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上海みとみと漫遊記 帰国編vol.2

青島、北京、上海の10年の中国生活が終了。環境適応障害に悩みつつの東京ライフ。趣味は中国インディーズバンドの追っかけ

よく晴れた日曜の朝には旅行団の音楽が似合うよね:懲りずに中国ロック談義

2012年02月19日 | 中国インディーズバンド

 

昨晩、飲みすぎて朝早く目が覚めました

そしたら、頭は痛いけどとっても気持ちのよい朝でした

こんな日に聞きたくなるのが

旅行団

去年発売になった新しいアルバム

Wonderful Dayはまだ入手できてない(泣)

けど...

スタジオライブの映像み~つけちゃったもんね

 

柳江 

この曲は彼らの出身である広西省柳州を流れる

柳江がいま汚染などでひどい状態になっているのを

黙ってみてられない、ということで作られた歌だそです

すご~く癒されるメロディー

 

利物浦

 

厦門之夏

 

30分のインタビューはこっち

 

あ~~~~

アルバム欲しいっ

ライブみたいっ

 

もうさ、一時期は大好きすぎて

お手伝いさせてもらった

上海MAOライブハウスのプレオープニングのイベント

旅行団来てもらうように駄々こねた事もありました・・・

 

しっかし、ボーカルの孔陽

髪型がなんか香港人っぽい・・・

私は、どっちかというと、このころ

モッサイ感じが雰囲気あって好きだったんだけど・・・

すんません、個人的な趣味ですw

 

あ~やっぱり大好き旅行団

 

 

 

 


引き続き中国ロック談義(NewPants)

2012年02月12日 | 中国インディーズバンド

久しぶりに熱くなっちゃってるので

このまま行きます(笑)

 

数年前に北京の愚公移山っていうライブハウスで

衝撃的なライブを見ました

まず、このライブハウス自体がすごいな、と

故宮(天安門の奥にある清朝の宮廷ね。そ、ラストエンペラーの舞台になったとこ)

裏にある、20世紀初頭、段祺瑞が一時政権をとっていたときの根拠地の跡地

 

中国近現代史を専攻したワタクシとしては

こんなところがライブハウスになっちゃってることが

もうカルチャーショックで

 

でもって、名前になってる愚公移ってのは

見て字のとおり 愚公山を移す ってことね

 

この場所と名前だけで

北京の懐の深さってのをジィィンと感じました

 

そんなライブハウスで

確か日曜か月曜の深夜

とにかく次の日は皆さん普通に出勤ですよね?って日の

12時を回った時間に登場したのが

Newpants新褲子

んでもって・・・

いきなり

SEX DRUGS INTERNET

と来るわけですよ...

中国の首都のど真ん中の平日深夜のライブハウスで・・・

 

いっや~衝撃的でした鳥肌立ちました

 

彼らの名前はなんとなく聞いてたのですが

相当衝撃受けました

そして思いました

やっぱ、北京はすげぇえと・・・

こういうバンドはひっくり返っても上海には出てこない

 

興奮してかなり映像撮ったんですけど(VJもすごかったの...)

どこに保存したか忘れたので、見つけたらアップします...

 

そんな彼らも北京のレーベルModernSky摩登天空と契約して

今年で15年ということ

中国のミュージック・シーンで15年も活動してることが

すごいよ

最新のPVこれかな?

你記得那个電影演員嗎?

あの映画の俳優を覚えてる?って意味です

 

なんかね~中国の王道POP的なメロディーを

あ~これぞNewPantsっていうアレンジにしてていぃです

 

 

今年もSummerSonicでは中国ステージ決定らしいのですが

ぜひぜひ、ぜひぜひ

ここらへんのバンドを引っ張ってきてイタダキタイです


一押し中国バンドPardel改めEscape Planのファーストアルバムが届いたっ

2012年02月12日 | 中国インディーズバンド

久々のブログですが

かな~~~~りマニアックな内容なので

興味のある方だけで・・・お願いします

 

で!

