MAX真吉の中年真っ只中~!

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「ドーベルマン刑事」 最終回 ~作者からの手紙~

2010-07-30 23:02:23 | 自主制作映画
海老蔵さまと麻央ちゃんの結婚式、凄いですね~  

それにしてもほんま濃いお顔のお2人ですね。

でも一番濃いのは(クドイ?)のは海老蔵さまの父、團十郎さんですね。
あのお顔ならマーロン・ブランドやヒクソン・グレイシーの“眼力”にも負けませんね。

俺も「ドーベルマン刑事」の加納役では
モミアゲつけて眉毛描いて“濃い~メイク”したんですけどね・・・暑苦しいだけですね。




1990年に撮影した自主制作映画「ドーベルマン刑事」、
完成してから作者である平松伸二先生(原作は武論尊先生)にビデオを送りました。


すると平松先生直筆の手紙とサイン入りの単行本が数冊送られてきたのです!

手紙の内容は・・・

 
 拝啓 

○○さん(←俺の本名)の「ドーベルマン刑事」胸を熱くしながら見させてもらいました。

自分の漫画のファンがそこまで思い入れてくれて

自主映画まで創ってくれた事に大変感動しました。

アシスタントたちと一緒に見ながら加納の見栄を切るシーンや

宮武の頭のカッコウなどに笑いながらもドキドキさせられました。

「ドーベルマン刑事」は自分の初めての連載漫画であり

思い入れの強い作品でもあります。

当時の事を思い出しながら懐かしく

また照れくさいような思いで拝見させてもらいました。

○○さんたちがふざけて創っているのではなく真剣に物を創っている姿勢が

30分の映像の随所にうかがえ大変嬉しく思いました。

     ~ 中略 ~

「ドーベルマン刑事」連載時、まだ小学生だった○○さんが

加納錠治というキャラクターに憧れ、自分の夢を追う姿勢と

それを支えにであろう多くの仲間たちの存在にも心打たれました。

自分がこれからも漫画を描いていく上で大きな励みになりました。

ありがとうございます。

これからも体に気をつけてがんばって下さい。


(平松先生のサイン入りの単行本、日付は平成3年3月14日)
右は俺の一番好きな「沖縄コネクション!!」の巻、
漫画ながらもそのスケールの大きさ、ストーリー展開のおもしろさ、
アクションシーンのカッコよさにシビれます!人間ドラマに泣けます!
久々に読み返して改めて感動しました。 
興味のある人はぜひ「沖縄コネクション!!」の巻を読んで下さい。
ブックオフとかで探せば100円くらいであると思います。


自主制作映画「ドーベルマン刑事」

いま振り返ってみると、若気の至りというか

勢いと情熱だけで撮った作品で完成度も低く反省することも多いです・・・


でもこうやって平松先生の手紙を読み返すと創ってよかったなーと思います。

協力してくれたみんな、ありがとう!




 ※ 協力してくれたみんなへ

キャストやスタッフ(ほとんど兼任ですが)を個人別に紹介しようと
思っていましたが、「ドーベルマン刑事」の映像は画像が悪くて
なかなかみんなの“ええ表情”や“ええアクション”の画像がキャプチャーできないので
また「淀バク」を紹介する時にでもみんなの紹介しますね。
ヨーヘーくんは「BAD BOY~」の時にでも。


ではこれにて自主制作映画「ドーベルマン刑事」のお話は終了です。

よい週末を~!
コメント (6)
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「ドーベルマン刑事」 ③ ストーリー

2010-07-27 23:03:54 | 自主制作映画
さて20年前に撮った自主制作映画「ドーベルマン刑事」のお話のつづきです。

ストーリーや脚本は原作漫画からの引用ではなく
とりあえずオリジナルです。

自分のやりたいアクションシーンをまず考え、
予算や撮影日数、ロケ場所などを考慮し、
それから撮影可能なストーリーを考えました。

脚本は“加納や宮武がいかにも言いそうなセリフ”を想像して書きました。

とにかくこの漫画が大好きだったので
完成させてから作者である平松伸二先生(原作は武論尊先生)
に見せても失礼のないような作品にだけはしたかったのです。


簡単に[ストーリー]を紹介します。

ヤクザと外人マフィアが
武器の取り引きをしている現場に
加納と宮武が乗り込む。



激しい銃撃戦が始まる! 



