こいけさんはいつもわたしに聞くの
「MTB乗らないんですか?」
わたしに会うと聞くの
「やまかじでないんですか?」
いつも聞くの
こいけさんがはじめてやまかじに参加したときに私がいたとも話していたの
そこでわたし考えてみたの
わたし何かこいけさんにしたんじゃないかって
はじめてのやまかじのときに
こいけさんの心からぬぐいきれないようなことを
それでその復讐のためにわたしをやまにつれこもうとしているんじゃないかって
きがつかない内に取り返しのつかないようなことをわたしはしてしまっているんじゃないかしら
だからこわくてますますMTBにのれなくなってます
山道を走っているとうしろからこいけさんが猛スピードで追いかけてきそうで
がけの上からラペリングしてきそうで
らーめんやのとなりにすわっていそうで
これをかいている今もきこえてきそうで
「まじすか~~~~~~~~~~~~」