陽だまり日誌

   「東北地方太平洋沖地震」
心底よりのお見舞いを申し上ますとともに
きたるべき復興の日を信じてやみません。

ウエザリングのテク(手口)

2005年01月08日 | Weblog
粗製濫造気味です、空内鉄道に今日は緩急車が入籍しました。大昔から手元にあったNゲージの緩急車、下からのぞくと「TOMY HONGKONG」とあります(古!!) ん十年前に、ナローの下半身ネライで買ったものと思われます。それが突然の炭鉱鉄道開業で、本来の緩急車として駆り出されたワケですね、運のいいヤツです。例によって「使用感」を出そうと、パステルを持ち出しました。

①錆びは上から
  全体に軽くマットクリアをふいたあと、側板の上辺に沿って、赤茶系の粉を押し付けます(置く感じ?)ハケか平筆で上から下へサッサッと掃きます。まちがっても横方向には掃かない事。雨水で垂れてきたツモリです。

②土ぼこりは下から
  黄色系の粉を、側板の下辺に置いて、今度は下から上へ掃き上げます。これはマキあげた土埃のツモリ。

③お好みで・・・
  エナメルのガンメタを小筆にとって一度、紙等で拭った後、カドの部分、リベット、その他突起部に擦り付けました。ナニを表現したいのか、やっとる本人もよく判りませんが、カッコイイので黒っぽい車輌には、よくやります。白っぽい車輌にエナメル黒のシャブシャブ液を流して立体感を加えますが、アレと同じようなことでしょうか。
粉作業は仕上がりのイメージよりも相当キツめにやらないと、定着の為のマットクリアーを吹くとナニがナンだか判らなくなるので、「ウッ!!やりすぎたぁ!!」くらいのほうがいいかも。あとは「このへんはちょっと錆びそう」とか「ここは水垢」とか「ここは油汚れ」とか・・・う~、説明できない・・よーするに「いきあたりばったり」なワケで・・・              
まー、あんまり「実物の汚れかた」とかは、気にしないで「カッコよくするゾ」程度の気楽なノリでやったほうがウマくいくようデス。(自分の場合・・・)

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3 コメント

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生徒からの質問 (オノデラ@怪社)
2005-01-09 10:15:00
ナガウラ

手口の講座ありがとうございます

工事の立ち会いもあと少しで終わります

振り替え休日無しです。警備役です。

ところでパステルの定着に使われるマットクリヤーは模型用のスプレイ缶ですか

講座にありますがスプレイかけるとパステルはどこに行ったの・・・に

つぼはパステルを振りかける前の一吹きですね!



怪社の帰りに珊瑚に行ってギアが補充出来たら車輛のレストアが開始できます



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ウゥ~ん・・・ (ナガウラ(悔社))
2005-01-09 11:26:28
オノデラ先輩

>ところでパステルの定着に使われるマットクリヤーは模型用のスプレイ缶ですか

講座にありますがスプレイかけるとパステルはどこに行ったの・・・に



クリアーはグンゼの缶スプレーです。ほんとにクリアーを吹くと、パステルが消えてしまうことがよくありますよね、あれはなんなのか?溶けてしまうのか、吹き飛ぶのか・・・?最近判ってきたんですが、塗面が濡れるほどの近距離から吹き付けると好くないようです。クリアーが粒の状態で塗面に届くくらい、離して吹き付けると改善されるような・・・不安なときはこれを繰り返してます。
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実践してみました (オノデラ)
2005-01-10 19:46:13
ナガウラさん 

携帯電話から呼び捨てて申し訳ございませんでした。暇をもてあまして・・・・

パステルの手口、実践しました。アクリルで希釈するときつくなるので、ナガウラ方式で

徐々にやっていくのが私には向いているようです。
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