☆ 森のクマさん徒然草 ~元 森の宿うわじまユースホステル管理人のひとりごと!

ひとりの人間として ふっと思いついたこと、感動したことを書いてみよう。

もう冬の話~冬の名物を売り出そう トロッコ列車冬季運行に合わせて

2013年07月30日 | Weblog
8月が目の前。連載したように、月始めからひさしぶりにまとまったお休みをいただき、京都大阪へ旅をしたこともあったからだと思うが、今月はものすごく早く過ぎた。暑さでくたばりそうになったが、どうにかこうにか、乗り切れそうだ。感謝感謝!

予土線の名物、トロッコ列車がリニューアルされる。JR九州の「カッコエエ車両」をデザインされている方の作品。それもすごいと思ったが、防寒対策などを施し、冬季の運行も検討中とか。JR北海道では、寒さ体験?のトロッコ列車も走っているくらいだし、際立った冬の名物も特に見当たらないこのエリアでは、うれしいニュースだ。トロッコ列車、ぽっぽ温泉、そして、ぜひとも「ぶりしゃぶ」をセットにして売り出してほしい。宇和島地域の養殖漁業の低迷は、ずっと前から言われているのだ。前勤務地の丹後半島では、ぶりしゃぶを出す料理旅館があった。さっと湯にくぐらすことで、適度に油を落とし、量も食べられる。このあたりは柑橘の種類も多いので、それらの果汁で、さまざまな味のポン酢を作って、それとともにいただく。いかがですか?ぶりのタタキもおすすめ!素人のやり方としては、ぶりのブロックをフライパンであぶる感じで、焼き目をつけるといいですよ!

クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その⑦ ~最終回

2013年07月27日 | Weblog
京都には海もある。山もある。古都のイメージが強いが、南北に細長く、北から丹後・丹波・山城の国と続く。今回は、丹波の国、美山町にあるユースホステルで、関係者の集まりがあった。山陰本線の普通列車にとことこ揺られ、和知(わち)という駅で降りる。ここから13km内陸(東へ)にユースはあるが、さらにそこから東へ車で30分ほどのところに、茅葺集落で有名な「北」地区がある。たくさんの茅葺集落の入口には、赤いアクセント「丸型ポスト」があって、郵便局のポスターにもなったことで知られている。


実はユースホステルも茅葺民家の移築である。しかし、宿舎として営業するには、消防法の規制があって、建物の内部は「今風」で、オール電化住宅なのだ。ここの名物は「地鶏のすきやき」で、割り下で煮込み、地元の卵でいただく。むわ~~~と暑い京都市内とは異なり、日が落ちてからの涼風は極楽!7月初め、ユース前の田んぼではヘイケボタルが乱舞!







旅も終わり。もう一度京都に戻り、京都駅東側に2軒並ぶラーメン屋さんのうちの1軒におじゃま。ここも数年ぶりだが、気のせいか、前回より醤油が濃いように感じた。



JRの跨線橋を渡っている時、偶然にも、札幌行きの「トワイライトexp」が動き出したところだった。(右上の建物が京都駅の駅舎)



帰路は、大阪から夜行バスで再び今治へ、3~4ケ寺お参りして宇和島へ戻る予定を組んでいる。その前に、弘法大師のお寺「東寺」へ寄ってみよう。ここも数年ぶり。前回気づかなかったが、亀の「絵馬」??「絵亀」があった。境内の池では、獲物を獲る「カモ」の姿。京都駅構内には、ちょうど祇園祭の時期だったので、山鉾のミニチュアが展示されていた。







梅田午後6時。紀伊国屋書店の前は、待ち合わせポイント。この光景は学生の頃から何十年たっても変わらない。今はみんな携帯を持っているから、すれ違いなど、ありえないことだが、昔は場所をちゃんと決めて、そこから絶対動かないということが鉄則だった。大阪はヒトヒトヒト… よくもまあこんなに人がいるものだ。





今治行きのバスは3分の1ほどしか埋まっていない。西条あたりで、豪雨・雷で目が覚める。「今治に着く頃には雨が上がり、予定通り「ミニお遍路」ができる」、とイメージをめぐらす。すると、全くそのとおりになった。感謝。激しい雨は降らず、3ケ寺を午前中でお参り。しかも、最初のお寺で、自転車のお接待を受けた。納経所の方と雑談の中で「駅前のレンタサイクルが8時半にならないと開かない」と言うと、「じゃあこの自転車を使ってください」と。ありがたい話で、実にスムーズに回ることができた。お経をあげている間に、なぜか雨脚が強くなる。終わると、さ~と止むのだ。ありがたい。





ひさしぶりに「旅らしい旅」をした。嬉しかった。それにしても、関西圏のJRの駅のジュース自販機に、ポンジュースが入っているのにはびっくりした。(完)


クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その⑥

2013年07月20日 | Weblog
実に14年ぶりだろうか。私の大好きなラーメン屋さん「ラーメン日本一」(堀川通りと北山通りの北西角を、北へ20m)に寄ってみた。ここには「ド根性ラーメン」という大盛り麺があって、それを40分以内で3杯完食すると「生涯当店での飲食無料」という、太っ腹な賞がもらえるのだが、私には到底無理で、ただ、スープが自分の好みに合っており、チャーシューもおいしく、マスターがとても感じのよい方だったので、昔よく食べに行った。



最初に「ひさしぶりに来ました」と告げると、代代わりするしたマスターは、喜んでくれたが、「味が変わっているかもしれませんね」と、ぽつり。ド根性ラーメンをちびりちびりやっている間、どうも不安だった様子。40分くらいかかって1杯をいただき(スープは全部飲めなかった)、ご馳走様を言うと、待っていたかのように「いかがでしたか?」と問うてくる。「昔と変わっていませんよ」と言うと、一気に表情がほころんだ。自分も訪ねてよかったと思った。同じ味をキープするというのは至難の業である。ありがとうございます。今度来るときは「ど根性」ではなく、通常のサイズにしよう。年齢相応に。。。

(続く to be continued)

クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その⑤

2013年07月19日 | Weblog
京都で神社仏閣以外の見どころは、と尋ねられたら、「錦市場」を勧める。四条通の1本上の東西の筋。そんなに長くないが、両側に主に食料品店が軒を連ねる。ただ、市場と言うと安いようなイメージがあるが、ここに関しては決して安くないし、「負けてんか~」などと言える雰囲気ではない。この辺は大阪とは違うのだ。また、食に対する関心がない方にはつまらないかもしれない。

いわゆる「京野菜」と言われるもの、そして、「おばんざい」と言われる「お惣菜」などを売るお店、漬物屋なんかは、やっぱりおもしろいのではないかと思う。外国人ツーリストも、興味津々でお店を覗いている。「京の台所」と言われ、あまり手に入らないものもある。真昼間で、人も歩いていなかったが、夕方なんかは、ラッシュアワーの電車並の人であふれる。







ついでに、これが「餃子の王将」の1号店(四条大宮北西の角を20mほど進む)。ほとんど以前の場所だが、正確には移動している。私のソウルフードは、ここの餃子。



(続く to be continued)

クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その④

2013年07月16日 | Weblog
新梅田シティの「空中庭園」は、時間が早くて入れず、見上げた写真を撮っただけになる。次回のお楽しみ。JR大阪駅のコンコースでは、昨年だったか大問題になった、「白い恋人」をもじった「面白い恋人」がショウウィンドウに入れてあるのを発見!まあダジャレだけど、ちょっとやりすぎだったかも。こちらは「ゴーフル」だった。



大阪に別れを告げ、環状線、京阪と乗り継ぎ、伏見へ。



実は、以前当宿にお泊りいただいた京都在住の方から、こんな情報が寄せられていたのだ。「私の職場近くの居酒屋?さんに、じゃこ天って書いてある。しかも「四国の形」をした木製ボードに。」ほんまかいな、と、今回確かめに行く。降りたのは丹波橋。ここから10分ほど北へ向かって歩くと。。お~ありました!ランチタイムもあるが、またまたこちらも時間が早すぎてパス。ここのマスターが宇和島人なのか、次回こそ確かめよう!



京阪は墨染から四条へ。丹波橋、墨染、伏見。このあたりは、京都と言えども、雰囲気が全く違う。めっちゃ庶民的な雰囲気なので、個人的には大好きな場所である。河原町や新京極などの繁華街ほどではないが、商店街に活気がある。



やって参りました祇園石段下。時は7月1日。暑い日。ちょうど祇園祭の飾り付けも始まっていた。これを書いているのが16日の夜。今晩は「宵山」で、明日はまつりのハイライト「山鉾巡行」の日だ。









南座、四条大橋から鴨川(納涼の床)、修学旅行生ウロウロ。

(to be continued 続く)

クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その③

2013年07月13日 | Weblog
オレンジフェリーは、貴重な存在となってしまった。松山観光港発着の関西方面便は全て廃止となり、このオレンジも、最近昼間便を廃止、かろうじて東予~大阪南港の夜行便を運航しているだけだ。JAFの割引なるものを、初めて使った。2等運賃が500円引きで、4950円。梅田~今治の夜行バスが5000円。似たようなものだが、船は足を伸ばして横になれるのがいい。


南港は、多分7年ぶりだろうか。雨ばっかりの四国を抜けると、ギラギラ太陽の大阪。やっぱり違うぞ!今日は実家に泊まる予定なので、久しぶりに、大阪、京都を「徘徊」してみる。地下鉄中央線は、近鉄が乗り入れている。たまたま乗ったのが近鉄の車。Look!吊り広告は全部同じ!最初、崩した文字が、なんて書いてあるのか理解できなかった。

「せんぐら旅博」???