去年の年末にファーストアルバムが発売になった

だいっすきな北京のバンド

逃跑計划EscapePlan(英語名がPerdelから変わりましたからw)

 

どんなバンドかっていうと・・・

去年のサマソニ来日前のライブ映像はこちら

 

すっげー中途半端に終わっているけど中国語分かる方はぜひ

RedBullスポンサーのイベント関係のインタビュー

ボーカルの毛川いわく

同時期に結成した北京のバンドの中でも

1番か2番くらいにとにかくライブにたくさん出て、練習もたくさんしてた

だから、みんな僕らを見たいとか見ないとかそういうことじゃなく

なんとなく気が付いたら僕らのライブを見ていたと思う

だね~

私もたぶん上海に来たときになんとな~~~く見に行って

好きになったんだもんね~

 

んでっ

アルバム世界EARTHがEMSで届きましたっ

 

本人たちに、私の分もとって置いて!ってお願いしたんだけど

待ちきれずに、上海の同僚に買ってもらったっ

 

結構立派なブックレットになってたよ

こういうビジュアル作れるところも好きっ

この写真とか見るとブリティッシュ・ロックほんとに好きなのね

というのが分かるよね~

 

今回のアルバムはイギリス人によるプロデュースらしい

すんげー中国語ペランペランのプロデューサーへのインタビュー

たぶん、相当北京生活長い人だね、こりゃ

感想は・・・

 

 

いいっ

 

 

しいて言わせていただければ・・・

曲と曲のつなぎというか始まりと終わりが

突然なところがある

 

あと

アレンジに手を加えすぎな曲もあるような・・・

アルバムにはそぎ落としたアレンジの方が

聞いてて飽きないでですよね?

で、ライブでおおっ!こういうアレンジで来るかっって

なったほうが楽しい

 

ま、このあたりはバンドの問題っていうよりも

中国の音楽関係者のレベルの問題っていうのもあるのかなぁ

ほかにも好きなバンドのアルバム聴いて同じこと思ったし・・・

 

それにしても

去年の大晦日にあったレコ発ライブマジ行きたかったわ

早くみんなに会って

ライブの音聴きたいよぉぉ

 

 

 


いざ、本番っ!サマーソニックと中国バンド

2011年08月21日 | 中国インディーズバンド

この夏のみとみと的メイン・イベント

SummerSonic

ずっと行きたいと思っていた夏フェス

ひょんなことから、なんと、お手伝いスタッフとして参加することに・・・

今回が初の試みとなった韓国、台湾、中国からのバンドが参加した

ISLAND STAGE

中国バンドをアレンジしたBNからの依頼で

当日の中国バンドのケアをお手伝いすることになったのです

 

じゃん!これが↓スタッフパス

今回は私以外に1バンドにひとり

中国・そして台湾からの留学生が専門通訳として

バンドにベタ付き

東京で音楽関係の専門学校などに通っている

ロック大好き・音楽大好きな彼らがこれまた

素晴らしく優秀

彼らの働きで、すべての工程 ほとんど問題もなく進行できたことは

きっとBNの社長も認めるところでしょう

 

ってなことで、写真で綴るサマソニと中国バンドと楽しい仲間たち

 

前日バンドを迎えるのに成田空港に集まった通訳ちゃんたち(一部)

 

北京組み、到着。大型バスでホテルまで

 

1時間後に到着予定だった上海組みのバンド

悪天候でフライトが遅れ

ホテルにチェックインし、バンド向けに本番の注意事項説明

その後、スタッフミーティング行なって寝たのは3時過ぎ・・・

ちなみに、BNのスタッフの中にはほぼ徹夜状態で

早朝会場に向かったメンバーも

ご苦労様です・・・

 

14日。いよいよ、本番!

