『少しくらい不幸だからって見下すな！』

『小さい頃からずっと思ってた』

『事故に遭わないかな』
『事件に巻き込まれないかな』
『いじめられないかな』
『虐待されないかな』

『なにか不幸な目に遭わないかな…』

＊＊＊

あの絶叫の雰囲気は文字じゃあ出ませんね。
ついこの間観た劇に出ていたキャラクターたちの病気具合が実に俺好みでした。
みんなまとめて守崎家に招きたいくらいに俺好みでした。
サークルには入らないけどな！！

「歪んでるけど、互いに噛み合ってしまって歪みが矯正されている状態」
「自己完結した愛情」

…が、好きなのかもしれない。
某上司と某眼鏡とかな。某次女と某四男とかな。某君子危うきに近寄らず顔とかなっ！
不幸になりたい彼女は構ってほしい彼を我が身を投げうって一心に構う。
彼の喜ぶ顔を見て喜びたい彼女はそのためだったら何でもするけれど、それだけ。

＊＊＊

もう、いいんだ、きっと。未練のようなものはもうどこにもない。




…はず。