盆栽ブログ

寄居町在住、吉田政修が、毎日の盆栽ライフを、ネットで公開。

ケヤキ 始まりの木 その2

2008-10-16 09:31:04 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
晴れて、今日もいい天気。
何んとも気持ちのいい日が続いています。

さて、今日はとっておきの樹の一つ。
ケヤキのうんと小さいやつです。
樹高は10cm。
盆栽のやり始めに、500円で買ってきて、
それから正面を変えたり、取り木してさらに小さくしながら今日に至りました。
小さいながらも、まさに大木の様相を呈しています。
これは、店に出してお見せしていますが、非売品。
とても売ることのできない思い出の樹です。
小さくても、枝枯れしない、不思議なくらい葉性のいい木なのです。
ですから小枝がたくさんあるので、大木に見えるのでしょう。
ケヤキの命である、枝別れも抜群です。
でも、葉があるとわかりずらいので、落葉後またお見せすることにしましょう。

たわわに実った紫式部

2008-10-15 08:53:21 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
きれいに晴れた空です。
昨日は、長袖が必要な天気でしたが、
今日は半袖でも大丈夫かもしれませんね。

さて、今日の写真は、ムラサキシキブ。
正確にはコムラサキシキブという木ですが、
盆栽界では、このコの字が面倒なのか省かれることが多いです。
なかなか、枝のできにくい木なのですが、
この樹は、間延びせずによくまとまっています。
そして、まだ葉に隠れていますが、実がたくさん付きました。
やっと色づいた今日の姿です。
これも、鳥が好きな実なので、早めにお目にかけました。

ウメモドキの秋

2008-10-14 08:27:20 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は曇りで、うすら寒い天気になりました。
照る日、曇る日で気温がだいぶ違います。
午後からは、雨のようです。
今日も、ゆっくり天気に合わせて仕事をします。
木や土などの自然なものを相手にする仕事は、なんと幸せだろうといつも思います。

今日は、以前に一度紹介した、ウメモドキです。
実が真っ赤に熟して、まさに見どころの秋。
しかし、それも間もなく終わりになります。
ウメモドキは、実物盆栽の中でも一番長持ちする実。
なのになんで終わりかって?
だってすぐに鳥に食べられてしまうからです。
特に、ヒヨドリが毎日のように来ます。
鳥よけでもすればとおっしゃいますか?
いえ、それで良いのです。
自然の木もそうやっているのですから。
盆栽だけずっと生らしておくなんて、不自然でいけません。

ツタが紅葉しました

2008-10-13 09:17:01 | Weblog
おはようございます。ギャラのー大樹の吉田政修です。
晴れの一日になりそうです。
昨日は、東京および、埼玉の川口方面に仕入れに行ってきました。
珍しいユズの盆栽や、オガタマの盆栽などを買ってきましたが、
どちらも、もう少し手を入れないといけないようです。

さて、今日盆栽棚を見回すと、ツタの葉が色づいていました。
赤というよりは、より深い色になっています。
黒っぽい色を帯びた、深紅の色が、
変化しながら葉の表面を覆っています。
同じ樹でも、秋はいろいろな表情を浮かべます。
群青の実とともに、今年のこのツタは、いつもにもまして、
深い秋を表現しているようです。

ロウヤ柿

2008-10-11 09:27:23 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
先程、寄居では、雨が降り始めました。
せっかくの土曜日に残念です。

さて、中国原産のこの柿が、盆栽の樹種として、
爆発的に人気が出たのはいつだったでしょう。
もう、15年近く前だったように思います。
よく、盆栽をやっている人以外でも、この木の身を見ると
むかし、柿を取ったことを思い出すと、言っていたことを思い出します。
でも、そのころは、木姿のいい樹もあまりなかったのです。
今日の樹は、株立ちで、なんともいい姿をしています。
樹高は10cmほどでとても小さく、そしてそれを感じない雄大さがあります。
ロウヤ柿は、丈夫な樹なので、小品にはよく合います。
そして、実も小品向けに小さいのです。

季節外れのサルスベリ

2008-10-10 08:22:53 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は晴れて、少し暑くなりそうな天気です。

写真はサルスベリのミニ盆栽。
樹高5cmくらいで、幹も細いです。
こんなに小さくても花が咲きます。
今年は、ずいぶん遅れて10月半ばになって咲きました。
ピンクで、木の大きさの割にはたくさん蕾を付けています。
何とも、健気なものです。
しかし、ここまで小さいと枯れやすいことも事実です。
盆栽家としては、それを何とか枯らさないようにすることが、
使命ともいえるわけです。

キノエネパラ

2008-10-09 08:39:36 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は晴れ、と思ったら雲もかなりあり。
今は曇りですかね。

今日の写真は、バラの花。
名前は、キノエネパラ。
しかし、この名前あまり耳にしたことがなく…
きっと、盆栽の苗木を作っている生産者が、
名付けたのでしょう。
盆栽の世界ではよくあることです。
ちなみに、ジャコウ木とあった木、
実はハーブとして使われているタイムでした。
こんな事がよくあるので、
このバラも本当は違う名をもっているかもしれません。
どなたか、知っていたら教えてください。
それにしてもこのバラ、ほぼ四季咲きで、よく花をつけ、
また挿し木でよくつき、すぐに花をつけてくれます。
丈夫なことも天下一品。
何とも、便利この上ない樹なのです。
そしてこの美しい、八重の花。
ぜひ一鉢お勧めの樹です。

