やたろうの屈折劇場

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オウム真理教死刑囚の死刑執行に寄せて

2018年07月06日 17時22分21秒 | やたろう時々毒をはく
死刑に犯罪抑止力があるのは、残念ながら通常犯罪を犯さない人間にだけ。

死刑に類する犯罪を犯す人間の頭の中を覗いたことはないが、以前当ブログで取り上げた子供を放置して
死なせた母親のように、セーブする理性のラインが低い人たちにはあまり抑止力が効かないようだ。

そうなると死刑の意味は贖罪、同害復讐(タリオ)がメインとなってくる。

現在永山基準で2人以上殺害すると死刑(最近崩れつつあるが)だと不公平になる。

ましてや、オウム真理教事件はすごい数の人が殺されている。

真実を究明できなくなるのはよくないことではあるが、死刑囚が自分の立場が不利になることを承知の上で
真実を明かすことはないだろうからこの議論にはあまり意味がないのかもしれない。

こういう事件が死刑廃止論を無力化する。

被害者の方本人にすれば、犯人を死刑にしても実際は何の償いにもならないのかもしれない。

だって被害者の方の命の方が「かけがえのない」ものだから。

死刑執行する方々は1日に7名も執行したら心理的負担が多いだろう。ご苦労様です。

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