愚痴ったってしょうがないんだけど
このところ出費続き。
入ってくる予定がないし、予想もない中
なんでまた次々と……。
デジカメを落として壊した。
パソコンの動きが、もう数ヶ月前から怪しい。
パソコンを毎日使う場合は、何年かごとに、
本体ごと買い替えないと危ないそうだ。
私はスマホが苦手で、持ってはいるが外出中の
連絡くらいにしか使っていない。
原稿書きや検索はもとより、フェイスブックに
写真をアップすることすらパソコンでないとできない。
やろうという気もないのだが……。
まあそんなわけで、こういう時のお助けマンである
名付け子たちのお父さんに相談。
いまと同じデスクトップで、必要な付属をあげ、
候補をいくつか探してもらったのだが、
ああ、こんなに高いものだったっけ、パソコンって。
年金すらない私には、ため息の出るお値段。
その溜息が電話越しに聞こえたのか
「じゃあ、いまのパソコンにあるものを全部、保存して
初期化してみましょうか。
ちゃんと動くようになるかも知れないから」
と、彼が提案してくれた。
今月の末、我が家に来て、試してもらうことになったが
どうかそれで動きますようにと、いまは祈るばかり。
そして、一番大きな出費はベランダの板。
ここへ越したばかりの頃、あるところで
知り合いのインテリアデザイナーにばったり会った。
どこへ越したのかときかれたので、「いやあ、
便利だけど景色の良くない、殺風景な集合住宅で……」
と言ったら、いっぺん見て、素敵にしてあげましょうと言われた。
で、「サービス価格」で照明やカーテンを変え、
ベランダの室外機も見場が悪いからと木の格子でカバー。
ベランダの床には木の板が張り詰められた。
それなりに少々おしゃれにはなったが、
いざ暮らしてみると、照明は本も読めないほど暗い。
蛇腹のカーテンはうっとうしい。
室外機の前に付けた木格子は、ちょうどその上に
避難梯子の口があり、防犯点検のたびに問題になる。
お金をかけたのだからもったいないと、数年間、
それで暮らしたものの、我慢できず、照明もカーテンも
「おしゃれ」ではないけど実用的なものに総とっかえした。
お金を使って、わざわざ自分の暮らしに合わないことをした
という後悔で、かなりの自己嫌悪に陥った。
そしてこのたびは、大規模補修工事のため、木格子も
ベランダの板もすべて取り払うようにと工事の会社からの命令。
向こうが無茶なことを言っているわけではない。
廊下やベランダはもともと共有部分。
廊下に物を置いてはいけないし、ベランダには
すぐどけられるものしか置いてはいけないのだ。
それにしても、撤去費用10万円だという。
「自分でなんとかされるなら別ですけど……」
なんとかできるわけがないでしょ、この力ないばあさんが。
さらに「工事の後、元のようにする場合は
少なくともその倍の金額が……」
いらない。もう剥き出しのコンクリートでいい。
だから、もうちょっと安くしてもらえないだろうか。
「職人が三人入って、板も始末するとなると、
やっぱりそれくらいは……」
つれない回答だった。

財布は軽いが気持ちは重い。
でもまあ私には、先日の沖縄旅行で買った
この可愛いお茶碗がある。
春らしく、菜の花のお浸しでもおかずにして
今日もありがたくご飯をいただこう。
食べてさえいれば、そのうちいいことがあるかも。
うん、あるよね、きっと……。

このところ出費続き。
入ってくる予定がないし、予想もない中
なんでまた次々と……。
デジカメを落として壊した。
パソコンの動きが、もう数ヶ月前から怪しい。
パソコンを毎日使う場合は、何年かごとに、
本体ごと買い替えないと危ないそうだ。
私はスマホが苦手で、持ってはいるが外出中の
連絡くらいにしか使っていない。
原稿書きや検索はもとより、フェイスブックに
写真をアップすることすらパソコンでないとできない。
やろうという気もないのだが……。
まあそんなわけで、こういう時のお助けマンである
名付け子たちのお父さんに相談。
いまと同じデスクトップで、必要な付属をあげ、
候補をいくつか探してもらったのだが、
ああ、こんなに高いものだったっけ、パソコンって。
年金すらない私には、ため息の出るお値段。
その溜息が電話越しに聞こえたのか
「じゃあ、いまのパソコンにあるものを全部、保存して
初期化してみましょうか。
ちゃんと動くようになるかも知れないから」
と、彼が提案してくれた。
今月の末、我が家に来て、試してもらうことになったが
どうかそれで動きますようにと、いまは祈るばかり。
そして、一番大きな出費はベランダの板。
ここへ越したばかりの頃、あるところで
知り合いのインテリアデザイナーにばったり会った。
どこへ越したのかときかれたので、「いやあ、
便利だけど景色の良くない、殺風景な集合住宅で……」
と言ったら、いっぺん見て、素敵にしてあげましょうと言われた。
で、「サービス価格」で照明やカーテンを変え、
ベランダの室外機も見場が悪いからと木の格子でカバー。
ベランダの床には木の板が張り詰められた。
それなりに少々おしゃれにはなったが、
いざ暮らしてみると、照明は本も読めないほど暗い。
蛇腹のカーテンはうっとうしい。
室外機の前に付けた木格子は、ちょうどその上に
避難梯子の口があり、防犯点検のたびに問題になる。
お金をかけたのだからもったいないと、数年間、
それで暮らしたものの、我慢できず、照明もカーテンも
「おしゃれ」ではないけど実用的なものに総とっかえした。
お金を使って、わざわざ自分の暮らしに合わないことをした
という後悔で、かなりの自己嫌悪に陥った。
そしてこのたびは、大規模補修工事のため、木格子も
ベランダの板もすべて取り払うようにと工事の会社からの命令。
向こうが無茶なことを言っているわけではない。
廊下やベランダはもともと共有部分。
廊下に物を置いてはいけないし、ベランダには
すぐどけられるものしか置いてはいけないのだ。
それにしても、撤去費用10万円だという。
「自分でなんとかされるなら別ですけど……」
なんとかできるわけがないでしょ、この力ないばあさんが。
さらに「工事の後、元のようにする場合は
少なくともその倍の金額が……」
いらない。もう剥き出しのコンクリートでいい。
だから、もうちょっと安くしてもらえないだろうか。
「職人が三人入って、板も始末するとなると、
やっぱりそれくらいは……」
つれない回答だった。

財布は軽いが気持ちは重い。
でもまあ私には、先日の沖縄旅行で買った
この可愛いお茶碗がある。
春らしく、菜の花のお浸しでもおかずにして
今日もありがたくご飯をいただこう。
食べてさえいれば、そのうちいいことがあるかも。
うん、あるよね、きっと……。
