早いもので、あのリクエストライブからもう2週間が経ってしまった…
今は正直この2部構成の特別企画という山場を無事終えてえてホット一息…といったところだ。
まあ、そうはいっても9月にTPN海外初の韓国でのライブやイグドラシルレコードのサポートを得て実現可能になった10月のワンコインライブやその他モロモロの段取り、打ち合わせ等で次の準備に向けてすでに忙しくしているのだけど(笑)
7/12の特別企画も実は去年の秋頃にはアイデアのタタキ台がでていて、それこそ準備段階を含め実現に向けて約半年近くの時間を費やし、段々と練り上げていったもので…
セットリストも決まりバンドとしては5月前後くらいからリハーサルに入ったのだが、一時は初期のリクエストセットの曲がバンド内でうまくまとまらず、空回り状態になることもしばしば…
それこそメンバーによっては演奏するだけで精一杯になってしまい、大事なメンバー自身も楽しむというところまでいけてない。
そして限られているリハの回数も徐々に減り、6月に入ってもまだ満足できるような演奏ができていない状況だったので、とにかくこのライブの重要性を各メンバーに改めてわかってもらおうとリハ後のミーティングで何回も話を重ねた。
まず、見に来るTPNマニアの人たちはそれこそ初期の頃から通い詰めてくれている人もいれば、初めての人もいるだろうし、このような特別なライブということで、わざわざ遠方からも足を運んでくれる人もいる。
第2部の現行でのセットに関してはバンドとしてはさほど問題はないが、初期のセットはただ演奏するだけでは駄目なんだという話を繰り返した。
初期の曲をライブ当日一回限りだけとはいえ、ただコピーしてやっつけるだけの演奏じゃなく、<新生パワーヌード…以下新生TPN>が存在してる意義をそういう部分にもキチンと目を向けて俺たち自身で確立していかなければならないんじゃないのかい?と各メンバーへ問いかけた。
そう、初期の曲をコピーしてただ演奏するだけならまだ容易なのかもしれないけど、
現在のTPNが初期の曲をやっても馴染みのファンの人にも違和感を感じさせないくらい、体に曲を馴染ませて欲しい、ということを告げた。
それは主にケイとジンに向けた言葉でもあった…
優に関しては俺がそういう言葉を書ける前からすでに彼自身で曲と向かい合ったペースで取り組んでいたので特に心配はいらなかったのだが…
まあ、当然それには理由があって、いつぞやのブログでも触れたが、作曲した自分でさえもTPN初期の曲をすっかりと言っていいほど忘れていて、改めて何度も聞きなおしてようやく当時の<感>らしきものを取り戻せたのだが、ケイとジンに関しては全くの新曲であり、現在のTPNの音楽性とは相当かけ離れたメタルが主体となっている曲で、手数の多いリフ、展開が多く構成が複雑な曲ばかりだったので、覚えにくいし、演奏面でも慣れていないし彼らはモノにするまで実際、相当苦労しただろう。
言葉で体になじませるというのはすぐ言えても、実際の演奏が体になじむようになるのには相当な時間や労力を個人の練習につぎ込まないとその成果はリハで現われてこないし、当然、本番ではそれ以上の成果を見込めやしないのだが…
ただ、努力を惜しまずに練習を重ねてくれたとしても、当人の努力はどうあれ、リハのときに結果として<良い演奏>という答えを出さなければ全く意味が無いので、当然、合格ラインに達していない演奏をする者がいれば俺は厳しい、ある意味率直な意見をガンガンぶつけたりもしなければいけなかった事も事実だった。
だけど、バンドのそういった裏事情とは関係なく、当日見に来てくれるファンの人達にはTPN初期の曲を楽しみに来てくれる人だって大勢いる訳で、そんな人たちを裏切るような演奏だけはしては駄目だ、と当日のライブにおけるバンドの最大の目標として掲げていた。
まあ、当日のライブにおいては、勿論、当時とは演奏しているメンバーが違うので、演奏等完璧に同じというわけにはいかないが、<新生TPN>が初期の曲の演奏をしても、<新生TPN>の持ち味をだしながらも、初期の曲を来てくれた皆に<自然に>楽しんで貰えたのでは?と思っているんだけどいかがだったろうか?
