［WY］対オランダ戦雑感

全部見たわけではないですが…感じたことをちょこっと。

前夜、思いっきりチーズを食べそこね、思いっきり熟睡してましたが
明け方にトイレに起きたついでにテレビをつけてみる。
後半10分過ぎ。0－2で負けている。
ありゃ。もう2点献上してるのか。うーむ。
とりあえず見てみる。
オランダは、とにかくボールを持ってからの動きが早い。
特にバベルという選手が左サイドから何度も前線に駆け上がってくる。
バベルに限らず、オランダの全員が、ボ－ルを持ったとたんに
一斉に前へ突き進んでくる突破力が凄い。
思わずこれがA代表だったら、と考えてしまう。
ユースのメンバーにも3人A代表がいるらしいが。
A代表の日本代表とオランダ代表が当たったら、どういう展開になるだろうか…。

対する日本は、中盤でなんとか繋ごうとするけどなかなか繋がせてもらえない。
が、オランダに突破を許しても、どうにかDFがくっついてゴールを割らせないようにしている。
水本に注目してみてたけど、彼もよく体を入れて防いでいるし、マークも頑張ってた。
本田に代わって水野が入った辺りから徐々に組み立てられるようになってくる。
後半20分過ぎに水野が蹴ったFKが、左から入ってきた平山の頭にドンピシャ。
DFを一人引き連れながらもヘディングが決まる。

ここまでオランダは2点をとった余裕からか、攻撃も緩んでいたみたいだけど
平山のゴールでちょっと焦りが生まれる。
日本も平山の1点で息を吹き返し、前への意識が強くなる。
オランダはダービーという選手を入れてくる。
この選手も足が速く、ボールコントロールが上手い。
タテへの突破も強烈だ。
しかし、日本のDFは危ない場面でもしっかり防ぐことができている。
オランダも前半から飛ばしていたせいか、後半は運動量が落ちているとの話。
運動量落ちても、こんなに速いのか…とちょっと驚く。

日本は森本を投入して、平山、カレン、森本の3トップに。
もう1点を取りにいく布陣。
オランダの新聞では森本は和製ロナウドとして有名らしいが。

大熊監督の「前、前」という大声が何度も聞こえる。
なかなか繋がらなかったボールもやっと繋がりだし、平山をターゲットにボールが入る。
平山はオランダのでかいDFにも高さでは負けてない。
しっかりと競り勝ってるところが頼もしい。

右から森本のシュート。
惜しくもキーパーにはじかれた。
その後、カレンの絶好の位置でシュート。
どフリーだったにも関わらず、打ち急いだのかゴールマウスの上へ飛んでしまった。
トラップまでは良かったのだけど…。

結局2－1で試合終了。
結果は負けてしまったが、後半を見る限りでは完全に負けていたわけではなかった。
最終ラインでしっかりとした対応ができていたし、平山のゴール以降は攻撃にもリズムができていた。
ただ、その後のハイライトを見ると、前半の得点シーンでは、やはりオランダは速かった。
ドリブル突破をなんとか阻もうとしてたけど、完全にぶっちぎられてた。
平山の試合後のコメントでは、オランダの速さと周りの観客に戸惑ってしまったとのことだが、
後半では結構手ごたえを感じていたようだし、最後まで完璧にやられていたわけではないので
少しは自信が持てたのではないだろうか。

次はベナン。
しっかりと勝ち点3をとって、なんとか決勝トーナメントにコマを進めてほしいところだ。