陽だまり日誌

   「東北地方太平洋沖地震」
心底よりのお見舞いを申し上ますとともに
きたるべき復興の日を信じてやみません。

リトルマックストーリィ

2005年12月23日 | 七国山だより
世界が恐慌の渦に巻き込まれていた1930年代、東京の某大手鉄道車輌メーカーに、怪しげな機械ブローカー『小埜寺商会』からひとつの「儲け話」が舞い込みました。曰く、「米国の貨物自動車メーカーMACKが、モデルチェンジで宙に浮いた旧型エンジンを大量に持て余しているから、船賃程度の格安で全部買わないか?と言ってる。ボンネット付きだぜ。単端式自走客車にどうだね?」このメーカー、大正から昭和のはじめにかけて、 . . . 本文を読む

リトルマック組立日誌 Ⅵ

2005年12月17日 | 七国山だより
よっしゃぁ~、ようやくココまで出来ました。天候の回復も待たず、塗装強行!残念なコトに、っちゅうかやっぱりイマイチの仕上がりです。塗り分けのラインも乱れてます。ここまで来てやり直しはマッピラ、なので仕上げで誤魔化すしか・・・ と、悔やんで見せましたが、実は「お楽しみはコレカラ」です。各部の色差し、ウエザリング、それからレタリング、下手は下手なりに模型が見違えるようになっていくコタエラレナイ工程です . . . 本文を読む

リトルマック組立日誌 Ⅴ

2005年12月11日 | 七国山だより
トミーED75の足回りを切り刻んだ動力部が出来上がりました。牽引力は不要なので、ボギー台車は2輪ともゴムタイヤ無しに変更、これだけでも集電性能はかなりアップします。「裸」の状態でレイアウトを走らせるとスルスルと絶好調。「ポイント手前」で加速する必要もなく、シズシズと余裕で通過して行きます。「見てくれ」を犠牲にした甲斐があったわい、とニコニコ顔で、次は車体を被せてのテストラン。経験ではここで、よく( . . . 本文を読む

リトルマック組立日誌 Ⅳ

2005年12月09日 | 七国山だより
 押入れをガサガサやっていたらこんな写真が出てきました。廃駅のホームで、思いっきりポーズをとる好?青年、カレは「ふかわりょう」ではありません。はい、20ン年前のワタクシでございます。免許取立てのくせに、ムボーな北陸ドライブをやらかした時の1枚です。大学の頃ですからすっかり模型から離れていた時期です。ほかに面白いことがあったんですね~イロイロと・・・そんな時期にどーしてこんなトコに行ったんでしょうか . . . 本文を読む

リトルマック組立日誌 Ⅲ

2005年12月05日 | 七国山だより
きょうは「ボンネットの台」を作りました。「成田」のとき、九十九里単端の写真を参考に作ったのと同じようなものです。 白状しますが、九十九里のアレ、実は「ボンネットの台」とは違うようです。最近、上の角度からの写真を見る機会があって気が付きました。台のように見えるアレは鉄骨アングルを溶接して組んだものがボンネットの周りを囲んでいるだけで、ボンネット自体は宙に浮いているように見えました。アレはたぶんボンネ . . . 本文を読む

リトルマック組立日誌 Ⅱ

2005年12月04日 | 七国山だより
どうにか箱にしました。コーナー部分の合わせが難儀で何度もやり直しましたが、上手くいかず、そこそこで「ま、いっかぁ・・・」 ッちゅうコトに 「成田」のときズレまくりで泣きを見た、手摺や保護棒の取り付け穴は「板」の状態のうちに開けておきました。自分にも多少の学習能力はあるようです・・・屋根は、片野氏の記事どおり、キット付属の真鍮プレス製を切継ぎ短縮しました。ここでまた、新兵器?の糸鋸が威力発揮!ほぼ狙 . . . 本文を読む

リトルマック組立日誌 Ⅰ

2005年12月04日 | 七国山だより
 ドリ・ドリ・ドリ・ドリ・・・・。静まりかえった朝の空気を震わせて重いアイドリング音が流れてきます。ここは玉軌道網島温泉駅。ホームの突端に駐泊したタンタンがエンジンの暖気運転を始めたのです。夜の遅い温泉街はまだ深い睡りにつつまれていますが、魚市場へ向う常連が一人、二人と白い息をはずませながら集まってきました。間もなく当駅始発の一番、六郷土手行きの発車です。今日の仕業は車番11、一目でそれとわかる個 . . . 本文を読む