やたろうの屈折劇場

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この人たちに尋ねたい

2008年04月18日 02時37分35秒 | やたろう時々毒をはく
違憲判決、原告ら「9条は生きている」(朝日新聞) - goo ニュース

この件とは直接は関係ないのですが、痛切に聞いてみたいと思うことがある。

憲法9条は国内法です。だから、違憲・合憲の判断をするのは最高裁。
当然です。

9条は日本が

中国や朝鮮を侵略し、アメリカなどと植民地を巡って

戦争し、多くの人命を犠牲にしたその反省から制定された、ということになって
います。

この人たちは、



現在進行形で進んでいる。

チベットにおける、

中国の侵略に対する独立闘争について、どのような意見を持っているのだろうか?

やはり、9条の精神を重んじて、中国の侵略行為について

激しい批判を浴びせ、中国にもチベットからの即時撤退を求めるのだろうか?

それとも、

日本の行為は侵略だが、中国の行為は国内問題

などと、矛盾した意見を述べるのだろうか?


憲法を学んだものなら誰でも知っている事だが

本来

憲法9条問題など、憲法上の論点ではなかった

それが、

誰の差し金かは知らないが(知っているが・・)

ことあるごとに裁判に訴え、司法に9条についての判断を執拗に求めてきた
勢力の活動のおかげで

司法試験受験者の頭痛の種が一つ増えることになった

9条は生きている、

とおっしゃるならば、同じ価値判断基準で、中国の行為に対しても
それはれっきとした侵略行為であり、すぐに止めなければならない
と執拗に発言していくべきであると思う。

そういう意味で、僕は

過去、侵略戦争を戦った国に生まれた者として

はっきり言いたい。

チベット問題は中国の内政問題

だという人たちは、

満州は日本の生命線

だと過去言った人たちと同じだと、思う。

日本人なら、もし先の大戦を反省しているのならば

なおさら、同じ侵略行為に心を痛め、止めさせる努力をするべきだと思う。

もし、そうできないのであれば、

ある意図をもって、9条をダシに使った

そう

単なる反日勢力による政治テロに過ぎない、しょぼい考え

と断ずることが出来ると思う。

9条の精神とは、そういうことだと思う。それが貫けるならば
それが理想というものだと思う。

ただし、理想とは、決して実現しないものだと思うが・・・。

僕はチベット問題は、中国の内政問題だという人は

信じてはいけない人たち

だと確信しています。

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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-04-18 05:39:44
 年間3万人の日本人の生命を10年連続で奪い続ける日本国政府と何も言わない愚民連中こそ、信用などできようはずが無い。
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論点がずれています (やたろう)
2008-04-18 12:35:08
今回の記事の論旨は、侵略戦争の定義が変わるのはおかしいというものでした。ですが、コメントはコメントです。わが国は言論・表現の自由が一応保障されていますので、コメントありがとうございますとだけ書かせていただきます。
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Unknown (無恥の弥太郎)
2008-04-24 14:11:42
はじめまして。
ところで、反日って何ですか?根拠は何ですか?
なんだか、いきなり何の根拠もなくそういう断定的な言葉を用いること自体、中国の中華思想の影響を深く受けているように感じてなりません。
また、憲法は国内法だとのことですが、条約よりも上に来るものなのでしょうか?
ある、著名で重鎮の憲法学者は、条約は憲法夜も上位法ではない、と断定していました。
ぜひ、貴殿の解釈と論理を、専門的でなくて結構ですから、ご提示願います。
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コメントありがとうございます (やたろう)
2008-04-24 22:29:26
無恥の弥太郎様。コメントありがとうございます。コメント欄が狭いので十分にご質問にお答えできるかどうか難しいですが頑張ります。
9条違憲論発生の歴史的経緯を調べてみますと、残念ながら自発的に日本国内から発生したものではなく、中国やソ連の共産主義勢力の政治工作の一環であったことがわかります。アメリカの反共政策の一環として再軍備(自衛隊)を日本が行ったとき、それを抑制するための工作として、親共産主義の知識人やマスコミ、学生を扇動して反米・再軍備反対の活動を起こしました(反安保闘争(学生運動))。9条解釈論はその過程で意図的に生み出されたものです(裁判に訴えるという形で)。残念ながら絶対的平和主義に基づいて生み出されたものではありません。このあたりにつきましては戦後の歴史を紐解いていただくとご理解いただけるかなと思います。根拠は何かと問われれば、戦後日本の歴史がそれといえると思います。条約・憲法の法効力の優劣に関しては、日本国憲法のテキストには大体載っているのですが、憲法優位説が判例・通説です。但し条約の違憲立法審査権には結論が出ていなかったと思います。このエントリーにどういう関連があるのかは判りませんがお答えしておきます。
そもそも、このエントリーの趣旨ですが、太平洋戦争で日本が中国に攻め込んで満州国を建国したのが侵略行為なのは間違いなく、侵略戦争がそういう定義ならば、チベットに対する毛沢東の軍事行動は明白な侵略行為なのに、9条護憲派の人たちは何故かそのことに言及しない、明白な侵略行為なのにそれが日本やアメリカのときは非難して、中国の時には国内問題っていうのはおかしいという論旨でした。またコメントよろしくお願いいたします
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