剪定しました。
この樹も、長らく趣味者が作っていたものを、取り木して小さくしました。
取り木したのが8年ほど前。
小品としても小さいほうの姿になり、ニシキギとしては枝が細かくなっています。
樹高は、12cmほどで、裏表どちらからでも見られます。
古さも十分あるので、幹肌も荒れてなかなかの迫力です。

キンロバイ

2008-12-13 08:36:53 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://galery-taiju.com)の吉田政修です。
今日はどんよりとした雲りの土曜日になりました。
暖かい日もひと先ずおしまいのようです。

今日の写真は、キンロバイ。
盆栽以外では、あまりなじみのない木かもしれません。
園芸樹としては特別魅力がないのでしょうが、
盆栽にすると、とたんに魅力満載の樹になります。
まずは、その木肌。独特の茶褐色で、すべすべした光沢があります。
しかも水吸いがうねって、若いうちから老木の風情が現れます。
花は、黄色の梅のような形の鮮やかなもので、ふつうに見れば小さいですが、
盆栽にすると、ちょうどいい大きさです。
樹形も、もともと株立ちになる低木なので、盆栽では仕立てやすいのです。
というわけで、すばらしい樹種なのですが、
枝は間延びしやすく、形をうまく作るには、上手な剪定かせ欠かせません。
この樹は、ととても小さく高さ11cmくらいですが、はじめから剪定を強く行い、
良い模様木になりました。ミニ盆栽としては異例の大樹の様子が出たキンロバイです。

狂い咲き ツルニチニチソウ

2008-12-12 08:58:00 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
暖かい朝です。布団の中でも快適に起きられました。
家の温度計は、19度でした。暖かいわけです。

今日庭を見ると、家の南側の植え込みに、ツルニチニチソウの花が咲いていました。
この青い花の色が好きで、家を建てたら植えようと、 
一昨年150円ほどの安い苗を買ってきて植え、二年半がたちました。
ツルの名が示すように瞬く間に、増え広がり三坪ほどのこの場所は葉でいっぱいになりました。
昨年度の、我が家の園芸大賞(私が勝手に決めたもので何ら公的な賞ではありません)を受賞しました。
春にはこのような、端正な花がたくさん咲きますが、冬のこの時期に一輪二輪咲くのも、何か気持ちがひかれます。
春には、少しばかり株分けして、家の東側にも植えようと思っています。

極楽鳥花

2008-12-11 08:41:38 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
只今、ギャラリー大樹ホームページは、修正工事中でございます。
一両日中には、復旧できると思いますので、今しばらくお待ちください。

さて、今日はうちの極楽鳥花、ストレリチアをご紹介します。
以前から観葉植物として人気のある植物ですが、うちでは、夏は庭におろして育てています。
葉の姿がきれいなのと、やはりこの花の豪華さがウリです。
今は、鉢にあげ夜は室内、昼はベランダに出して日にあてています。
寒さにもかなり強く、最低気温3度くらいまで大丈夫です。
しかし寄居の冬は、-3度くらいにはすぐになってしまいます。
おそらく、路地では、冬越しは無理だと思われます。
しかし、来年は、株わけをして、ひと株を南向きの、風の当たらない場所で、
冬越しさせてみようかと思っています。
ここは、家の壁に遮られた暖かい場所で、
クジャクサボテンや、シクラメンも冬越しに成功しています。
さて、どうなりますか、園芸は、いつも長期計画です。

ケヤキシリーズ 3日目

2008-12-10 09:13:56 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は冷え込みもなく、晴れて気持ちの良い日になりました。
朝から、洗濯をしました。自営業になった今、この頃は洗濯も私の仕事になりつあります。