ヤクザ連中はあっという間に全員絶命。

あたふたするヤクザの組長は
外人マフィアに殺されてしまう。



外人マフィアたちは逃走し
山奥の廃墟に逃げ込む



加納と宮武は不意打ちをくらい銃を奪われてしまう。

“殺しのプロフェッショナル”である外人マフィアの用心棒との
激しい肉弾戦が開始される!



激闘の末、用心棒の2人を倒した加納と宮武は
外人マフィアのボス、チャーリーを追い詰める。

しかしチャーリーは隠し持っていた銃を発砲!

宮武は瀕死の重傷を負い、加納も負傷する。



逃走するチャーリー

追跡する加納は奪われたブラックホークを見つけだし
口に咥えてバイクに飛び乗る!



山道を逃走するチャーリーを追跡する加納



チャーリーは逃走しながらも銃を乱射する。

加納は撃たれ、激しく転倒!



しかし転倒しながらもブラックホークをブッ放つ!

「外道野郎~!」



「ドゴーン!」

チャーリー絶命・・・




数日後、回復した加納と宮武は
今後更なる凶悪犯に立ち向かうべく
熱い決意を胸に
真っ赤な夕陽に向かって走っていく・・・


          
                      
                         完

・・・とまあストーリーは単純で面白みはないのですが
当時の自分の“アクションの表現方法”の一つとして撮った短編映画なので
ストーリーよりもアクション重視の作品なのです。




               つづく・・・次回「ドーベルマン刑事」最終回
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2ケツ

2010-07-25 12:58:30 | 幸せ日記
毎日ほんま暑いですね~!

暑苦しい(?)「ドーベルマン刑事」の話は今回はお休みします。

ありがたいことに仕事が忙しく
昨日は午前中だけですが休日出勤してきました。

俺の職場にはなんとエアコンがないのです!
設備してある機械の都合上からエアコンの設置ができないらしく
職場の温度はおそらく35度以上は常にある状態。
なので俺は毎日汗ドボドボです。

しかしウォータークーラーがすぐ近くに設置してあるので
5分おきくらいに水をガバガバ飲みにいってます。
“粒塩キャンディー”を舐めながら「熱中症」にならないようがんばってます。

みなさまも「熱中症」には気をつけて下さい。


午後からはバイクでハニーと2ケツして
三井プレミアムアウトレットモール・大阪鶴見」“ブロッサム”に行ってきました。

ここは車が混むし駐車場に停めるまで大変なので
こういう時はバイクが便利なのです。



2ケツってやっぱり危ないからほとんどやらないけど
たまにはええもんです。超安全運転でね。

“ブロッサム”の可変巨大テント(?)の中はけっこう暑かったです。
各ショップの中は冷房効いてて涼しいですけどね。



ナイキのジャージ買いました。
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「ドーベルマン刑事」 ② モミアゲとハートはげ

2010-07-24 00:57:42 | 自主制作映画
ほんま毎日めちゃめちゃ暑いですね~!

今回も暑苦しい画像満載ですが・・・

さて20年前に撮った自主制作映画「ドーベルマン刑事」のつづきです。
凝り性の俺は漫画ドーベルマン刑事のキャラクターどおりの
髪型、衣装、銃、バイクなど徹底的にこだわりました

映画版、TV版には宮武刑事は登場しませんが俺版には登場します!

加納刑事の“モミアゲ”、宮武刑事の“ハートはげ”かつらも全て自分でつくりました。



加納のモミアゲは、俺のおかんがお洒落する時(?)被ってた“パーマのかつら”を
ハサミでちょっとだけ切っていただきました(ごめんやで。おかん)
最初の方の撮影ではよくこの“モミアゲ”が汗でとれてしまったので
アクションシーンではアロンアルファでガッチリ貼り付けていました。

宮武のかつらはゴムのハゲヅラに黒い布を貼って作りました。

(宮武役を演じたIさんとは疎遠になってしまったので目隠ししてますが
 はっきり言ってIさんは男前です、アクションもバリバリでした。)

