ミッドナイトヴァージン Production Note

WEBノベル『ミッドナイトヴァージン』の本条靖竹のブログです。

32話あとがき

2009年09月19日 23時12分43秒 | Weblog
本編は実に10ヶ月半ぶり。
冬コミ本「アール・デコ」やツインゴースト連載を終えてからも、5ヶ月ぶりくらいの執筆になりました。

これまで中断は何度かありましたが、今回ほど長かったことはありませんね。体調はさほど問題ありませんが、忙しいのは変わりません。隔週ならなんとかやっていけるかな、という感じです。

FLASHでの効果音とか演出に手間取って一日以上かかったりして、これだけの執筆・演出・UP作業を以前は週刊でやってたんだなぁと半ば呆れました。すいでんげつもお疲れさまでした。彼は今は僕以上に忙しいようです。

32話は思いの外内容が濃かったと思います。水着回だからおまけ程度の話しかな?と皆さん思われたようで、驚かれたようで。各話の長さもどんどん増えていく傾向がありますね。これでも極力ムダなシーンを省きながらやってるつもりなんですけど。文章は思いが深ければ内容が濃くなるものだと思います。

それでも「簡潔・平易」な文章をいつもこころがけているんですよ。賞とかとってるような作家先生とは違いますからね。わかりやすくないと、読んでくれないっていう不安でいつもいっぱいなんです。

例えば「化物語」でアニメやってる西尾維新さんとかね、ああいう風に文体や言葉遊びで面白くするのって憧れるんですけど、どうも自分には合わないようです。

あ、アイマスの新作やってますよ。DSの方。ポリゴン表現力が足りないのはしょうがないけど、育成ゲームというよりストーリーに力入れていて、日高愛シナリオだけクリアしましたけど好感の持てる好きなシナリオでした。(男の娘の方は未プレイですw プレイするの怖いですね涼ちゃんシナリオは。)

女の子ユーザーを意識しているっていうのもあるんだろうけど、アイマスみたいな誰からも好かれる、くせのないシナリオって好きなんです。作家の個性みたいなのはないんですけど、職人芸ですね。ゲームの場合はそのほうが没入できますからね。

シナリオには2タイプあるのかな、と思っています。西尾さんみたいな作家の個性で読ませるシナリオと、比較的文体は無個性で、キャラクターを重視して、誰からも好かれるものを作ろうとするもの。今の自分は後者を意識しています。

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