一番手のNAMO以外の7バンドとスタッフは

2台の大型バスにて会場に移動。

途中からサマソニ渋滞開始

会場の裏口から入場。スタッフを含めた全員で楽器を楽屋へ

各バンドの楽屋にはポスターとそれぞれのバンドのタイムスケジュール

Perdelの楽屋

ギターのXiaoDongが自慢げに着ているのは

サマソニ側からミュージシャンにプレゼントされたTシャツ

アタシもほしかった・・・

こちらは、日本には慣れたもんだぜ!な

TheGhostSpardacの面々

   

ボーカル&ベースでアメリカン&チャイニーズのハーフBoxy

笑顔がたまんないね、なギターの程功

クールに決めたね、ドラムの劉忠

英語ペランペランなBoxyにインタビューしてみました(笑)

 

楽屋裏でタバコ吸う組みとパチリ

CrystalButterflyの老汪とスタッフ、RunRunLoserのふたり

Perdelとみとみと

バックステージから見たステージはこんな感じ

ステージ前のバンドの楽器がこんな風にスタンバイされてます

出番を前に楽器の準備をするCrystalButterlfy

ギター老汪とベースのQiQi

ステージ裏にはこんな風にそれぞれのバンドの

楽器のセッティングが細かく記載された表が

はいっ!

役得(笑)大好きなメンバーと

大御所MUMA&TheThirdParty

これぞthe大陸ロックっていう感じ

 

とにかく、ここのバックステージと楽屋をバタバタと往復している間に

バンドメンバーたちはそれぞれサマソニを楽しんでいたようで。。。

 

NAMO・・・

そして、ほとんどのメンバーが見に行ったのは

やっぱりレッチリ・・・

これは、Mumaのバンドメンバーが撮影した写真・・

 

私といえば、8バンドすべて終了後

初めてISLAND STAGEから出ました(泣)

レッチリにはもちろん間に合わず

モニター画面で・・・

PiLをチラ見した後 SUEDE

こちらも途中まで見て、楽屋裏へ戻り撤収作業

 

そして・・・

再び全員でバスでホテルへ戻り・・・

 

ホテル近くの茅場町の笑笑にて

12時ちかくから総勢70人近くになる大大打ち上げ会

NAMOと通訳くん

RunRunLoserと通訳くん

スパダと通訳ちゃん

ずっと見たかったRe-TROSの3人(奥)

ステージもステージ下りてからもむっちゃクールでかっこいい

MySpaceの2曲目UpNestという曲

本気で死ぬほどカッコいいパフォーマンスだった

ギターを背中に背負ってドラムを一心不乱にどんどん叩く姿にマジぼれっす

 

こっちはQueenSeaBigSharkのドラムとスパダ程功

ドラムくん、かなり不思議君で面白かった(笑)

完全に出来上がった面々・・・

実は、中国(とくに上海)ではライブが終わったあと

タイバンメンバーどころか自分たちのメンバーと

打ち上げして酒飲み交わすという習慣がなく

8つの

しかも、北京と上海

若いバンドと大御所バンド

が入り乱れてあっちこっちでロック談義に花が咲く

なんて風景はきっと中国ロック史上初めてのことだったんじゃないでしょうか?

そこに、日本やら台湾やら香港やらのメディアやスタッフやら

総勢70名近くがほとんど中国語で会話する

午前2時過ぎの茅場町の笑笑って

相当不思議な光景でした!

ホテルへの帰り道Perdelのこの笑顔見たら

こっちまで幸せな気持ちになりますから

翌日、午前中の自由時間にそれぞれ東京散策を楽しんだらしく

さすがミュージシャン

ほとんどのメンバーが御茶ノ水をウロウロしていたらしいです

こちらは、スパダのBoxy。

機材購入できてこの笑顔!

そして・・・

嵐のような時間が過ぎ去りバンドメンバーは帰国の途へ・・・

最後まで波乱万丈でしたけど

大きな事故もなくバンドのメンバーはサマソニと日本を

それなりに堪能してくれたようで

日本側スタッフはとにかくほっとしたのであります

 

 

翌日

集まった一部通訳ちゃんたちとお疲れ様会

サマソニ会場では夕方グッズ売り場に行ってみたら

すべて完売で手元に残ったのはバスに誰かが置き忘れていったウチワと

スタッフリストバンドだけだけど・・・

新しい友達やら強烈な思い出やらたくさんのことが

心に残った夏のイベントでした

 

サマソニのアジア・ステージは初回ということで

いろいろ反省すべき点改善すべき点はあると思いますが

ぜひぜひ

来年以降も続けていってほしいです

そして、今回のことが中国インディーズ音楽シーンに

よい意味で大きな印象を与えることになることを期待しています