【まだ選挙は終わっていない！】参議院神奈川補選公示！

さてさて、衆院選・第２ラウンドが始まった。人口約８８０万人の“大”県である神奈川県で参議院補選が行われるのだ。西日本や愛知県の人には誤解されているが、神奈川県はべらぼうにデカい県である。人口はほぼ大阪府と同じくらいあり、後１，２年で大阪よりも人口が多くなる（というかもう多いんじゃないかと思うが・・）といわれている。「県」の中ではダントツの人口と経済力を誇る。だから、参院補選とはいえ神奈川県での民意は無視できないものがある。何よりも、横須賀という小泉の地元もある。

立候補したのは次の三人。

川口順子（６４）＝　自民・公明、前外相
牧山弘恵（４１）＝　民主、米国弁護士
畑野君枝（４８）＝　共産、前参議院議員

実は僕、有権者なんです。キャナガワ・ジモティーなんで。住んでるとこと大学は東京。住民票は地元。

ということで、票は誰にするかはもう決まってんだけど（爆）、
この選挙で気にくわないのは相手の候補者たちですね。つーか神奈川県出身なのって、はたのさんだけじゃん！

川口→東京出身・東大
牧山→東京出身・ICU
はたの→神奈川出身・横浜国大

神奈川 vs. 東京　対決に持ち込めれば　はたの　さんにも勝機があるかも。

この選挙、現在開会している特別国会へのプロテストにもなる。「共謀罪」「人権擁護法案」「障害者“自立”支援法案」「郵政民営化法案」etc...あげればキリがない。

が、神奈川県では、じつは最大の争点が「基地問題」だったりするのだ。いま、神奈川県では座間キャンプへの 米陸軍第一軍団司令部の移転が大問題になっている。これについては、座間キャンプを抱える座間市・相模原市をはじめ、厚木基地周辺自治体も懸念や反対を表明している。はっきり言って、神奈川県では保守も革新も反基地では一致している。座間や相模原は保守市政である。要するに、安保はOKでも、街のド真ん中に存在する基地が邪魔だからさっさと無くなってほしいだけなのだが、ともあれ「反基地」で保革が一致しているのは神奈川県をおいて他にはない。沖縄県の保守は、「基地経済依存症」で基地撤去を主張できないのに対し、基地撤去によるデメリットよりもメリットの方が大きい神奈川県では、保守であろうが自民党であろうが、「反基地」なのだ。（小泉みたいなヤツは例外）。

ところが、今回の選挙で「反基地」なのは、地元出身の候補者だけのようだ。
基地反対は神奈川ジモティー候補だけ。社民党もいないし、保守の人も東京モンには入れないかもしれないので、もしかするともしかするかも。

（※写真）厚木基地に着陸するＦＡ18Ｆスーパーホーネット＝神奈川県綾瀬市（『赤旗』より）。神奈川県では、人口密集地のど真ん中に米軍基地がある。厚木基地周辺の人口は１００万人。座間キャンプ・相模補給兵器廠　周辺の人口は８０万人！まさに植民地的状況。
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