「別巡検～冷たい花」

KNTVで2部作ドラマとして放送された「別巡検～冷たい花」以前より興味を
持っていたドラマでした。
この2部作の前に、韓国ではパイロット版として6話の「別巡検」が放送された
そうですが、熱いマニアの声も届かず中途半端な形で終了してしまったそうです。
そして、今年のお正月の特番として戻って来た「別巡検」が「冷たい花」だった
のです。

詳しい事はコチラ

でもって何故早期終了したのかは
コチラ
視聴率が低かったのね（苦笑）

別巡検とは「警務庁・警衛院に属した私服警官」の事で、
「茶母」でチェオクが変死した死体の検死を科学的に行っていたシーンがあったけど
まさしく、その科学的な捜査で事件を解決していくのが「別巡検」で
「茶母」と同じく「フュージョン時代劇」と呼ばれています。

「初恋」（ヨン様のじゃない方：笑）ではちょっと共感できなかったチョ・アン嬢
や「オールイン」のテス役のチョン・ユソクシが別巡検として活躍するドラマでした。

１部はある殺人事件の真相や死因を解き明かしていく過程が面白くて
韓国版「CSI」の前評判もうなずけました。
それに加えて、韓国特有の「長男至上主義」的な思想も描いてあって
なかなか面白かったです。
ただ・・・人間関係が掴めなくて（笑）あれ？と思ったりもしました。
この人は何？って感じ（笑）

２部は、チョ・アン嬢とユソクシの父親の事件の謎解きだったので
また？状態のスタートだったのですが、見ていくうちに「なるほど～」と
理解できました。
チョ・アン嬢はに身を落としているのですが、その原因となった父の
事件と、ユソクシの父が殺された事件が絡み合い・・・・
また新たな殺人事件を呼び、それを解決していくと過去の事件の真実が
明らかに・・・と言う展開でした。

それぞれのキャラクターを掴みきれない部分もありましたが
こういうドラマも面白いと思いました。
前作のパイロット版も見てみたら、また違った面白さがあったのでは・・・と残念です。

実は「オールイン」って私的にはハマッたキャラが無かったドラマなのですが
この「別巡検」を見て、ユソクシの素敵さが分かりました（笑）
彼は史劇の方が良いのでは？

ラストシーンが切なくて、ここでやっと「冷たい花」の意味が分かりました。