このたびは「一寸先は闇」という言葉を
しみじみと嚙みしめる日々でした。。
5月10日にS村から横浜に戻り、
のんびりしていた二日後、近所のコンビニから
帰る途中、転んで左足首を折ったのです。
足首に関して言えば、捻挫や剥離骨折は
前にも経験しています。
が、今回はそんなもんじゃない、という予感が
瞬時に脳裏を走りました。
あいにくと日曜日。いや何曜日であろうと自力で
病院へ行くことは叶わず、救急車で運ばれました。
足首三カ所骨折,手術必須、という結果になり
翌日、別の病院へ移されました。
腫れが引くのを待って、17日に全身麻酔での手術。
麻酔から覚めた時の痛みは、もう思い出すのも
恐ろしく、後日、抜糸もなければ(溶ける糸だそうで)
金属のプレートも抜かなくて良いと告げられた時は、
安堵の溜息をつきました。
この歳になっても、注射されるときはかたく
目をつぶるほど痛みに弱い私、もう二度と
切った張ったはいや!
どなたかのご参考になれば、もう少し詳しいことも
折に触れ書いてまいりますが、ともあれ、入院は
40日間に及びました。
リハビリの時間以外はほとんど動けないという日々。
毎朝、ベッドから見上げていたトンビ。

見舞客と面会できるのは、限られた時間帯の中で
たったの15分!(コロナ対策が続いているのです)
にもかかわらず、暑い中、遠くからも
いらしてくださった友人たちには、深く深く感謝しております。
あの時間だけが、私を孤独や不安から救ってくれました。
近くのビルの窓に映る夕日。

それでも、5月末にはギブスが取れ、松葉杖での
歩行訓練が始まりました。
でもこれは怖くて、結局、上手にはなれませんでした。
そして今月の14日に、初めて左足を床に!
こわごわでしたが、松葉杖を片方だけついての歩行に移行。
ああ、両松葉杖よりはるかに楽!
20日に、ようやく退院しました。
とはいえ、外を歩くのは危ないし、買い物など
日常生活を独りでするにはまだまだ不自由です。
そこで、遠いS村から迎えに来てもらうことに。
幸せなことに、ここでお世話になっている家の持ち主は、
ベテランの理学療法士!
彼の紹介で、本日、飯田市の病院へ行き、骨もちゃんと
ついてるし、不自由な歩行なりに日常生活の中で
リハビリしなさい、という嬉しいお言葉もいただきました。
焦らず、ここでゆっくり養生させていただこうと思っています。
私の小さなバタフライガーデンは花盛り。

大家さんファミリーが植えてくださった百日草。
ああ、蝶や蜜蜂がたくさん来てる! と思ったら……。

なんともラッキーな出来事が! これについてはまた後日。

まだ生きていて、おぼつかない足取りながら、
歩けるようになった幸せをかみしめております。
病院の先生、職員さん、横浜の友人、S村の友人、
老ドラゴン、そしてこのブログを読んでくださったあなた。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。。