確かにそうだったぜ、と思ってもらえれば、この企画の大きな目標をクリアーしたという意味ではほぼ100点なんだけどね。
まあ、ライブを終えてからのミーティングでも、自分もそうだが各メンバー演奏面等含め色々と今後の課題として反省すべき点はあるのだが、今振り返ると、なにせ当日の2時間半に及ぶライブを…優は1部の途中で足をつりながら、ジンは酸欠になりながら、ケイはできるだけパフォーマンスしながら、俺は汗まみれで(…と言いつつも、優のMCでだいぶ楽させてもらったけどさ、笑)
でも、各メンバー本当に必死にそして出来る限り楽しんで、それぞれにリハを通してまたは、各自の練習を通して積み上げていった思いをその夜にがっつりとぶつけることが出来た<濃度100%のカーニバル>だったんじゃないかと思っています。
TPN初の2部構成による2時間半のステージ、間違いなくTPNの歴史において重要なポイントの一つとなる得るだろうな。
特にケイとジンは当初のリハにおいては初期の曲で不安な場面も多かったものの、
リハを重ねるごとに演奏もグングン良くなり、結果として見事本番を乗り切ったことで(勿論反省点を含めてだけど)今後のライブに向けての更なる自信につながってくれるんではないかな。
バンドとしてもこの大きな企画を経験したことで、もしかしたら薄皮一枚なのかもしれないけど、確かに<一皮向けた手応え>を得たのが自分にとっては大きな収穫だったな。
普段、ここまでバンドの裏事情を晒すことはあまり無いのだけど、バンドがこのリクエストライブに賭けてた意気込み、みたいなものがわずかながらも皆に伝えることが出来たらと思いちょっとしたドキュメント風にて書いてみました。
かなり長くなってしまったけど、読むの付き合ってくれてありがとう!
…真夏の祭りは早くも終わってしまったけど、今年のTPNは秋に向けてまだまだ色々なカーニバルが待っているぜってことで!
今は正直この2部構成の特別企画という山場を無事終えてえてホット一息…といったところだ。
まあ、そうはいっても9月にTPN海外初の韓国でのライブやイグドラシルレコードのサポートを得て実現可能になった10月のワンコインライブやその他モロモロの段取り、打ち合わせ等で次の準備に向けてすでに忙しくしているのだけど(笑)
7/12の特別企画も実は去年の秋頃にはアイデアのタタキ台がでていて、それこそ準備段階を含め実現に向けて約半年近くの時間を費やし、段々と練り上げていったもので…
セットリストも決まりバンドとしては5月前後くらいからリハーサルに入ったのだが、一時は初期のリクエストセットの曲がバンド内でうまくまとまらず、空回り状態になることもしばしば…
それこそメンバーによっては演奏するだけで精一杯になってしまい、大事なメンバー自身も楽しむというところまでいけてない。
そして限られているリハの回数も徐々に減り、6月に入ってもまだ満足できるような演奏ができていない状況だったので、とにかくこのライブの重要性を各メンバーに改めてわかってもらおうとリハ後のミーティングで何回も話を重ねた。
まず、見に来るTPNマニアの人たちはそれこそ初期の頃から通い詰めてくれている人もいれば、初めての人もいるだろうし、このような特別なライブということで、わざわざ遠方からも足を運んでくれる人もいる。
第2部の現行でのセットに関してはバンドとしてはさほど問題はないが、初期のセットはただ演奏するだけでは駄目なんだという話を繰り返した。
初期の曲をライブ当日一回限りだけとはいえ、ただコピーしてやっつけるだけの演奏じゃなく、<新生パワーヌード…以下新生TPN>が存在してる意義をそういう部分にもキチンと目を向けて俺たち自身で確立していかなければならないんじゃないのかい?と各メンバーへ問いかけた。
そう、初期の曲をコピーしてただ演奏するだけならまだ容易なのかもしれないけど、
現在のTPNが初期の曲をやっても馴染みのファンの人にも違和感を感じさせないくらい、体に曲を馴染ませて欲しい、ということを告げた。