しばらく考えて、やっとピンと来た。「遷宮博」せんぐうはくだ。「う」が「ら」に見えたのだった。お伊勢さんは、20年に一度社殿を建て替える。今年はその年。ところが、偶然にも今年は、出雲大社も60年に一度の遷宮になるらしく、日本の代表的な神社が両方遷宮で、旅行業界は大騒ぎだそうだ。地元もすごい力の入れよう。



最近、梅田に新しいビル街ができたとか。ラッシュアワーの「新梅田シティ」に寄ってみる。ビル街の中の田んぼ、森、水路。近頃の流行か。無理やりはめ込んだ風景であることは否定できないが、それでも、わずかばかりのスペースにほっとするのだ。





(続く to be continued)

クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その② 

2013年07月10日 | Weblog
今治と言えば「バリィーさん」。ゆるキャラ人気投票で、くまモンが辞退して、1位になってからと言うもの、(少なくとも愛媛では)バリィーさんだらけ!UFOキャッチャーの中身は、くまモンとバリィーさん人形でいっぱいのやつもある。東予港行きの連絡バスの乗り場のひとつ、今治桟橋の前にあるお土産屋さんで、「バリィーさんのフン」というい名前のおつまみが売っていた。奈良公園に「鹿のフン」というお菓子があったのを思い出す。



夜はアーケード街も、桟橋前の土産物店以外は、ほとんど閉まっている。どこも同じやなあ。寂しい商店街の中で、バリィーさんの自販機がひときわ目立つ。ちょっと横にそれたところに、フシギな名前の接骨院が。なんて読むのだろう?「しかくまる」「はこまる」?立ち止まって看板を見ながら考えていたら、不審者に間違われたようだ。(いや、普通に歩いていてもアヤシイのに)



ちょうど今治も、宇和島と同じくらいの時期に「土曜夜市」をやっているようだ。写真は「オバケ屋敷」。入場料は東日本大震災のカンパになるらしい。



(to be continued)

クマさんの旅日記~4年ぶりに関西へ その①

2013年07月08日 | Weblog
私は都会生まれである。なので、列車やバスに乗ると、ウキウキするのだ。地方で生まれ育った人は、生まれてからずっとマイカーと言う場合も多いようだが。この旅でも、まあいっぱいバスや地下鉄やJRに乗ったワイ。。

実はユースホステル関係者の集まりが京都府内で開催されるで、それに合わせ、帰省・墓参、そして四国おへんろなどを組み合わせ、ひさしぶりにちょっと長めの4泊5日を頂戴した。旅といっても、私の場合、旅そのものが仕事でもある。いろんなものを見聞して、仕事に生かすわけだ。

宇和島から松山までバスに乗る。いつものように、安くて快適。だが、隣に座った60代後半と思われる女性が、次回の参議院選挙では、なんとかと言う人をお願いします、などと車中で選挙運動をされたのにはマイッタ。バスの中では逃げようがないのだ。松山市駅で降りる。ここには、宇和島にはない、いわゆる「金券ショップ」が2軒あり、赴任以来ずっとお世話になっている。その日も、JRと「せとうちバス」の、ばら売り回数券を買う。そして、今治行きのバスに乗り換える。実は、行き帰り、違う乗り物に乗ってみたいというのがあり、今回は、行きはオレンジフェリー、帰りは夜行バスに。オレンジフェリーには、松山からも東予港行きのバスが出ているが、あえて今治からの連絡バスにする。その理由は。。。

松山からのバスは、奥道後温泉から山道をくねくね、玉川町を経て今治市街へと向かう。外は雨が降ったり止んだり。ベテランと思われる運転手さんは、センターラインを割りながらも、スピードを緩めることなく、ビュンビュン飛ばして行く。途中、カブと軽自動車が事故を起こしていて、カブの男性が救急車で運ばれるところだった。怖い道だ。車酔いなど滅多にしないのに、酔ってしまった。市街地に近づき、道が直線になって来る。ほっとした。無事今治駅前で降りる。そのころは雨も止み、日が差している。おお、なんとラッキー!

外を歩いている人が、みんな空を見ている。携帯で写真を撮っている人もいる。何事かと思って上を向くと、なんと!!! 巨大な虹!しかも二重の!! もうびっくり。今までこんなでっかい虹を見たことがない。しかも二重!「今治が私を歓迎してくれている!」勝手に思う。



そう、どうして今治に。なんのことはない、今、B級ご当地グルメで売出し中の「焼豚たまご飯」を、ちゃんとした今治のお店で食べてみたい、ということだ。からあげが付いたセットメニューで、ごはん大盛にしてもらう。いやまあ、またびっくり。通常は卵が2つで目玉焼きになっているが、大盛りを頼むと、「三つ目焼」で出て来たのだ。小学生高学年くらいの子供を2人連れてきたお父さんが、席に着くなり子供に向かって「たまご飯にするか?」と尋ねた。おお、やっぱり今治ではポピュラーなご当地メニューなんやね~。豚肉のとろとろはおいしかったが、タレはかなり甘めだった。これが愛媛の味付けなんやろうなあ。


(続く to be continued)