テーマは私の著書にちなんで「天使はブルースを歌う」
金田賢一さんはこの本の核心部分を朗読で上演してくださっている。

(photo by横関和子さん)
金田さんは長年、tvkで某番組のMCを
つとめてらしただけに、相手をたてる名手だ。
午前の部では、思う存分、私に言いたいことを
言わせてくださったかと思うと、午後の部では
エディ藩さん飛び入り(歌あり!)で焦り気味の私を
緩急自在にフォローし、後半、MCとなって巧みに
進行させてくださった。
トークショーは盛況で成功だったと思うが、
金田さんに負うところが大きかったと感謝している。
友人もたくさん駆けつけてくれて、なんだか
同窓会のようにもなった。
あとは元町の鰻屋「濱新」に流れ、気の置けない
仲間たちとの食事、お喋り。
店主の山菅さんから、「油断しちゃダメですよ、
楽しいことの後には、事件が発生しかねないから」
と笑いながら警告された。
二夜続きの誕生会の翌日、トイレの「スッポン事件」
が起きたことを言ってるのだ。
ほんと、ほんと。
「禍福はあざなえる縄の如し」である。
私としてはなにより、初めてのノンフィクション
「天使はブルースを歌う」を、またたくさんの方達に
読んでいただける機会になったことが嬉しかった。
会場に入らしてくださった皆様、
ほんとうにありがとうございました!