西谷警視役も「よし、加納、言って来い!」と一言のセリフだけですが登場します。


映画版、TV版では加納の銃は
スミス&ウェッソンの44マグナムが使用されていましたが
俺版は原作どおりのスタームルガーブラックホーク、
当時、金色のモデルガンしか見つけられなかったから黒っぽく塗装しました。
宮武はもちろんオートマグ、漫画にでてくる30連弾カートリッジではありませんが・・・



加納の衣装は上下革、漫画のイメージどおりピッチピチのやつを探しました。
古着屋で女性ものを見つけました。
ピッチピチだったのでアクションシーンはちょっとやり辛い時もありましたが
“加納になりきりたかった”俺は変なこだわりとプライド(?)でこのピチピチ衣装でアクションをやりました。


漫画では加納のバイクはハーレーFLHですが
予算の都合でさすがにハーレーまでは用意できず
ヤマハXS250SPに“風防”を取り付けてとりあえずハーレーっぽくしたつもりです。


宮武は漫画ではジープに乗ってますが
この映画ではヤマハDT200Rに乗ってもらいました。もちろんゲタで!


悪役で登場するのはほとんどが大阪のアクションチームの後輩たち。
バイト先の友達や自主制作映画仲間もいます。
ヤクザっぽい衣装は大阪・日本橋の5階百貨店の近くにある古着屋で探しました。
みんな若い~!


外人マフィアたちです。



ストーリーについては次回書きますね。


ちらっと名場面を・・・

  「やっちまえ!」


         

            つづく・・・次回「ドーベルマン刑事」 ③ ストーリー紹介
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「ドーベルマン刑事」 ① ド外道が~!と叫ぶガキ

2010-07-21 19:48:22 | 自主制作映画
梅雨明けしてからめちゃめちゃ暑いですねー! 熱中症には気をつけましょう。

さて俺の制作した自主制作映画紹介、第一弾!


めちゃめちゃ暑苦しい作品ですが・・・「ドーベルマン刑事」です!


ドーベルマン刑事」(原作・武論尊、画・平松伸二)とは
1975年~1979年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた“漫画”です。
連載当時、小学校4~6年生だった俺は
この漫画「ドーベルマン刑事」が大好きだったのです。



70年代中頃“スーパーカーブーム”の真っ只中、
最初は「サーキットの狼」を読む目的でジャンプを読み始めたのですが
同時期に連載されていた「ドーベルマン刑事」の硬派でハードボイルドな
刑事アクション漫画の魅力にはまってしまったのです。
小学生が読むにしては少々過激な描写も多かったのですが
この漫画で少し“大人の世界”も勉強できました。

子供の頃の俺の人生に最も影響を与えたのはブルース・リーですが
実はこの「ドーベルマン刑事」の加納錠治の影響もかなり受けているのです。



小学生の時ですが・・
ケンカの時に「ド外道が~!」とか叫んだこともあります。
・・・さぶいというか・・イタいガキでした(笑)


俺が「ドーベルマン刑事」を自主制作で実写化する1990年までに
すでに「ドーベルマン刑事」は映画化やTV化されていましたが
どちらも原作とは大きく違い、
キャラクター設定からストーリーまで全くの別物だったのでがっかりしました。
(改めて観ると映画版もTV版も違った意味でけっこうおもろいですけどね。
 特にTV版は毎回バイクスタントが多く大好きです)

それなら自分の手で原作通りの「ドーベルマン刑事」を実写化してやろうと
自主制作に踏み切ったのです。

自分の大好きな加納錠治になりきって
バイクアクション、格闘アクションを撮りたかったのです。
完成させて身内だけで上映会してそれで終了。
まあ自己満ですわ。



完成後、平松伸二先生にビデオを送りました。
そのこともまた後日書きますね。

ちなみに1996年には竹内力さん主演で
Vシネ版「ドーベルマン刑事」も制作されましたが
これも原作とはまったくの別物でした・・・。

でもパチンコの「CRドーベルマン刑事」っちゅうのはようできてるなー!
原作のキャラ出まくってるし!
俺、パチンコって全くせえへんからわかんけど
こんなパチンコならやってみたい~



       つづく・・・次回「ドーベルマン刑事」② モミアゲとハートはげ
コメント (4)
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