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ジャッキー映画は親子で楽しめる?

2010-09-12 22:17:19 | 元スタントマン
本日またまたジェイデン・スミス&ジャッキー・チェンの「ベスト・キッド」を観てきました。

前回は俺一人で鑑賞したのですが
あまりにもよかったのでハニーとハニーの母上どのを誘って再び鑑賞。
いや~、何度観てもええ映画やわ~。
俺的には今のところ今年のナンバー1の作品です。

予想通りハニーも母上どのも大満足されていたようです。

ほんま老若男女誰にでもオススメできる名作やと思います。

ジャッキーも落ち着いたというか、いい感じに歳を重ねて渋い演技派になったね~。


実はジャッキー映画を親と観にいってあまりいい思い出がないのよ・・俺の場合。

「ポリス・ストーリー/香港国際警察」(1985年)


今から25年前の1985年・・・
俺が18歳の時、親父(当時50歳)と2人で
ジャッキーの「ポリス・ストーリー」を梅田の映画館に観にいったのよ。

「俺、ジャッキー・チェンみたいになりたいねん!」とアピールするつもりで行ったのに・・・

「ポリス・ストーリー」と言えばジャッキー映画の中でも屈指の過激アクション超大作で
過激な“デスウィッシュスタント”の連続!

※ デスウィッシュスタント・・・DEATH WISHとはネットでいろいろ調べたところ
                 精神分析の用語で、意識的または無意識のうちに他人または自身の死を願う意味らしい。
                 デスウィッシュスタントとは「死んでも構わない!」無茶なスタントって意味でしょう。

(「ポリス・ストーリー」パンフレットより)


2階建てバスの窓からガラス突き破って落ちるわ・・

エスカレーターでバク転吹っ飛びするわ・・



女優を振り回してガラス割るわ・・

ショッピングセンターの吹き抜けのポールに飛びついて急降下するわ・・・



あまりの過激さにに親父は完全にひいてしまい・・・

「なんやこの映画、めちゃくちゃや、こんな危ない真似、絶対やったらあかんで!」

と上映中にもかかわらず大きな声で俺に言った。


俺がスタントTVデビューの仕事で骨折して間もなかった頃なので

親父としては [アクション・スタント] → [危険] →[やめとけ!]という思考がますます強くなったみたい。

過激すぎるジャッキー映画は親父とは一緒には観れないな~と思った。


まあ親父に反対されようが俺はジャッキー映画のデスウィッシュスタントに覚醒し
アクション・スタントの道へまっしぐらに突き進むことになるのだが(笑)

あれから25年の歳月が過ぎ・・・

俺はスタントマンを引退し、43歳になり、親父は75歳、

「ベストキッド」なら一緒に観れるわ。
コメント (2)
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