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先祖を探して

Vol.335 先祖調査旅行記3日目=その1

2023年3月26日~4月1日までの先祖調査の旅を記録していきます。


島バナナ
今日のホテルの出発予定は8時45分。8時過ぎにコンコンとドアをノックする音が。迎えに来る予定の叔父が、島バナナをもらったから~と持ってきてくれました!
島バナナ、大好物です。スーパーに売っているフィリピン産のとは違い、程よい酸味があって、とても美味しいのです。朝からさっそく写真も撮らずに数本頂いちゃいました。朝からhappyな気分♬


午前中の予定
今日も研修センターで9時から11時半まで娘ちゃんはピアノの練習。
朝から散策メンバーのEさんも練習を見に来てくれました。ギャラリーが多いと娘ちゃんの練習も気合が入るようです。
私はこのすきに、下にある歴史民俗資料館にまたまたお邪魔し、昨日の散策のご報告を兼ねてまたお話をしに行ってきました。
資料館に保管されている歴史的な品々を見せてもらったりして、今回も大変充実した時間でした。
その時に話題になった内容から1つ分かったことがありました。世之主神社の建立年がはっきり記録からわかるのは明治3年頃ですが、それ以前から神社があったという話もあります。この明治3年頃に神社の神主をしていた人が、当家のご先祖さま以外にいらしたようです。
お名前を聞いた時にはピンとこなかったのですが、後からチェックしていて気が付いたのですが、この神主は鹿児島の日置からやってきた人だったようです。前日の古老との話から、同姓同名の人で日置から来たお坊さんがいたという話を聞いていたので、その方で間違いないと思います。再度確認しなきゃ。


ランチ
今日のランチは集合場所の世之主神社でお弁当です!
雨の予報が嘘みたいにピッカピカに晴れて、物凄く気持ちが良い。神社から見える爽快な景色がお弁当を更に美味しく感じさせてくれました。


満腹になり上機嫌で午後からの散策先にGo!
今日のメンバーも昨日と同じですが、Sちゃんは残念ながら不参加。


昔のお墓と防空壕
最初に向かった先は、友竿遺跡のすぐ下あたりになる場所。この丘の上の方には昔のお墓があったそうで、発掘もされていたそうです。古老のお墓も昔はここにあったそうで、とりあえず登ってみることに。

いや、、、ここはだいぶしんどかったです。少し斜面、だいぶ急斜面を繰り返しながら狭い道をけっこう登っていきました。足場は悪く、木の根やツル、落ち葉がたくさんあって、滑ったり引っかかったり。周りを見る余裕もなく、ただ足元だけを見ながら登っていきました。
途中に防空壕がありました。こんな場所に防空壕を掘るのも大変だったと思います。途中には畑だったような場所もあり、畑にできる土地が少なかったので、少しのスペースでも山の上であっても畑を作っていたのだそうです。


もう登るだけで精いっぱいで、写真を撮る余裕もなく自分の記憶にしっかり納めました。お墓のあった場所は特にその形跡もなく、ただの薮になっていました。
下山も大変です。滑る場所が多いので、もう思い切って滑り台のようにおしりをついて滑り下りる技を会得。これで上手に下山できました。


泉川古墳群①
今日の散策は古墳群がメインです。泉川というのは小字名で、世之主の墓などがある場所ですが、近年このあたりに昔の洞窟墓や琉球式のお墓が発見されています。これらのお墓は琉球時代の歴史を垣間見ることができるので、どしても行きたかった場所。どんな風になっているのか、とても興味がありましたのでワクワクモードで参加です。
Eさんが事前に下見をしてくれていて、今回もスムーズに誘導してくれました。

最初に行ったお墓は古墳群の資料でいうと、5号墓と6号墓。写真撮影したつもりだったのですが見当たらない。ここは民間の洞窟墓だったようで、崖下に洞窟のお墓跡があり、甕などが残されていました。





泉川古墳群②
次に向かったのは世之主の墓の奥から下っていく古墳群。ここはぬかるんでいる場所が多いとのことで、全員長靴に履き替えて突入!
さすがに今日は叔父も長靴を着用です。
木の根っこがあったり、水で通路がぬかるんでいたりとこれまでとはまた違った足場で大混乱。
途中長靴がぬかるみにはまって脱げたりと、アクシデントが連発でしたが無事にまわることができました。



黄色いルートを周り足場は悪かったのですが、森の中はまるでトトロの世界で少し神秘的でした。
途中にあったお墓。かなり古い時代のお墓だと思うのですが、コンクリートブロックで塞がれていました。手前には香炉が3つ置かれています。まるで自害した世之主・奥方・長男のお墓を思わせるかのようですが、今のところ誰のお墓であるのかは分かりません。しかしこのお墓のことかはわかりませんが、このあたりのどこかのお墓が琉球の北山系の方と関わるお墓であるかもしれないとの話もチラッと小耳に挟んだので、少し調べてみようと思います。



足元に注意しながら進んでいくと、パッと開けた場所に出ました。写真では伝わりにくいのですが、前面の崖の洞窟がお墓になっています。
小鳥のさえずり、木々の揺れる音、空からの光が差し込んでいて、とても神聖な感じのする場所です。まるでトトロの森のようです。




マングローブなどの木の根っこが、ここが古代からあったことを想像させますね。何とも不思議な感じのする空間でした。
この先の方まで進んでいくと、そこには戦時中は野戦病院があったそうです。

とても気持ちが良い場所だったので、通路などを整備してカフェなどあればマイナスイオンを浴びながらゆったりと過ごせるのにと思った次第です。
ここは本当に凄かった!

この後はまた次の場所に向かいましたので、それは次回に。


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