さて、今日はケヤキの三日目ということで、写真のケヤキ、
これは、3年前に大宮の盆栽祭りで、露店で買ったものです。
大きさは昨日の木と同じ11CMくらいです。
盆栽祭りの露店は、楽しみで毎回行っていましたが、だんだんいいものがなくなり、
もうやめようかと思っていた3年前、あまり期待もなく回っていてこの樹に会いました。
小さくて細いものの、枝が細かく樹形も気に入ったので、即買いました。
これも昨日の木と同じで枝枯れが少ないという性質のせいで、小枝が込んでいるのです。
しかし、その枝の感じは、昨日の木と違い、すっと直線的ではなく、振れながら伸びます。
自然の木もよく見ると、直線的な枝の樹と、曲がりながら伸びる枝の樹があるということに気がつきました。
どちらかというと、直線的な方がケヤキらしいと思っていた私としては、少し考えを改めました。
こういう性質の木もありなのだと。
そして、この樹の魅力にはまりました。ミニ盆栽の域ですが、やはり素晴らしい大木です。
冬に、ケヤキの寒樹がみられるだけでも、寒さを耐えるに値するご褒美のように感じます。

ケヤキシリーズ 2日目

2008-12-09 08:19:02 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今朝は、かろうじて晴れていますが、これから曇り。
そして、雨になるとのことです。


さて、昨日は幹を切り飛ばして作ったケヤキでしだが、
今日は小さな苗木から、鉢で持ち込んで持ち込んで作った、非常に小さな樹。
樹齢は20年程、今まで17年間育ててきました。
川口の安行にあった小さな盆栽屋で、実生から3・4年の苗木を売っていました。
100鉢くらいはあったでしょうか、どれも竹が小さく、良い小品になりそうだったので、
一つ一つ全部見比べて、枝別れの良いの一つだけ買いました。値段は500円。
店の親父が、こんなのは寄せ植えにするといいよと言っていましたが、
私はどうしてどうして、これなら一本立ちで見られるようになると思ってました。
それから、これをひと夏枯らさずに持てれば、大したもんだよとも言っていました。
もちろん、枯らさない自信はありました。
そうして17年。途中で一度取り木してさらに丈を小さくして今日にいたっています。
この樹の特徴は、枝が直線的に延びること、そして驚くべき枝枯れのなさ。
こんなに細い枝なのに、枝枯れがほとんどありません。
おかげでこんなに枝が込んでいます。
樹高は11CM、ミニ盆栽のサイズです。
でも、枝がまっすぐで、意気盛んなケヤキの大木に見えます。

ケヤキシリーズ

2008-12-08 07:43:08 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹http://gallery-taiju.comの吉田政修です。
今日も晴れていますが、やはり寒いです。
明日からは、寒波も少し和らぐようですが…。

さて、今日からは葉もすっかり落ちたケヤキを紹介しましょう。
ケヤキは、特別に好きな樹種だと、以前から言ってきましたが、
いよいよその美しさが良く見える、寒樹の季節。
そこで、自慢のケヤキをいくつか紹介します。
今日は、15年前に入手した、ケヤキで、幹を切り飛ばして作った樹です。
買った時は、枝が感じよく出て、小枝も少しできていました。
まだ、切り飛ばした傷も巻き切っていませんでしたが、
枝別れが、よかったので、将来必ずいい木になると思いました。
樹は古いものの、枝はまだ若いので、元気があります。
まだスッーと、徒長する小枝が出てきます。
樹高は14cmほどで、小さめで、大樹の雰囲気のある木です。

織部

2008-12-07 12:06:26 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹http://gallery-taiju.comの吉田政修です。
今日はすっきり晴れました。
朝、日が昇るころジョギングしましたが、とても寒かったです。
道の水たまりが凍っていたので、氷点下になっていたのでしょう。

今日の写真は、我が店ギャラリー大樹で販売している、三つ足のお皿です。
織部という釉薬がかかっています。私の作品は、織部が一番多いです。
織部は、銅を主成分とする釉薬で、酸化で焼成すると、緑色に発色します。
ひとくちに緑といっても、成分を加減することで、いろいろに変化します。
写真の器は、純粋に銅とガラス成分でできていて、
ガラス質を多くすることで、澄んだきれいな緑になります。
また、土灰などを少し混ぜると、くすんだ茶色がかった緑になります。
どちらがいいかは、好みによりますが、いずれにしろ魅力的な釉薬です。

