ひさびさに「過去のバイク」シリーズです!
今回はヤマハXJ400スペシャルです。(1981年式)
俺が19歳~20歳の頃(1986~1987年)乗っていました。
XS250SPの時にも書いたけど、当時のバイクは、
過激なレーサーレプリカ全盛時代で
街中でTZR、NSR、ガンマ、CBR、VFR、GSX-Rなど
色とりどりのフルカウルバイクが走りまくっていた時代です。
でも俺は過激なレーサーレプリカにはあまり興味はなく、
当時のちょっと古めの(1980年前後)アメリカンバイクに興味を持っていたのです。
ヤマハのスペシャル、ホンダのGL、カワサキのLTDなんかが渋いな~っと思っていたのです。
中でもヤマハのスペシャルシリーズのデザインは一番美しくてカッコイイと思っていました。
XS250SPに乗っていた頃、
やはりパワーの無さにはフラストレーションを感じていました。
「アメリカンでもパワーのあるアメリカンに乗りたい!」
そこで400ccのアメリカンに乗ろうと決心したのです。(当時は中免しか持ってなかったのよん)
スポーツバイク、XJ400の
DOHC4気筒エンジンを積んだスーパースペシャル、XJ400スペシャル!
を中古で購入しました。
(当時のカタログ)
DOHC並列4気筒エンジンは「フォオーン!フォオオオオオーーーン!」と気持ちよく吹け上り、
重心を後ろに下げてクラッチをスパッっと繋げばフワッっとフロントが上がって加速します!
さすがスポーツアメリカン!
“若気の至り”でノーヘルで写真撮影してました! すみません!
フロントタイヤ19インチながらもけっこうコーナーリングも楽しかったです。
XS250SPだとコーナーですぐにマフラーをガリガリ擦って怖かったけど
このXJ400スペシャルはけっこうバンク角も深かったと思います。
ハンドルをノーマルのアップハンより低いハンドルに交換したくらいで
あとはノーマルで乗っていたのですが
このXJ400スペシャルというバイクは今見てもほんまに、美しい!カッコいい!
特にウインドフロー・ティアドロップタンク“風に飛ばされる涙”と名づけられたタンクから
“キング&クイーン”段付きシートのラインはめちゃセクシー!
クリフカットのマフラーも激シブ!
RZと共通のデザインのキャストホイールも大好き!
当時の400にしては車体は大きかったけど
シート高が低く足つきがいいのでチビで短足の俺でも取り回しは楽でした。
今までいろんなバイクに乗ってきましたが
このXJ400スペシャルの美しさ、カッコよさは俺が乗ってきたバイク史上一やと思います!
乗ってた期間は短かったけど
ツーリングの途中でガス欠になって何キロも押したり、
高速道路で48kmオーバーで捕まって、罰金5万円払ったことなどなど・・・いろんな思い出があります。
最後は
自主制作映画の撮影でクラッシュさせて有終の美を飾りました・・・
この頃、俺に乗られたバイクは結局最後は、自主映画で壊される運命だったのです・・・w