セキショウ

2008-10-08 08:51:42 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
昨日は夏のような豪雨。
秋は、もっとシトシトした雨であってほしいです。
昨日、仕事を終えて、外に置きっぱなしにしていた、
ハサミなどの盆栽道具が濡れてしまいました。
夜寝ながら、失敗したと後悔しました。

さて、今日は草もののセキショウ。
本来は、もっと草丈が長いのですが、
長年、小さい鉢で持ち込んでいるので、
こんなに短くなりました。
この、とても単純な草の姿は、
自然界の、一つの造形的な、象徴のように思われるのです。

ケヤキ 始まりの木

2008-10-07 08:56:44 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
いやー、好い季節ですな。
晴れて、気温もちょうどいい。
金木犀も薫り始めました。

今日の樹はケヤキ。
盆栽を意識して初めて買った木は、
通信販売のケヤキでした。
それから今まで、私はケヤキに魅せられてきました。
木としてこれほど端整な姿をもつものはないでしょう。
そして、その姿を盆栽上に再現できるという点でも、
ケヤキに勝るものはありません。
写真の樹は、14cm。
30mにもなるケヤキの1/2000。
それでも、自然の木と見間違えるほど。
のびやかに開芯状に開く枝は、心まで解き放つようです。
ケヤキの大木を、掌の上にもてる歓びは、
盆栽ならではの、醍醐味です。

ハギの花がまた咲きました

2008-10-06 08:19:45 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
寄居は今日は雨。
暫くぐずついた天気が続くようです。
何とか昨日も、運動会ができましたので、
まあ、良かったというべきでしょうか。

気がつくと、夏に花が咲いて、ご紹介したハギ、
また、花がつきました。
これが、本当の花時期ですが、
夏は狂い咲きだったのでしょうか。
これはピンクの花色で、なかなかいい色です。
秋の風情を、感じさせてくれます。
こんな風に、花を楽しみながら、
樹が年を重ねて、古くなっていったら、
何とも楽しみですね。
まさに、盆栽をやっている、醍醐味です。

シンパク文人木

2008-10-05 07:43:53 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日の寄居は、曇りです。
昨日は、日差しの強いなか、子供の運動会でした。
今日は、町内会の運動会です。
また頑張ります。

さて、今日は、シンパクです。
細幹の文人木ですが、今作っている最中。
まだ入手して2年目です。
だんだん、形になってきました。
これは、挿し木から針金で曲を付けてきたのでしょう。
その曲は人工的ですが、なかなか雰囲気があります。
葉張りができれば、好い樹になるでしょう。

草玉

2008-10-04 07:28:25 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は晴れました。
子供の運動会に行ってきます。

それにしても、秋たけなわ。
気持ちのいい季節です。
写真は、草玉。
盆栽の世界では、根洗いといって、
鉢に入れずに、固めた土に、草を入れます。
それを持ち込むと、知らぬ間に、草の種が入って、
元の草の間から伸びだします。
右に伸び出しているのは、雑草の穂。
でもそのせいで、より秋の風情を醸し出しています。

こんな木も盆栽に

2008-10-03 09:20:03 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今朝の寄居町は、曇っていますが、
これから晴れるとか。
明日は、子供の運動会、
でも、少し風邪気味で、(親子ともども)
いや頑張ります。

さて、こんな木も盆栽になるんですね。
写真は、ヤツデ。
葉の大きさでは、有名。
とても小品盆栽は無理かと思いましたが、
こんな小さな鉢では、葉っぱもこのとおり。
樹高は5cmしかありません。
これなら、主木に添える下草としても使えます。
何ともかわいらしく、ほら、
芽もまた出てきました。

早すぎる?紅葉 

2008-10-02 08:30:57 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日の寄居町は、すっきり晴れました。
風は少し強いです。
今度の土曜は、子供の保育園の運動会。日曜は、町内会の体育祭です。
天気は良いようなのでほっとしています。

今日の樹は、チリメンカヅラですが。
もう紅葉しています。
もちろん他の樹は、まだ青々しているので、紅葉はこの木だけです。
チリメンカヅラは、何かの具合で、季節外れの紅葉が見られます。
この樹も、ちょっと樹勢を落として葉を振るおうとしいてるのかもしれません。
それにしても、いつもながらチリメンカヅラの紅葉は、色鮮やかです。
つやつやして、リンゴのような赤色です。

カラマツ

2008-10-01 08:58:23 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日の寄居は雨があがりました。
今日は曇りの一日。
台風が去った後は、また夏日が戻ってくるそうです。
それにしても、この寒さ、引っ張り出した長袖や、
掛け布団はどうしたらいいのでしょうか。

今日の写真は、カラマツ。
やわらかな葉が魅力の、珍しく落葉する松です。
そのせいで落葉松とも書きます。
冬、落葉した姿もなかなかいいものですが、
何といっても、春の芽出しの色がきれいです。
大きくなった葉芽が、膨らんではじけるように顔を出す葉の色は、
これ以上にないほど柔らかで、鮮やかな緑色です。
それが、こんなちいさな木の枝に無数につくのです。
またそのころ写真を撮りましょう。