ロスジェネの発言

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創価学会について考える②

2005-07-07 21:59:28 | 創価学会
正確には覚えていないのだが、90年代後半の『赤旗』に、ある選挙についての記事で「公明党が、”共産党って宗教みたいだよね。怖いね。”と口コミ宣伝している」というものが載っていたという記憶がある。確か1997年の都議選の時だったと思うが、この時期はまだ『オウム真理教事件』の恐怖が生々しかった頃のことだ。

このころは自民党なども、例えば小沢一郎が公明党と組んで新進党を結成したときに、「小沢さんは悪魔と手を組んだ」(野中幹事長〔当時〕)と批判していたように、創価学会=公明党に対する「政教一致」へのアレルギーも強かった。

その、創価学会=公明党が、共産党に対して「宗教みたいだね」といっていたのである。

これは、自らの宗教的価値の否定と言わざるをえない。共産党が悪い意味で「宗教みたい」なのは、われわれ共産党支持者でもしばしば思うことであるが、だからといって「宗教」が悪いわけではない。自らの頭で、自らの言葉で語っているようには見えないという点で「宗教みたい」というのならわかる。しかし、宗教自身が「宗教」をそのようなものと自己規定するというのは、自らの価値を貶める行為に他ならない。そういう点で、創価学会は他の宗教とは異なる。やはりカルトと言うべきであろう。

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