Aさんが「目黒集合で
」と言うので、『ナニユエ目黒?』と思いつつも向かった私。
Aさん、久しぶりに『とんき』に行きたくなったんだそうです
話には聞いていましたが、私は初
店内に入るとまず、「ヒレ、ロース、串カツ?」と訊かれ、2人ともヒレをお願いすると、1Fのカウンター席に座る為に長い椅子に座って待つこととなりました。
2Fにはテーブル席もありますが、オープンキッチンになっているので、そのLive感を味わいたい、見てて楽しいって理由であえて1Fのカウンター席
広いオープンキッチンには、白衣を着た職人さんたちが、とても手際良く効率よく仕事をされていて、待ってる間も見て楽しんでいました。
最初にオーダーを訊いてくれたおじさんが、カウンターの席を取り仕切っていて、ちゃんと順番と(長い椅子には順番バラバラで座っています)人数と空いてる席と食べてる人の状況を見て、席に案内してくれます。
私たちは丁度、衣をつけてる作業のそば、揚げ場が正面によく見える、Aさん曰く『1番楽しい席』 に案内されました

オープンキッチンのお店は多いけれど、ココは本当に丸ごとオープンな感じ
しかも、こんな長年トンカツ揚げてますって感じの、まさに職人さんと呼ぶのがふさわしい方が、油の様子や揚げ具合のチェックをしつつ、揚げては切り、揚げては切り...という仕事をしている様子は、本当に見てて楽しい
他にもこの中で働いている人がみんな自分の仕事をキッチリこなしていて、それがまた気持ちいい
BEERを頼んでカツが出てくる間、しっかり楽しませて貰いました。
あ、BEERも昔ながらのキリンの大瓶です
それを見事な手捌きで周りの水滴を拭いて持ってきてくれました。(...らしい、です。私は揚げ場に夢中で見てませんでした。残念。)
おつまみに、これまた昔ながらのバタピー
この昭和な感じも またいい味出してるんだな、これがっ
そうこうしていると...
お店に入ったときに「ヒレ2つ」と言ったっきり、それ以降、ムダな確認は1度もされないまま、我等のヒレカツが運ばれてきました

デフォルトで、ご飯とトン汁、お新香がついてきます
トン汁もあっさりしてて美味しいし、お新香もちゃんと漬かっていて嬉しい限り
千切りキャベツは、こちらからお願いしなくても少なくなってくると追加キャベツを持って来てくれて「どうですか?」と訊いてくれます。
ご飯も然り。
Aさんのご飯がなくなったと同時くらいに、お盆を持って「おかわりは?」と聞きに来てくれ、Aさん、とてもスムーズにおかわりさせて貰ってました。
さて、メインのトンカツですが...衣の感じが普通とちょっと違う感じです
サクサクというか、カリカリしてて香ばしく、これがクセになるのかも?と思われました。
お肉とは離れやすいみたいですが、小さく切ってあるったので食べ易かったです
お肉もジューシーに柔らかく、なんていうか、安心できる味という感じで、リピーターになる気持ちが判りました。
調子に乗ってキャベツを嬉しそうにいっぱい食べていたせいか(?)、途中でお腹いっぱいになってしまった私。
『ちきしょー、ギャル曽根ちゃん
羨ましいぜっ
』 と思いながらも、Aさんにカツとご飯を提供し、なんとか綺麗に完食
(残すなんて、申し訳なくてとてもできない気分になります...)
食べ終わると、これまた見事なタイミングで新しいおしぼりを持ってきてくれました
お会計も、食後カウンターに座ったままで、さっと払えて立ち去れる、そんな感じです。
ぶっちゃけ、凄いです
みなさん、本当にプロです
故に、とーっても気持ちがいい
気持ちいいと言えば...揚げ物を食べた後の気持ち悪さとか胸焼けとか、一切ありませんでした
これも凄いかも
凄いと言えば...
待ってる間、昔、オーダーをとってカウンターの席を仕切っていた名物おばあちゃんがいたという話をAさんから聞いていたんですが...
そのおばあちゃん、そのポジションからは離れたようですが、まだ現役で働いていらっしゃいました
白衣をしゃんと着て、途中、何度かキッチンの中に入っているの見たときは、凄いなぁと感動したとの同時に何だか妙に嬉しかったです
1週間の締めの金曜日。
プロの味とサービスを心ゆくまで味わえて、本当に気持ちのいい夜になりました

本日のLunch
・・・
・『ドトール』 ミラノサンドAset
雨なので。面倒くさかったので。電話当番の日に雨だと行き場を失って困ります。