スコティッシュ・フォールドのひとりごと

スコティッシュ・フォールドの「ひー(オス・17歳)」とその妹「こっちゃん・9歳」、その飼い主「でれすけ」のブログ

公団赤羽台団地 ~その2~

2008年08月18日 | 「団地・建物・給水塔」
さて、今回は前回に続いて

公団赤羽台団地

です。

公団赤羽台団地」は、昭和38年(1963年)に完成した東京23区内初の大規模団地で、全55棟、総戸数3373戸の団地です。





赤羽台団地」は、ほぼ直線の区画で設計されているため、横一直線に住棟が連なる単調さを避けるため、「直交配置」といわれる住棟の向きを90度変えた配置や、中心に広い空間をとる「囲い込み型の配置」など、住棟間にアクセントをつけています。

公団団地平行配置であるのが一般的なのですが、この赤羽台団地は23区と言う都心部に建設されたこともあり、コンセプトに「高密度」に建てるということが挙げられ、公団のモデル団地となるべく、様々な形の住棟が建てられました。





この51号棟52号棟L字型の53号棟は、「囲い込み型」をしています。

住棟に囲まれた空間は、プレイロットになっています。







室内型の片廊下をもつ50号棟です。

この50号棟1階は商店街になっています。







同じく1階に商店街のある53号棟

この53号棟は、単身者棟です。

内部にはエレベーター単身者用の共同浴場があります。








「松」が美しい団地です。

この住棟は、階段室の場所が珍しい場所にあります。








50号棟のまわりにも「」が植えられています。








53号棟の階段には、洗濯物が干してありました。
直交配置のため、ベランダが南向きではないためです。




とりあえず、今回はこの辺で。

次回は、赤羽台団地の「団地の華」スターハウスについて書く予定です





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
片廊下 (凛太郎)
2008-08-22 10:13:01
芦花団地で片廊下形式の棟は、単身者用だけでしたよね?
片廊下型だとどうしても通風やプライバシーに難があるので、当時の公団ではあまり採用されなかったのですね。
☆ 凛太郎さま ☆ (でれすけ)
2008-08-22 13:33:49
その通りです!
芦花公園駅よりの単身者棟のみが片廊下でした。
あれだけの高さのある建物なのに、エレベーターは設置されていませんでした。

この赤羽台団地には、プライバシーに配慮して、片廊下の棟の手摺を高くした棟など、実験的な試みをした棟があったのですが、既に取り壊されており、とても残念でした…。

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