それは主にケイとジンに向けた言葉でもあった…
優に関しては俺がそういう言葉を書ける前からすでに彼自身で曲と向かい合ったペースで取り組んでいたので特に心配はいらなかったのだが…
まあ、当然それには理由があって、いつぞやのブログでも触れたが、作曲した自分でさえもTPN初期の曲をすっかりと言っていいほど忘れていて、改めて何度も聞きなおしてようやく当時の<感>らしきものを取り戻せたのだが、ケイとジンに関しては全くの新曲であり、現在のTPNの音楽性とは相当かけ離れたメタルが主体となっている曲で、手数の多いリフ、展開が多く構成が複雑な曲ばかりだったので、覚えにくいし、演奏面でも慣れていないし彼らはモノにするまで実際、相当苦労しただろう。
言葉で体になじませるというのはすぐ言えても、実際の演奏が体になじむようになるのには相当な時間や労力を個人の練習につぎ込まないとその成果はリハで現われてこないし、当然、本番ではそれ以上の成果を見込めやしないのだが…
ただ、努力を惜しまずに練習を重ねてくれたとしても、当人の努力はどうあれ、リハのときに結果として<良い演奏>という答えを出さなければ全く意味が無いので、当然、合格ラインに達していない演奏をする者がいれば俺は厳しい、ある意味率直な意見をガンガンぶつけたりもしなければいけなかった事も事実だった。
だけど、バンドのそういった裏事情とは関係なく、当日見に来てくれるファンの人達にはTPN初期の曲を楽しみに来てくれる人だって大勢いる訳で、そんな人たちを裏切るような演奏だけはしては駄目だ、と当日のライブにおけるバンドの最大の目標として掲げていた。
まあ、当日のライブにおいては、勿論、当時とは演奏しているメンバーが違うので、演奏等完璧に同じというわけにはいかないが、<新生TPN>が初期の曲の演奏をしても、<新生TPN>の持ち味をだしながらも、初期の曲を来てくれた皆に<自然に>楽しんで貰えたのでは?と思っているんだけどいかがだったろうか?
確かにそうだったぜ、と思ってもらえれば、この企画の大きな目標をクリアーしたという意味ではほぼ100点なんだけどね。
まあ、ライブを終えてからのミーティングでも、自分もそうだが各メンバー演奏面等含め色々と今後の課題として反省すべき点はあるのだが、今振り返ると、なにせ当日の2時間半に及ぶライブを…優は1部の途中で足をつりながら、ジンは酸欠になりながら、ケイはできるだけパフォーマンスしながら、俺は汗まみれで(…と言いつつも、優のMCでだいぶ楽させてもらったけどさ、笑)
でも、各メンバー本当に必死にそして出来る限り楽しんで、それぞれにリハを通してまたは、各自の練習を通して積み上げていった思いをその夜にがっつりとぶつけることが出来た<濃度100%のカーニバル>だったんじゃないかと思っています。
TPN初の2部構成による2時間半のステージ、間違いなくTPNの歴史において重要なポイントの一つとなる得るだろうな。
特にケイとジンは当初のリハにおいては初期の曲で不安な場面も多かったものの、
リハを重ねるごとに演奏もグングン良くなり、結果として見事本番を乗り切ったことで(勿論反省点を含めてだけど)今後のライブに向けての更なる自信につながってくれるんではないかな。
バンドとしてもこの大きな企画を経験したことで、もしかしたら薄皮一枚なのかもしれないけど、確かに<一皮向けた手応え>を得たのが自分にとっては大きな収穫だったな。
普段、ここまでバンドの裏事情を晒すことはあまり無いのだけど、バンドがこのリクエストライブに賭けてた意気込み、みたいなものがわずかながらも皆に伝えることが出来たらと思いちょっとしたドキュメント風にて書いてみました。
かなり長くなってしまったけど、読むの付き合ってくれてありがとう!
…真夏の祭りは早くも終わってしまったけど、今年のTPNは秋に向けてまだまだ色々なカーニバルが待っているぜってことで!