冬のイチゴ

2008-12-06 09:09:50 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹http://gallery-taiju.comの吉田政修です。
今日はすっきり晴れました。日差しは暖かいですが、気温は寒いようです。
風邪やインフルエンザも流行っているようですので、気を付けてください。

さて、本格的に冬がやってきましたが、
こんな時期に花を咲かせている数少ない草がありました。
イチゴです。
写真は、この秋に買ってきてブルーベリーの木の下に植えておいた、
四季咲き(四季成り)のイチゴです。
路地植えですから、イチゴもこの時期には花が咲きません。
四季咲きならではの花でしょう。
それ以上に、このイチゴの苗は、寒さに強いようで、
クラウンから、ぐんぐんと新しい芽が出てきます。
見ていて、こちらも力を与えられます。
寒くても、元気を与えてくれるイチゴ。
実がなってどんな味がするのか、楽しみです。

ロウヤ柿の株立ち

2008-12-05 09:16:19 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は曇りで、それほど冷え込んではいません。
そして、午後はかなりの雨が降るようです。

さて、今日はロウヤ柿の株立ちです。
この樹は入手してから、5・6年ですが、最初はとにかく細くて、
切り取った株後から、何本かの幹が出ているだけでした。
表をどちらにしようか悩んだあげく、今の正面を決め、作るうちに何とか形になりました。
今では、はじめからこのように作ったように見えますが、苦心の作です。
今でもとても細い幹ですが、その割に枝が多くきれいな姿です。
ロウヤ柿は、とても強い性質なので、これで何年も持ち込めます。
実もならせたいですが、木姿が好いので、裸樹で楽しむだけでも十分いけてます。

あのケヤキ

2008-12-04 07:48:08 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹http://gallery-taiju.comの吉田政修です。
今日も晴れていい天気。
気温も上がるでしょう。

さてお待たせしました、今日は以前紹介しましたあのケヤキです。
理想的な枝別れを見込んで買ってきて、欠点だった足元を取り木で直した、あのケヤキです。
自分鉢に入れて、これもよく合っていると思います。
ケヤキが好きな私にとっては、1・2番目に好きな樹でもあります。
この姿、たったの14cmですが、大自然のケヤキをそのまま小さくしたようで、
何とも素敵です。

モミジ 落葉

2008-12-03 10:37:13 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。http://gallery-taiju.com
今日はすっきり晴れました。気温は寒いですが、これから暖かくなりそうです。

今日は、以前紅葉をお見せしたモミジです。
昨日のカエデとちょうど同じくらいのサイズです。
この太幹からすると非常な小ささです。
さすがに傷もあったのでしょうが、買ったときから癒えていました。
そして、もう15年が経ちました。
小枝も増えて、落葉の姿は、格別です。
小品のモミジは、なかなかいいものがありません。
そういう点では、貴重な樹と言えるでしょう。
鉢は、これも随分前に作った白マットの角鉢。時代が乗ってきました。
モミジの長所は、本鉢で何年でも持ち込めるところです。
これからもこの鉢で、持ち込んでいきたいものです。

カエデ模様木

2008-12-02 09:03:24 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今朝の寄居は、曇っています。気温も寒いですね。
さて、ギャラリー大樹もこのたび、ネットショップを立ち上げることになりました。
盆栽や、手作りの陶器を販売いたします。
http://gallery-taiju.comまでお気軽にアクセスしてください。
今後、商品も増やしていきますので、よろしくお願いいたします。

今日の写真は、以前登場した、楓の模様木です。
樹高は、12cmほど。小さくて、よくできた樹です。
15年ほど前に国風展に出品され、直後に入手しました。
その時も枝数が多くさらに良くなる木だと思いましたが、
どうも樹芯が間延びしてバランスが良くないので、芯を立て替えました。
上部を切った傷はまだ残っています。しかし、さらに小さくまとまりができました。
お気にいりのひとつです。