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脱臼スタントマン・最終回 ~脱臼からの脱出!~

2010-09-03 23:25:48 | 元スタントマン
    淀川でバタフライしても脱臼しないぜ! (2004年「淀川バク転キッド2」より)


9月に入って、ちょっとだけ夜が涼しくなったみたいですね。
でも昼間は相っ変わらずの猛暑~! 

俺、仕事中たぶん5ℓくらい水飲んでる、マジで。
でも家に帰って体重を量ると2キロくらい減ってるのよ。
でビール飲んで飯食ったら、またちゃんと体重戻ってるのね。
でも去年の夏よりは少し痩せたわ。

今年の夏は暑いから、痩せた人が多いんじゃないかな?

みなさまはどうですか?


さて脱臼のお話の続きです。

手術の正式名称は忘れてしまったけど
「右肩関節整復手術」とかやったと思います。

腋毛剃られて・・全身麻酔だったので何も覚えてませんが
手術後、麻酔が切れてからはけっこう激しい痛みやったと思います。



術後一週間で抜糸して(ホッチキスの芯のようなものプチプチと)
入院中から軽くリハビリが始まります。
最初はやっぱり肩が全然動かないのよ。
リハビリの先生にストレッチやマッサージしてもらったりアイシングしてもらったり・・

リハビリは最初はかなり痛くて辛かったけど
日に日に徐々にではあるけど肩の稼動範囲が広がっていき
痛みも少しづつマシになっていきます。

肩以外はビンビンに元気だったので病院の屋上で蹴りの練習なんかもしてました。



2週間程で退院して、2、3日に一回の割合で数週間、リハビリに通いました。
一ヶ月ほどは腕を三角巾やサポーターで固定してたと思います。

ゴムチューブを使ってインナーマッスルを鍛えたり
ダンベルを使って筋トレしたりして徐々に肩の柔軟性とパワーが戻ってきました。

手術してから半年後くらいにはバク転ができるまで回復しました♪

現在では手術してから9年の歳月が経ち、
その間、バク転はもちろん、飛び降り、バイクの転倒、格闘技、水泳などなど全力でやってきました。
スタントマンを引退した今でも週に2、3回は逆立ち歩行したりバク転したりしてますが

一回も脱臼していません! 

さすが「はずせるものならはずしてみぃ!」です。

でもやっぱりほんの少しだけ、肩の稼動範囲は狭くなってしまいました。

下の画像は手術から3年後の2004年に撮影した
俺の“スタントマン引退記念・自主映画「淀川バク転キッド2」のものですが

バク転をする時わずかに右腕が外に開いてしまいます。
(体が浮き上がったあまりいいバク転ではないですね。)



手術痕が俺の場合、7、8センチ残ってしまいましたが
「ランボーかケンシロウみたいでかっこええやん!」って思ってます(笑)




☆ 俺がこの手術を受けたのが9年も前なので、現在の治療法はもっと進化しているはずです。
  症状によっては内視鏡の手術で日帰り入院だけで済むみたいやし。


“脱臼癖”(反復性脱臼)に悩んでいるみなさま、

それぞれにいろいろな事情があるとは思いますが、関節整復手術を受けることをオススメします。


ちなみに昨年、近視のレーシック手術もしたのですが、
これもほんま素晴らしい手術で感動しております。
またいずれレーシックのことも書きますね。
コメント
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