さよなら玄海原発の会・久留米

佐賀県玄海町にある九州電力玄海原子力発電所から福岡県久留米市は直線距離にして65km。久留米から発信!さよなら原発!

講演会『電力自由化で原発ゼロへ』

2016年03月01日 20時02分01秒 | 原発に関する映画・イベント情報
4月からいよいよ電力自由化が始まります。
すでに価格競争も始まっています。
たくさんある企業の中から1社を決めなければなりません。
何を基準に決めればいいのでしょうか。安ければそれでいいのでしょうか。
電力自由化で原発がゼロになる?!
小坂さんのお話をお聞きして、原発をぜひゼロにしようではありませんか。

日時:2016年3月5日(土)
  午後2時~4時半(受付 午後1時半)
場所:えーるピア久留米301・302号室
講師:小坂 正則さん 『電力自由化で原発ゼロへ』
資料代:500円


《小坂 正則さんのプロフィール》
九州初の自然エネルギー推進NPOとして「九州自然エネルギー推進ネットワーク」を設立し。
市民オーナー制で太陽光発電施設を設置したり(2013年までに10機)、薪ストーブやペレット・ストーブを普及させてバイオマス利用の促進を図るなど、
自然エネルギーの普及推進活動に積極的に取り組む。
現在、NPO法人九州自然エネルギー推進ネットワーク代表理事・脱原発大分ネットワーク事務局長

充実した学習会

2014年09月18日 23時50分47秒 | 原発に関する映画・イベント情報
去る9月12日、えーるピアにおいて、学習会をいたしました。
演題は「地震、原発事故、防災避難計画は可能か」。
講師は本会の代表 堤静雄さん。

日本が地震国だという認識はありましたものの、
これほどとは!
1970年~2005年の震度5以上の地震の発生は、イギリス0、フランス2回、ドイツ2回、アメリカ322回、そして何と日本は3954回。
桁違いに多いことを知りました。

活断層がなくても安全ではないということ。
2011年4月11日に、福島県浜通りにマグニチュード7,0の地震が発生しました。
これは、それまで発見されていなかった活断層が震源地だったとのこと。

2013年4月16日淡路島で震度6弱の地震も、発見されていない断層が震源地だったそうです。

原発と火山について。
火山の噴火予知は、中小規模の噴火が中心で、超巨大噴火の予知は困難だとのこと。

また、研究上の問題点として火山研究の軽視があるそうです。
活火山が8つしかないイタリアでは、火山関係の研究に年間27億円の予算が当てられているのに引きかえ、
日本は110の活火山があるにもかかわらず、年間6000万円の予算しかなく、
従事する研究者は全国で約40人しかいないとのこと。
驚くべき数字です。

日本全国で断層の有無が調査され尽くしているわけではないこと。
火山の噴火予知もほとんど何もわかってなくて、研究体制も非常にお粗末であるということを知り、
こんな日本に原発を作ることは危険極まりないことだと思いました。

防災計画をしっかり作らなければ、命にかかわります。
市に要望していくことについても話が進みました。

参加者が少なくて残念でしたが、それぞれが率直に意見が出せて、有意義な学習会となりました。

放射能という見えない恐怖

2014年08月03日 23時10分17秒 | 原発に関する映画・イベント情報
8月2日、えーるピア久留米において、ドイツ映画「みえない雲」を上映しました。
台風12号が接近していましたが、50名近くの方が来てくださいました。

ドイツでベストセラーになった小説を完全映画化されたもので、原発事故により、放射能という見えない恐怖に襲われた市民がパニックに陥るさまと、そんな突然の惨事によって引き裂かれそうになる高校生の姿が描かれています。映画は二人の未来に少しの希望を感じさせるラストシーンで終わりました。けれどいたたまれない気持ちになりました。こんなに若い時代から放射能に怯えながら生きていかねばならないなんて、ほんとに残酷なことだと怒りが込み上げました。映画終了後、たんざくに「原発は廃炉にしたい。」「お金より命が大事です。」「川内原発は火山の近くにあるから危険」などと、思い思いの願いを込めて書きました。願いが叶う日が来るまでたたかいは続いていきます。