写真日誌

気ままなフォトスケッチです。

緑の風景「ウエブフレーム」

2008年05月09日 | Weblog
緑の風景といっても樹木にあらず。
何度か大江戸線飯田橋駅(C3出口)で乗降の際、構内で目にしたアートなデザインに
目を奪われていました。全くユニークで乗り降りの乗客の目をおそらく
楽しませたり、不思議に思わせたり、していたに違いありません。
思い切って職員の方に質問して判ったことを紹介したいと思いました。





大江戸線・飯田橋駅コンコース。改札口。



改札口へ上がる長いエスカレーターです。

<都営交通インフォメーションセンター発行「ふれあいの窓」誌 No.157>の解説。

飯田橋駅は、ホームと改札口が離れているため、コンコース、階段、通路、ホームが
それぞれ変化に富んだデザインとなっています。
特に、階段とエスカレーターの上を網目状に走る緑の「ウエブフレーム」は、
地下に伸びる植物を思わせるユニークな造形。設計には、
空間や形をコンピュータプログラムで自動生成するという世界初の
手法が駆使されています。また、照明と天井の役割も担っており、透けた
フレームが駅構内を圧迫感なく見せるという工夫もされています。

ということで緑の構造物は「ウエブフレーム」というそうです。



これは地上に設置された地下駅の為の大きな換気塔です。よく見かける
煙突形式のような殺風景なものではありません。オブジェで取り囲んでいる為
換気塔には見えません。見事なパブリックアートの作品になっています。

市街地にこんなデザインの建造物があるとゆとりを感じますね。
デザイナーさんに拍手をお送りいたします。


   





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