やたろうの屈折劇場

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戦争法案って言っている人のジレンマ

2015年07月19日 23時06分44秒 | やたろう日報(でも不定期)
重要な対象について、中国だということには一切言及しない。

そりゃそうだ。

中国相手なら大抵の「日本人」は、法改正が必要と答えるから。

多分徴兵制にはならないと思う。

理由は単純で、現代の高度に専門化された軍隊にちょっと訓練したぐらいの兵員を突っ込んでも
邪魔で役に立たないから。

それでも戦地に子供を送りたくない人は、防衛費を増額して誘導兵器や無人兵器をどんどん開発するよう防衛省に働きかけよう。極限までキルレシオを上げるのだ。(究極の兵器が核兵器、ということになる)

そうすれば、自衛隊員や子供は死ななくて済むからとてもよい。(皮肉だとお分かりかと思うがコミュニストとは会話にならないのでいちおう付記)

ガトリングガンを開発したガトリングの理想は、無人兵器同士が戦って決着を付けて戦争で一人も死傷者が出ないことだったそうだ。

イスラエルのメルカバ戦車は性能を犠牲にしても生残性を高める仕様になっている。

国民が800万人足らずの国にとって、多数の死傷者を出すことは致命的だからだ。

アメリカは「正義」や「大義名分」に以上に拘る。世論が反戦になった場合、戦争の継続が極めて難しくなるからだ。

情報はすばやく拡散され、みなカメラを持ちSNSでつながっている現在の社会において、それらを無視して戦争することはとても難しいのだ。

民主国家の兵員は「その他大勢」ではなく個性を持つ。そのため、民主国家の軍隊の兵員の命は軍事的にも政治的にも極めて重い。

だから、兵員の命が軽い国家(共産主義国や独裁体制国家)と戦うのは骨が折れることになる。



歴史的に中国は200~300年のサイクルで

王朝創立→勢力拡大・外部膨張→内部腐敗・外患侵入→王朝滅亡・国家分裂

を繰り返していて、現在は明確に第2フェーズにある。(情報化社会の進展で、ひょっとするとかなり早い段階で第3フェーズに入るかもしれないが)

歴史的に話し合いが通用する相手ではない。そもそも、対等の関係を認めない。

残念ながら彼らには話し合いや憲法9条は無力だ。

こちらも力を示しつつギリギリの交渉を続けることが肝要である。

戦争も喧嘩も相手がいないと出来ないし、こちらが喧嘩を吹っ掛けるばかりではない。しかし、いきなり遠くの相手から喧嘩を吹っ掛けられることはないのは共通している。

誰だって戦争なんて嫌だよ。でも、現実に無茶苦茶な敵国がすぐそばにいる。

準備はぬかりなく行うべきで、それが無駄になるのが最良だ。

準備せずにやられ放題になって、「あのときああしていれば」というよりも何万倍もよい。

戦争が終わって70年 もう目を覚まそうや

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