さて、今回は前回に続いて
公団赤羽台団地
です。
「公団赤羽台団地」は、昭和38年(1963年)に完成した東京23区内初の大規模団地で、全55棟、総戸数3373戸の団地です。
「赤羽台団地」は、ほぼ直線の区画で設計されているため、横一直線に住棟が連なる単調さを避けるため、「直交配置」といわれる住棟の向きを90度変えた配置や、中心に広い空間をとる「囲い込み型の配置」など、住棟間にアクセントをつけています。
公団団地は平行配置であるのが一般的なのですが、この赤羽台団地は23区と言う都心部に建設されたこともあり、コンセプトに「高密度」に建てるということが挙げられ、公団のモデル団地となるべく、様々な形の住棟が建てられました。
この51号棟と52号棟とL字型の53号棟は、「囲い込み型」をしています。
住棟に囲まれた空間は、プレイロットになっています。
室内型の片廊下をもつ50号棟です。
この50号棟、1階は商店街になっています。
同じく1階に商店街のある53号棟。
この53号棟は、単身者棟です。
内部にはエレベーターや単身者用の共同浴場があります。
「松」が美しい団地です。
この住棟は、階段室の場所が珍しい場所にあります。
50号棟のまわりにも「松」が植えられています。
53号棟の階段には、洗濯物が干してありました。
直交配置のため、ベランダが南向きではないためです。
とりあえず、今回はこの辺で。
次回は、赤羽台団地の「団地の華」スターハウスについて書く予定です
公団赤羽台団地
です。
「公団赤羽台団地」は、昭和38年(1963年)に完成した東京23区内初の大規模団地で、全55棟、総戸数3373戸の団地です。
「赤羽台団地」は、ほぼ直線の区画で設計されているため、横一直線に住棟が連なる単調さを避けるため、「直交配置」といわれる住棟の向きを90度変えた配置や、中心に広い空間をとる「囲い込み型の配置」など、住棟間にアクセントをつけています。
公団団地は平行配置であるのが一般的なのですが、この赤羽台団地は23区と言う都心部に建設されたこともあり、コンセプトに「高密度」に建てるということが挙げられ、公団のモデル団地となるべく、様々な形の住棟が建てられました。
この51号棟と52号棟とL字型の53号棟は、「囲い込み型」をしています。
住棟に囲まれた空間は、プレイロットになっています。
室内型の片廊下をもつ50号棟です。
この50号棟、1階は商店街になっています。
同じく1階に商店街のある53号棟。
この53号棟は、単身者棟です。
内部にはエレベーターや単身者用の共同浴場があります。
「松」が美しい団地です。
この住棟は、階段室の場所が珍しい場所にあります。
50号棟のまわりにも「松」が植えられています。
53号棟の階段には、洗濯物が干してありました。
直交配置のため、ベランダが南向きではないためです。
とりあえず、今回はこの辺で。
次回は、赤羽台団地の「団地の華」スターハウスについて書く予定です
芦花公園駅よりの単身者棟のみが片廊下でした。
あれだけの高さのある建物なのに、エレベーターは設置されていませんでした。
この赤羽台団地には、プライバシーに配慮して、片廊下の棟の手摺を高くした棟など、実験的な試みをした棟があったのですが、既に取り壊されており、とても残念でした…。
片廊下型だとどうしても通風やプライバシーに難があるので、当時の公団ではあまり採用されなかったのですね。